築31年の2階建木造賃貸アパート、1階に居住して10年目になります。
しばらく前から、玄関から洗面所にかけて下水臭が気になるようになりました。(キッチン部分の見取り図を添付いたします。キッチンと洗面所の間に引き戸があります。)

早速管理会社に連絡したところ出入りの業者さんが来てくれ、洗面台の下と台所のシンク下の排水管接続部(よく「防臭キャップをここにつけてください」と指摘される箇所です)に補修テープを巻いてくれました。
また、自分でも洗面台と流しのトラップ部分を洗浄剤などで掃除しました。

しかし下水臭は改善せず、数日後に再度管理会社に連絡したところ「業者さんは可能な作業は全てやったと主張しており、これ以上は自腹でお願いします」と言われました。その際管理会社の社長が臭気の確認のため家を訪れたのですが、下水臭はしていないと否定もされ、不信感が募りました。(業者さんは下水臭があることは肯定しておられました。)

しかしその後2日ほどしてから業者さんが突如来訪、「洗面所の封水切れですね」とのことで屋外の排水溝の蓋を開けていかれました。(おそらく内圧の調整のため？)(2階からの吸い込みの水音は頻繁にしているので、内圧に問題はありそうです)
また、キッチンに床下収納があり収納袋をどけると床下へ入れるのですが、そこを覗いて臭気がないか確認していかれました。(床下はなんともなかったようです)。

洗面所の封水切れという指摘を受けて、洗面所にゴム栓をして水をため、オーバーフロー穴を一時的にビニールテープでふさいでみたところ、洗面所の下水臭は激減したもののキッチン側の下水臭がどうしてもなくなりません。キッチンの換気は行っています。(締め切って換気扇を回すのではなく、外から風が通るようにしても下水臭が消えない)
洗面台下はSトラップになっていますが、そこからは臭いは感じられません。水漏れ等はないので管の破損もないはずだと業者さんは言っていました。

業者さんの方はどうやらこの件で大家さんから出張費などが貰えていないようで、直近の来訪と作業は費用外でやってくれた可能性があります。(これまでの10年間は、何かしら修繕依頼をした際には大家さんが費用を持ってくれるか、合意の上こちらもちで修繕を行う等しており、今回のように修繕してほしい事柄が大家さんに放置されたままという状態になったのは初めてです。)

煩雑な説明になり恐縮ですが、前述の通り管理会社との間に感情的な齟齬がある状態の中、肝心の下水臭が解決せず、本来大家さん側に修繕義務のある事柄に思えるのですが業者さんに直接費用の話をするべきなのかどうか、しかも業者さんが示唆してくれた原因以外のところに根本的な問題がありそうでもあり、いくつかの点で困っています。下水臭の原因として考えられること、またこうしてこじれている場合の修繕手続きに関するアドバイスなどありましたらお教えいただければと思います。