[16814]融雪機による水蒸気が外壁通気層に入り込んで結露
質問者:よっちゃん23 / 最新の回答・ご意見者:取締られ役平社員 / 回答・ご意見数:6件
カテゴリ:設備や内装一般 / 2019年11月16日 16:19
築23年の一戸建て住宅です。一部の外壁が冬期にのみ、結露によると思われる塗装はく離に10年以上悩まれてきました。きちんと通気層工法が施工されているはずです。(タイガーボード→グラスウール→防水シート(→スタイロフォーム?)→通気層→窯業系サイディング)。なのになぜ結露が?しかし昨年、妻の思いつきでついに原因がわかりました。外壁から30cm位のところに融雪機(モンスター)があり、これをかなり活用しています。建ぺい率60%容積率40%ギリギリまで大きくしていて、車庫や物置もあり雪の置き場がないのです。
融雪機による大量の水蒸気が通気層に入り込み、内部で結露しているという結論です。またデザインのため1階と2階の境界にトタンで幕板を張ってあるとか、風向きも冬は壁に向かって吹いているとか、悪条件も重なっています。対応策は使うときのみ通気層を塞げばいいのですがどのようにすれば良いのか迷っています。外壁の塗装業者さんは「コンパネをかぶせればいい」とのことでしたが、常時置くなら見栄えが悪いのはまだしも、除雪等のの邪魔になるし、風で飛ばないように固定する必要があります。通気層にスポンジでも挟んでおけば良いかもしれませんが、これも常時してしまうと通気層を塞いでしまい、悪影響が心配です。融雪機を使うときのみという簡単に設置できるものでもありません。どうしようか迷いながらついに冬になってしまいました。何か良い案はないのでしょうか。
融雪機による大量の水蒸気が通気層に入り込み、内部で結露しているという結論です。またデザインのため1階と2階の境界にトタンで幕板を張ってあるとか、風向きも冬は壁に向かって吹いているとか、悪条件も重なっています。対応策は使うときのみ通気層を塞げばいいのですがどのようにすれば良いのか迷っています。外壁の塗装業者さんは「コンパネをかぶせればいい」とのことでしたが、常時置くなら見栄えが悪いのはまだしも、除雪等のの邪魔になるし、風で飛ばないように固定する必要があります。通気層にスポンジでも挟んでおけば良いかもしれませんが、これも常時してしまうと通気層を塞いでしまい、悪影響が心配です。融雪機を使うときのみという簡単に設置できるものでもありません。どうしようか迷いながらついに冬になってしまいました。何か良い案はないのでしょうか。
よっちゃん23
所在地:北海道
2019年11月20日 23:13
jpken様、取締られ役平社員様ご回答ありがとうございます。
jpken様のご回答から説明が不足しているのかと思い、説明図を作りました。塗装の下地処理が問題とのことですが、塗装業者さんは非常に腕が良く、丁寧な仕事をされるとのことで紹介されたところなのです。同じような結露の跡のような劣化箇所はほかにも若干あったのですが、こちらの処理(大工さんによる工作を含め)によりピタリとおさまりました。そしてここだけがどうしても残ってしまいました。屋内については24時間換気システムを導入してあり、内部からの結露とはなかなか考えにくいのです。
とはいえ、西側のこの部分が一番トラブルが起きやすいところと聞きましたの
で、当初は裏側には台所があり、どこかから水蒸気が漏れているのではと、
本格的に壁をはがして原因追及も考え、結露の相談に乗ってもらった塗装屋
さんを通して、リフォーム業者に見積もりをしてみました。しかし高額な費用
がかかり、保険の対象にもならず、躊躇していました。20年の懸案事項の解決にはそれしかなく諦めが必要なのかと思っていました。
そんな時、妻の思いがけない「アイディア」を聞かされ目から鱗というか、
そうかそれしかないと思ったわけです。そのような事例はあるはずと、融雪
機のメンテナンス業者に聞いてみましたが、「そんなことは聞いたことが
ない。融雪機に責任はない。」と、意外にもけんもほろろな対応。最近は
融雪機を積極的に使う家庭が減っているように思います。我が家のように
頻繁に使用するところは滅多になく、事例がが少ないのでは。「これは
普通のリフォームとかの業者に相談しても無理かな」と思い、こちらへの
ご相談となった訳です。
そこで、取締られ役平社員様のご指摘、通気層ではなく表面に結露して
