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[16558]基礎断熱にあたるのでしょうか?

質問者:ずん / 最新の回答・ご意見者:T.Kumagai / 回答・ご意見数:3件
カテゴリ:工事ミス・トラブル / 2019年09月20日 10:44

この度リノベーションして、長期優良住宅の認定も受けた家なのですが、
基礎断熱と暖房設備について不審な点があり施工会社と協議中です。
今の状態ですが
施工会社の提案で、掃き出し窓のすぐ下に埋め込み式のパネルヒーターを設置しました。埋込部分の蓋(網状)の部分からカビ臭がしたため蓋をあけ確認してみたところ、窓下の基礎壁が見えていて、パネルヒーターの下に土が見えており、床下とリビングが網一枚で繋がってることが判明しました。
私が思っていた埋込パネルヒーターは、ボックスのようなものにパネルヒーターが囲まれていて、蓋部分が網でリビングと繋がっているという状態と思っていました。
そもそも、土というものはカビを含んでいますし、床下のカビを孕んだ空気がリビングに浮遊するなんて有り得ない欠陥だと考えています。
その旨、施工会社に伝えたところ
○空気を対流させて暖かい空気をリビングに送り込むためにパネルヒーターを囲うことはしていない。囲ってしまうと空気の対流がなくなってしまう。
との説明を受けましたが、
カビ臭のする床下直リビングは容認できない、そのような施工になることは聞いていないし、その程度しかできないなら『できる』と言わないで欲しかったと主張すると、
今度は
○断熱材のスタイロフォームでパネルヒーターを箱状に囲う工事を追加する、それで一冬過ごしてダメなら埋込は諦めて閉じてしまい、室内にパネルヒーターを設置する、という妥協案を提示されてます。
そもそも囲むことで対流が無くなってしまうと言っていたのに、次の段階では囲うことを提示され、矛盾を指摘すると、
○少しは空気があるから暖気は上がってくるのでそれで試してみてほしい
と言われました。

ここで質問ですが
1.この会社はリノベーションで基礎断熱を謳っていますが、基礎断熱は基礎の外側に断熱材を補充するのみで、床下の断熱はしておらず防湿シートをひいただけで、土がすぐ見えている状態。このような状態は基礎断熱と言うのでしょうか?
2.もともとリノベーション前、床下の状態は悪くなかったので1.の対応をしたと言ってましたが、リノベーション後は基礎には通気口なし、床下に土があるということは床下はカビや湿気の温床になりませんか?
3.床埋め込暖房の仕様として、床下とリビングが直で繋がってるのは普通の事ですか?
4.埋込のパネルは、リビングではなく床下を温めてしまい暖房代が余計にかかるのではないでしょうか?
5.間取り上、埋込パネルヒーターの方が好都合なため採用したので、できれば部屋にパネルヒーターを追加したくないので、ほかに何か良い方法があればお教えください。

色々調べて間取りなど考えてやっとできた家なのに、
信用してた設備面でこのようなことがあり、不信感が消えません。
ご教示下さい。

これまでの回答・ご意見数3

アドバイザーからの回答

アドバイザー  相談者

※アドバイザー以外の一般ユーザーからのご意見

一般ユーザー  相談者
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emu

所在地:東京都
2019年09月20日 11:40

URL:
家づくりの想い:

妥協案については、断熱材の箱を少し広く作って、床ガラリを設けて室内との空気の循環を図れば良いかと思います。
床ガラリとはこういった物です。
https://www.joto.com/product/2-5/60

以下は素人の感想ですが、しかしそうやって床下に空気の流れが無い状況となると良い床下環境とは言えないと思います。機械換気するか、床断熱にして以前のように換気口で自然換気するのが理想かと思います(基礎断熱ではなくなりますが)。
土の上に土間コンクリートを流し込むのもシロアリ被害に遭いそうで好ましくないように思います。
あとは、業者さんが考えるように床下との室内空気の循環を許容するかですが、仰るように嫌だというお気持ちは理解できます。
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jpken

所在地:新潟県
2019年09月20日 19:30

URL:
家づくりの想い:

