myph

[16793]擁壁及び基礎のヒビ

質問者:mrkwshnp / 最新の回答・ご意見者:mrkwshnp / 回答・ご意見数:1件
カテゴリ:その他 / 2019年11月10日 14:56

建築会社で分譲している土地に、現在住宅を新築中の者です。気になる点が2点ほどあって相談しました。

?土地の筆界2辺に擁壁(高さ0.6〜0.9m、場所打ちのL型擁壁で造成時に施工し1年程度経過)があるのですが、最近何箇所かに縦の貫通クラックを確認しました(写真1枚目、2枚目。同じようなクラックが5箇所程度あります)。クラック幅は最大で0.6mm程度です。施工監理をお願いしている担当者にクラック発生の原因と補修方法を相談したのですが、原因についてははっきりとした回答は無く、補修についてはエポキシ樹脂による注入(注射器のようなもので注入)で行う旨の回答がありました。延長50mの擁壁で目地が1箇所も無いことから、乾燥収縮によるクラックかとも思うのですが、なにぶん擁壁と建物基礎との離隔が0.4m程度しか無く、原因がはっきりしないまま工事を進めていくことに不安を感じています。そこで、クラック発生の原因と補修方法の妥当性についてアドバイスいただければと思います。
?本日現場を確認した際に、ドア枠下の基礎立ち上がり部にクラックを確認しました(写真3枚目)。ドア枠設置のためにカッターを入れたようで、カットした部分から縦にクラックが走っています。すでにエポキシか何かで補修されていました。まだ施工監理の担当者には何も言っていませんが、このようなクラックの発生は普通にあることで、補修についても常識の範囲内でしょうか?経年によりこの箇所から問題が発生することはありますでしょうか?アドバイスをお願いします。

画像 »



これまでの回答・ご意見数1

アドバイザーからの回答

アドバイザー  相談者
myph

栃木 渡

一級建築士事務所 株式会社 北工房 代表取締役
2019年11月12日 15:55

所在地:北海道札幌市中央区北1条西15丁目1-3 大通ハイム409
URL:http://www.kitakobo.com/
PR:住宅設計に関わって30年が経…

お話を伺う限り、あまりいいお話が出来ません。

まず擁壁ですが、擁壁に向かって見て右か左に、クラックを中心としてどちらかに地盤沈下している可能性を感じます。ボーリングデーターがあれば、それを添えて、どなたか地盤、構造に詳しい方に現場を確認して貰った方がいいかもしれません。

クラックの補修方法に関して、短期的にはエポキシでもいいと思いますが、前記の推測が正しければ、遠からず、また開いてくるのではないかと思います。
ある日、突然、擁壁がガラガラ壊れるような事は無いと思いますが、住宅に関して地盤改良など行っていないとなると、長期的に不同沈下の不安があります。

お住まいの方のクラックに関しては、頂いた情報だけでは判断つきません。
myph

mrkwshnp

所在地:宮城県
2019年11月12日 22:19

アドバイスありがとうございます。

擁壁のクラックについて
残念ながら、ボーリングまでは行っておりませんが、サウンディング試験の結果では地表面から概ね1.5mの深さで換算N値20以上の礫層が出ているので、地盤改良の適用にはなりませんでした。礫層に到達するまでのN値は一桁台(6から9)で、建物基礎の底盤はこの層になります。
地盤に詳しい方に相談するとしたら、サウンディング試験を担当した調査会社に相談することなるかと思います。
上物の工事はどんどん進んでいきますが、原因がある程度はっきりするまで工事をストップした方がいいのでしょうか?

基礎のクラックについて
監理担当の方に確認したところ、当初ヘアクラックであったものが、ドア枠設置に前後して広がったものとの説明でした。補修はしていないとのことで、充填跡と勘違いしたのは水シミだったようです。この件については施工業者から対応方針を提案するとのことで、現在回答待ちです。

※アドバイザー以外の一般ユーザーからのご意見

一般ユーザー  相談者