塗装を引き剥がすとのこと、確かにそのほうが合点がいきます。融雪時は大量の水蒸気が表面に付着するような状態が30分程度続いたりしますので、塗装面で弾いて防ぎきれないのですね。
しかし、だとすると、追加の写真の様に幕板の下側サイディング板1枚分が
集中的にはく離していたり、その隣のコーキング部分に沿って下方に垂れ下
がるようにも、はく離しているという状態、これはどうしてなのか。すごく不思議です・・・。
それにしても困りました、最初の写真は今年の再塗装後であり、最初の
投稿の直前です。まだ融雪機は使っていないのにもう既に数カ所小さくはく離しています。追加の写真は昨年の補修前の状態です。これでも、その1年前
に塗装したばかりです。現状で劣化を防ぐには毎年のように補修が必要かと。果たして1回の対策で永久に防ぐ方法はないのでしょうか。
jpken様のご回答から説明が不足しているのかと思い、説明図を作りました。塗装の下地処理が問題とのことですが、塗装業者さんは非常に腕が良く、丁寧な仕事をされるとのことで紹介されたところなのです。同じような結露の跡のような劣化箇所はほかにも若干あったのですが、こちらの処理(大工さんによる工作を含め)によりピタリとおさまりました。そしてここだけがどうしても残ってしまいました。屋内については24時間換気システムを導入してあり、内部からの結露とはなかなか考えにくいのです。
とはいえ、西側のこの部分が一番トラブルが起きやすいところと聞きましたの
で、当初は裏側には台所があり、どこかから水蒸気が漏れているのではと、
本格的に壁をはがして原因追及も考え、結露の相談に乗ってもらった塗装屋
さんを通して、リフォーム業者に見積もりをしてみました。しかし高額な費用
がかかり、保険の対象にもならず、躊躇していました。20年の懸案事項の解決にはそれしかなく諦めが必要なのかと思っていました。
そんな時、妻の思いがけない「アイディア」を聞かされ目から鱗というか、
そうかそれしかないと思ったわけです。そのような事例はあるはずと、融雪
機のメンテナンス業者に聞いてみましたが、「そんなことは聞いたことが
ない。融雪機に責任はない。」と、意外にもけんもほろろな対応。最近は
融雪機を積極的に使う家庭が減っているように思います。我が家のように
頻繁に使用するところは滅多になく、事例がが少ないのでは。「これは
普通のリフォームとかの業者に相談しても無理かな」と思い、こちらへの
ご相談となった訳です。
そこで、取締られ役平社員様のご指摘、通気層ではなく表面に結露して
塗装を引き剥がすとのこと、確かにそのほうが合点がいきます。融雪時は大量の水蒸気が表面に付着するような状態が30分程度続いたりしますので、塗装面で弾いて防ぎきれないのですね。
しかし、だとすると、追加の写真の様に幕板の下側サイディング板1枚分が
集中的にはく離していたり、その隣のコーキング部分に沿って下方に垂れ下
がるようにも、はく離しているという状態、これはどうしてなのか。すごく不思議です・・・。
それにしても困りました、最初の写真は今年の再塗装後であり、最初の
投稿の直前です。まだ融雪機は使っていないのにもう既に数カ所小さくはく離しています。追加の写真は昨年の補修前の状態です。これでも、その1年前
に塗装したばかりです。現状で劣化を防ぐには毎年のように補修が必要かと。果たして1回の対策で永久に防ぐ方法はないのでしょうか。
よっちゃん23
所在地:北海道
2019年11月24日 23:45
jpken様、取締られ役平社員様、ありがとうございます。
すべての謎が解けたと思います。約20年振りに。ネットの威力をまざまざと見てしまった気がします。最初からこちらに相談すればすれば良かったのに、ですね。
いろいろと幕板がネックですよね。単なるデザインだけのためにこんなものをつけてしまったのを後悔しています。当時大手の住宅メーカーでこのようなのがあって、アクセントに良いかなと。我が家の建設会社は高度な技術があったはずです(それに惚れ込んで決めました)。消費税増税前、プチバブルで盛り返そうとしていた、そんな時期で建て主の言いなりで、危ないなと思いつつ施工してしまった。そんな感じかと。
多分、幕板の部分にも通気層の通気口(上下に)はあったはずです。
というのも、建てて5?6年くらいの時こんな事件があったのです。幕板の通気口からと思われる部分から雨水が浸入し、引き違い窓の枠から室内に染みこんで来ました。よって通気口をコーキングで塞いでしまったのです。その面だけに行ったのか、ひょっとすると他も塞いだのか覚えていません・・・。
