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[16114]ルーフバルコニー掃き出し窓サッシ周辺からの階下天井への雨漏りについて

質問者:ゆに / 最新の回答・ご意見者:現場監督A / 回答・ご意見数:2件
カテゴリ:工事ミス・トラブル / 2019年06月18日 21:12

上がFRP防水のバルコニーになっている1階和室の雨漏りが解決しません。雨漏りするのは暴風雨の時だけです。
雨漏り位置は、バルコニー掃き出し窓サッシの両端部分の直下1階天井の2箇所です。


8か月ほど前、シャッターボックスの上部から散水調査したら再現したので、壁を剥がしてサッシ周りとエアコン配管貫通部周りの二次防水と一時防水をやり直したのですが、先日の暴風雨でまた雨漏りしました。


サッシの下枠とFRP防水層との境目から吹き込んでいるのでは?と、調査と工事をした業者に聞いてみたところ、下からかけたらどんな家でも雨は入る、と。


サッシは後付けで、添付した写真のように、ビスで止まっておらず、サッシつばとFRP立ち上がりの取り合いに薄い紙を入れると数cm入る状態です。シーリングされておらず、見えないですがFRPの巻き込みも甘いのか?大量の雨で跳ね返りがあると、そこから入水しているのでは…と考えてしまうのですが、業者は前述のように、そこは全く考えていません。ネット検索をすると、サッシ下端は雨漏り多発場所だと書いてあるのに…?


工事は、再度、シャッターボックス上と横の壁とエアコン配管貫通部周りを剥がして2次防水をやり直すとのことです。どこかにまだ不具合があるはずだからと。でも、前回もきちんと工事をやったはずで、(そもそも、最初の工事の時も、とくにここが原因という箇所は見当たらず。小さなわからない穴とかもあると…)。
全く同じことをして直るのか?と不安で仕方ありません。


今回の散水調査にて、上部から散水して、出たのは確かです。でも、出たり出なかったりします。なので、工事が終わって散水確認して出なかったとしても、これで直ったとは思えないです。散水の水量や角度の問題…?そもそも、台風の雨漏りは散水調査ではわからないという意見も聞きました。確かに、普通の雨では漏れないので。


まとめると、以下のどちらかになるのでしょうか。
●8か月前の工事により、壁の塗装もやったばかりなので、壁のクラックからの浸入は考えられないので、サッシ(シャッターボックス)またはエアコン配管貫通部の取り合いから浸入し、さらに、2次防水の不具合箇所がある。(前回の工事では処理しなかったところに不具合がある?)
●ベランダ防水層とサッシ下枠の取り合いから浸入して中に入ってしまっている。


掃き出し窓サッシの左右の直下の2箇所から雨漏りしていて、1箇所の方は未工事です。当初はもう1箇所の方から梁を伝ってきているとのことでしたが、今回、両側に原因があることとのことで両側とも工事をすることになりました。(エアコン貫通部がある側は再工事、逆側は初工事です。そもそも、最初の調査の時にこちらの危険性についてももっと検討すべきだったと思うのですが)。


暴風雨の際、未工事の方から雨漏りしたので、後日、90分散水調査しましたが現象再現せず、工事済の方にかけたら30分ほどで雨漏りしました。タイムラグで、梁から伝ってきたのが漏れたのかも、と言われましたが、後日の再調査では、未工事の方で雨漏り再現して、工事済の方は雨漏りせずでした。もう何が何だかわかりません。


まとまりのない文章で大変申し訳ありませんが、詳しい方のご意見をお聞かせいただきたいです。どうぞよろしくお願いいたします。

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ゆに

所在地:東京都
2019年06月18日 21:13

※サッシ枠下には、妙なシーリング?の跡があります。
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これまでの回答・ご意見数2

アドバイザーからの回答

アドバイザー  相談者

※アドバイザー以外の一般ユーザーからのご意見

一般ユーザー  相談者
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取締られ役平社員

所在地:北海道
2019年06月19日 09:23

URL:
家づくりの想い:

結論的なもので無くて、申し訳ありませんが、

まず、下ばかりを見ないことだと思います。
水は、上から下へ「流れ落ちてきます。」
以前、天井の雨漏りの相談があり、いろいろ当たった結果、さらに上の階の屋上防水、さらに壁と、雨漏の直上の屋上防水との取り合い部分に水みちを発見したことがあります。
上階の窓の横を落ちた水が下階のサッシの上枠に落ちて溜まっていた事例もありました。
最上部から順に、上から順番に探ってみる視点も必要です。

次に、水は必ずしも上から下とは限りません。
風の影響が主ですが、下から吹き上げる ということは、ままあります。それは、必ず同じ道筋を通るとは限りません。文字通り「風まかせ」になるわけです。
今回の相談のように、床と壁の取り合い部分などは、てきめんに下から上に水が吹き上がります。
下側からの水を防ぐ対策が必要となるわけです。
同じように、一時的にせよ、表面的にしろ、その周辺の水位が上がることで、堰を超えるように水が浸入することもあります。
実際の水位では無く、防水表面をある程度の厚さで水が覆っている状態や風などにより角に水が吹き溜まった状態も、起こりえます。

写真を見ると、サッシ下側が壁の中に飲み込まれていません。
下面のつばの周辺にシーリングが見えません、(つばの裏側にあれば、別ですが)
この裏側、サッシ下側の納めが不明ですが、これらの原因で水が侵入する可能性は否定できません。
自分が水になったと言う気持ちになって、上から下へ見て回る。
同じく、風に吹かれた気持ちで、要所で上を見上げてみる。
そんな感じで探ってみてください。健闘を祈ります。
myph

現場監督A

所在地:東京都
2019年06月19日 19:19

URL:
家づくりの想い:現場監督歴20年。アフターも…

まず雨漏りの原因を突き止めるために散水調査を行う場合、ぼくは下の方から先に水をかける方が良いと思います。雨漏りが出てきている高さ(1階天井の高さ)よりも上で2階のサッシ下端の部分をかけてみて出なければそのまま少しづつ上に水をかけてみるようにします。そうしないとかけた水は下に流れていくのでどこかわからなくなてしまいます。

それから「下からかけたらどんな家でも雨は入る」という認識はちょっと違うのかなと思います。サッシ下端に水をかけても雨が入らないように施工するべきです。FRP防水をした後にサッシを取り付けているということですが、その際にFRP防水とサッシの接着面には捨てコーキングを入れるのが望ましいです。下端のつば部分にビスや釘を打っていないのは正解です。防水に穴を開けないためです。内側に転びどめでビスを打つ部分があるので捨てコーキングさえ打っていれば下端から雨が入ることはまずありません。その捨てコーキングが烏啼開ければ打つためにはサッシを外さないといけませんので、苦肉の策ですがFRP防水をもう一度施工するのが良いかと。その際下端つばにのせたFRPは剥がれやすいので適切に末端処理します。

それからこれは推測が入りますが、外壁仕上げがモルタル吹き付けとなっていますが、該当サッシの両側たて枠のつばの上に防水テープを施工しているかと思います。が、下の方は写真で拝見するとコーキング処理をした後があります。サッシ取付後にコーキングをある程度高めに施工したのt、防水テープを上からかぶせていれが良いのですが、かぶさっていなかったり逆の施工手順になっていたりするとそこから染み込んでいくと思います。通気層がなければそれはより起こりやすいです。これを直すには外壁を剥がす必要があります。

文章の中から思い当たることを書いてみましたのでご参考にしてみてください。