1:基礎断熱と言えるかと言えば,基礎断熱にも各種ありますが,言えるというのが正解です。
2:基礎断熱は基礎部分で気密を取りますので,通気口は付けません。しかし,土のままというのは私は見たことがありませんでした。基本的には防湿シートを施工した上から,コンクリートを流し込んだベタ基礎にするのが普通かと思います。それでもカビや湿気の問題は基礎断熱の宿命みたいなところはあります。特に,建設当初はベタ基礎のコンクリートの湿気やアルカリ臭が問題になることがあります。
3:基礎断熱で床下に暖房設備を設置する場合はこれが普通です。
4:その通りです。これが基礎断熱の宿命でもあります。これは地下の状態に大きく左右されます。地下に水脈が通っていたりすると地球を暖めることになります。つまりキリがありません。地下が岩盤ですと,年々地下が熱を蓄えて,暖房費も低減していくことはあるようです。また温泉地域ですと,地熱で暖かくなることもあります。従って,基礎断熱は地熱の温度に左右されます。
5:ずん様は基礎断熱の本質的な問題を懸念されていますので,根本的な解決策は思い付きませんでした。ずん様は物事の本質を良く理解されているとお見受けしましたが,なぜ基礎断熱を採用されたのか不思議に思いました。
スペース的に可能かどうかは分かりませんが,土間の上に防湿シートを隙間無く施工して,その上にコンクリートを流し込んで,本格的なベタ基礎にすれば2の点に付いては改善を期待できますが,4がどうなるかは,地下の状態によりますので,やってみないと分かりません。
あと,もしかして,基礎の外側に発泡系樹脂系断熱材を貼り付けた基礎断熱ですと,シロアリの被害の懸念が残ります。
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T.Kumagai

所在地:静岡県
2019年09月21日 09:35

URL:
家づくりの想い:

床埋め込みパネルヒーターがどのような製品を使っているかわかりませんので想像になります。

そもそも、パネルヒーターの設置・施工方法がメーカーが指定する形と違うのではないでしょうか。
施工会社が設置したタイプはペリメーター用パネルヒーターではないかと思われます。
このタイプは窓のコールドドラフトを防止し、結露等を防ぐ役割があります。
このタイプは製品によりますが埋め込む形で設置するものは床下からの対流を必要としない製品が多くあります。


土間に関して、防湿シートが敷かれているなら土間コンクリートでなくても構いません。
防湿シートはシート単体か、保護用に乾燥砂か砂利を敷き詰めます。
カビ臭もするとのことで、床下の計画換気もとれているのでしょうか。
案外、この辺が甘いような気もします。

工務店の対応として、パネルヒーターの選定・設置方法が適切かどうかを確認することが先です。
メーカーの指定する設置方法以外では十分に効果を発揮できません。


>1.この会社はリノベーションで基礎断熱を謳っていますが、基礎断熱は基礎の外側に断熱材を補充するのみで、床下の断熱はしておらず防湿シートをひいただけで、土がすぐ見えている状態。このような状態は基礎断熱と言うのでしょうか?

基礎断熱を採用する場合、床下の断熱は不要です。床下も室内と同じ扱いになります。
基礎断熱は大きく2種類に分かれていて、「基礎外断熱」と「基礎内断熱」です。
既存の基礎が布基礎と思われますので、既存に張り付ける形の基礎外断熱を採用されたと思います。
断熱材の厚みと気密が取れて入れば断熱工法として成立します。


>2.もともとリノベーション前、床下の状態は悪くなかったので1.の対応をしたと言ってましたが、リノベーション後は基礎には通気口なし、床下に土があるということは床下はカビや湿気の温床になりませんか?

認定の基準では、基礎断熱を採用する場合には床下は部屋と同じ扱いになりますので計画換気を行うことになっています。
また、土間に関しては防湿コンクリートor防湿シートのどちらかを採用すればよいことになっています。

質問全体を見ると、おそらく防湿シートの下に土が見えているのではないでしょうか。
上記を前提に考えると、カビ臭がする原因として換気不足か防湿シートの施工不良が考えられます。
・重ねシロが取れていない
・重なっていてもスキマが開いている
・基礎・束回りの処理が甘い
・シートに穴が開いている
などがが考えられます。


>3.床埋め込暖房の仕様として、床下とリビングが直で繋がってるのは普通の事ですか?

これは製品によります。
私の知る限り、埋め込み式ペリメーター用パネルヒーターであれば床下に設置しますが床下からの空気の取り入れは必要ありません。


>4.埋込のパネルは、リビングではなく床下を温めてしまい暖房代が余計にかかるのではないでしょうか?

基礎断熱を採用している場合、床下の空間も居室とおなじように考えます。
床下に断熱材が入っていないので、床下も温めておかないと床が冷たいということになります。


>5.間取り上、埋込パネルヒーターの方が好都合なため採用したので、できれば部屋にパネルヒーターを追加したくないので、ほかに何か良い方法があればお教えください。

現状のパネルヒーターがどういう目的・役割で使われているのかを知りたいところです。
パネルヒーターを部屋の暖房として採用するのであれば床埋め込み式は不適切です。
エアコンで部屋を暖めるぐらいしか方法を思いつきません。


パネルヒーターの製品が気になります。
差し支えなければ製品名、型番を教えてください。