建築会社は倒産し、リフォームについても会社が倒産とか廃業とか、どうも気に入らないとか、長期間にわたって住宅の状況を把握してもらった業者は現在の塗装の会社だけ。ここだけは長い付き合いで信用できます。しかし家全体のリフォームの会社が必要と思うのですが、これについてはなかなかこれだというのを見つけられないでいます。
jpken様、塗料のご提案ありがとうございます。今度塗装屋さんに聞いてみます。忙しい方なので、今シーズン前には無理かと思いますが。
これは私の作った図で融雪機の蓋の部分のことだと思います。蓋を開けると図のような角度になり、内側に管があり水蒸気が音を立てるかのように吹き出します。
取締られ役平社員様、わかりやすい解説ありがとうございます。すみずみまで謎が解けました(笑)。20年そんなに深くは考えていませんでしたが、今になって全部わかるとは。ブルーシート等で囲いとか覆いを作るのですね。朝の忙しい時間帯なのでさっと準備ができてさっとしまえるもの・・・。自分で作る自信がないのですが、なんとかしてみます。
妻は「もう融雪機やめちゃえば?ロードヒーティングにする!」などと、解決の立役者なので、お金も無いのに調子の良いことを言ってます。
ご近所で、ほぼ同時期に取り付けた融雪機がほとんど使われなくなっているのをよく見かけます。灯油代の上昇のためですよね。使用している数が少ないので、我が家のような事例も出てこない。ロードヒーティングまでしたいとは思わないけれど、融雪機使い続けたいたいんですがね。
すべての謎が解けたと思います。約20年振りに。ネットの威力をまざまざと見てしまった気がします。最初からこちらに相談すればすれば良かったのに、ですね。
いろいろと幕板がネックですよね。単なるデザインだけのためにこんなものをつけてしまったのを後悔しています。当時大手の住宅メーカーでこのようなのがあって、アクセントに良いかなと。我が家の建設会社は高度な技術があったはずです(それに惚れ込んで決めました)。消費税増税前、プチバブルで盛り返そうとしていた、そんな時期で建て主の言いなりで、危ないなと思いつつ施工してしまった。そんな感じかと。
多分、幕板の部分にも通気層の通気口(上下に)はあったはずです。
というのも、建てて5?6年くらいの時こんな事件があったのです。幕板の通気口からと思われる部分から雨水が浸入し、引き違い窓の枠から室内に染みこんで来ました。よって通気口をコーキングで塞いでしまったのです。その面だけに行ったのか、ひょっとすると他も塞いだのか覚えていません・・・。
建築会社は倒産し、リフォームについても会社が倒産とか廃業とか、どうも気に入らないとか、長期間にわたって住宅の状況を把握してもらった業者は現在の塗装の会社だけ。ここだけは長い付き合いで信用できます。しかし家全体のリフォームの会社が必要と思うのですが、これについてはなかなかこれだというのを見つけられないでいます。
jpken様、塗料のご提案ありがとうございます。今度塗装屋さんに聞いてみます。忙しい方なので、今シーズン前には無理かと思いますが。
>水蒸気が壁に触れないように大工さんがくの字型の加工をされた・・・
これは私の作った図で融雪機の蓋の部分のことだと思います。蓋を開けると図のような角度になり、内側に管があり水蒸気が音を立てるかのように吹き出します。
取締られ役平社員様、わかりやすい解説ありがとうございます。すみずみまで謎が解けました(笑)。20年そんなに深くは考えていませんでしたが、今になって全部わかるとは。ブルーシート等で囲いとか覆いを作るのですね。朝の忙しい時間帯なのでさっと準備ができてさっとしまえるもの・・・。自分で作る自信がないのですが、なんとかしてみます。
妻は「もう融雪機やめちゃえば?ロードヒーティングにする!」などと、解決の立役者なので、お金も無いのに調子の良いことを言ってます。
ご近所で、ほぼ同時期に取り付けた融雪機がほとんど使われなくなっているのをよく見かけます。灯油代の上昇のためですよね。使用している数が少ないので、我が家のような事例も出てこない。ロードヒーティングまでしたいとは思わないけれど、融雪機使い続けたいたいんですがね。
これまでの回答・ご意見数6件
アドバイザーからの回答
アドバイザー 相談者※アドバイザー以外の一般ユーザーからのご意見
一般ユーザー 相談者jpken
所在地:新潟県
2019年11月16日 23:21
URL:
