myph

[15684]瑕疵担保責任保険の引継ぎについて

質問者:ドーリー / 最新の回答・ご意見者:栃木 渡 / 回答・ご意見数:3件
カテゴリ:契約・法規のトラブル / 2019年04月10日 09:43

よろしくお願い致します。
先日、長年探して、やっと理想の中古物件に出会いました。築1年未満の築浅物件で、とても気に入り申し込みしました。築浅という事もあり、新築住宅に付いている瑕疵担保責任保険を引き継げるものと考えておりましたが、なんと住宅メーカーが引き継ぎを拒否しているとの連絡を受けました。売主さんも含め、双方の不動産会社もビックリしているところです。しかし、住宅メーカーの承認が貰えないと、引き継ぐことは不可能だと聞き、とてもショックを受けています。築浅物件の為、それなりの値段を支払って購入する予定ですので、保険が無いのはとても心配です。何か良い手段は無いでしょうか?アドバイス、よろしくお願い致します。

これまでの回答・ご意見数3

アドバイザーからの回答

アドバイザー  相談者
myph

栃木 渡

一級建築士事務所 株式会社 北工房 代表取締役
2019年04月10日 16:12

所在地:北海道札幌市中央区北1条西15丁目1-3 大通ハイム409
URL:http://www.kitakobo.com/
PR:住宅設計に関わって30年が経…

>双方の不動産会社もビックリしている

申し訳ありませんが、これは不動産事業者さん(正確には担当者)が「知らなかった」だけでしょう。

尚「長期優良住宅」の認定については、持ち主が替わっても、引き継ぐことが法的義務になっていますので、その点、確認してみてくださいね。
(元々、認定を取得してなければ、当然、引き継ぐものはありません)


私は中古の瑕疵保険の方がいいように思います

加入時、最低限の「加入できるかどうか?」のチェックがありますし(とはいっても、生命保険で言えば採尿、採血と同じ程度の)、更に、いわゆる「ホームインスペクション」を行えば、もう少しください詳しく「現在の」劣化具合が把握できます。

よって、そもそも「健全な住宅」かどうかのチェックが出来ます

また、中古の瑕疵保険は途中から延長も可能になりましたので、新築時のを引き継ぐより保証期間が長くなる可能性があります(引き受け保険会社によって異なります)。

住宅の保険、保証は、新築・中古に関わらず、生命保険の三大疾病特約みたいなもので、極めて限定的にしか適用されません。

まずは、「そもそも健康な住宅か?」をチェックされてみては如何ですか?
築浅であっても、色々な状態の物件を見てきましたので・・・私はそう思います。

※アドバイザー以外の一般ユーザーからのご意見

一般ユーザー  相談者
myph

現場監督A

所在地:東京都
2019年04月10日 10:06

URL:
家づくりの想い:現場監督歴20年。アフターも…

瑕疵担保責任保険というのは元請会社さんが保証をするのが第一条件となっていて、その保証を保険会社さんが補償してくれます。
また、瑕疵担保責任保険は持ち主が変われば免責されますので保証を引き継ぐことは元請会社さんにとっては義務ではありませんしサービスの一環という位置付けになるかと思います。
言い方を変えれば、元請会社さんにとっては注文住宅を建設したお施主様がその家を売却する場合、無条件で法的に義務付けられた保証(リスク)を回避できるチャンスとも言えます。なので、あり得ない話ではありません。

ここからは弁護士さんレベルの話ですが、民法上、隠れた瑕疵において買主は売主に賠償を求めることができるとなっているので、何かあった場合に売買ルートを遡って責任が建築した会社に変える可能性もあります。(厳密なところは弁護士さんに聞いてみてください)なので、継続を行う会社もあるでしょう。
保険の継続がない場合、不動産会社さんの方でノウハウがあるんだと思いますが、リフォーム用の瑕疵保険などが使えないのでしょうか。
myph

ドーリー

所在地:山梨県
2019年04月10日 13:51

ご回答ありがとうございます。
やはり名義変更が無理な場合は、最長5年の中古物件用の瑕疵保険を付けて貰えるようにお願いするしかないようです。とにかく、再度交渉して頂いているので、何とか交渉に応じて頂けるように祈るしかありません。


myph

現場監督A

所在地:東京都
2019年04月10日 14:59

URL:
家づくりの想い:現場監督歴20年。アフターも…

業者より交渉をするのではなく、できれば売主ご本人が直接新築した会社に「お願い」してみるのが一番効果的かと思います。建設会社としては継続してもほぼメリットはなくデメリットしかないと言っても過言ではないと思いますが、売主は建設会社にとってはお客様でありそのお客様がこのことが原因で売却できないとなれば顧客満足も下がります。売主さんから直接依頼があってもダメなら固くそういう方針なのだと思います。