家づくりの想い:
お尋ねの文面を読んでみましたが,通気層と結露と塗装剥離の関係が良く理解できませんでした。
通期層の結露云々は壁の内側の話ですよね。
塗装の剥がれ云々は壁の外側の話ですよね。
それがどのように関係するのかが良く分かりませんでした。
特別に吸水性の高い外壁材を使用されているということでしょうか。
もしも,そうであるならば,凍害の懸念の方が大きいように思いました。
築23年ということですと,そもそも外壁の改修工事が必要な時期かと思いました。
あと,窯業系サイディングは品質がピンからキリまでありまして,10年もしないうちに凍害でボロボロになるものもあれば,数十年何とも無い物もあります。
私の理解が至りませんが,通期層内の結露の問題というよりは,窯業系サイディング自体の問題である可能性を疑いました。
もっとも,写真で見る限りでは,年数の割りにはとてもきれいな状態であるように見えましたので,サイディングの問題というよりは,もしかすると,再塗装する際の下地処理の方に問題があるのかもしれませんね。
下地処理が不適切ですと,塗装は短期間に剥がれてくるものです。
吸水性の高いサイディングで結露による凍害があれば,サイディング自体がボロボロと薄く割れて剥がれていきます。
通期層の結露云々は壁の内側の話ですよね。
塗装の剥がれ云々は壁の外側の話ですよね。
それがどのように関係するのかが良く分かりませんでした。
特別に吸水性の高い外壁材を使用されているということでしょうか。
もしも,そうであるならば,凍害の懸念の方が大きいように思いました。
築23年ということですと,そもそも外壁の改修工事が必要な時期かと思いました。
あと,窯業系サイディングは品質がピンからキリまでありまして,10年もしないうちに凍害でボロボロになるものもあれば,数十年何とも無い物もあります。
私の理解が至りませんが,通期層内の結露の問題というよりは,窯業系サイディング自体の問題である可能性を疑いました。
もっとも,写真で見る限りでは,年数の割りにはとてもきれいな状態であるように見えましたので,サイディングの問題というよりは,もしかすると,再塗装する際の下地処理の方に問題があるのかもしれませんね。
下地処理が不適切ですと,塗装は短期間に剥がれてくるものです。
吸水性の高いサイディングで結露による凍害があれば,サイディング自体がボロボロと薄く割れて剥がれていきます。
取締られ役平社員
所在地:北海道
2019年11月18日 16:07
URL:
家づくりの想い:
>(タイガーボード→グラスウール→防水シート(→スタイロフォーム?)→通気層→窯業系サイディング)。
タイガーボード ? 防湿フィルム(ポリフィルム) ? グラスウール - 通気防水シート ? 通気層 - 外壁 ですね。ご確認ください。括弧書きのスタイロフォームは、文字通り括弧書きで良いと思います。
>なのになぜ結露が?
どこに結露するのですか?
>融雪機による大量の水蒸気が通気層に入り込み、内部で結露しているという結論です
この結論を導いた方はどなた?あるいは、それを断定したのはどなた?
(推論は奥様として、その結論に「お墨付き」を与えたのは誰?)
私の経験から・・・
まず、外壁材裏に大量の水蒸気が入り込んだ。として、
その結果としての「外壁材の塗装剥離」が起きた。と考えると、
実は「窯業系サイディング」は、表より裏面、切断した面、木口面が極端に弱いものです。
もし、言われるとおりの条件であれば、表面の「塗装剥離」の段階では、裏からの劣化、風化が著しいと思われます。文字通り「ぼそぼそ」「ボロボロ」でしょうね。
現状の写真を見る限り、塗装の剥離を再塗装したのでしょう、きれいだと思います。
板材の劣化、風化の痕跡を見ることが出来ません。
塗装時にこれらをパテ処理して施工したにしても、著しい板材の痛みを補修で直したとはとても見えません。
通気層内に云々・・・は、それほどの大きなことではないと、私は思うのですが?
で、私の考えですが、
水蒸気が高温多湿の状態で、外壁表面を覆っている。
それが、サイディング表面で温度が下がり、結露、結氷に至る。
結氷したものは、外壁材の塗装を引き剥がす、あるいは、傷つけることになります。
経年で、目立つ範囲での塗装の剥離の状態に至る。ということで考えました。
jpken
所在地:新潟県
2019年11月21日 15:11
URL:
家づくりの想い:
詳しい図面と写真を載せて頂いたので,様子が見えてきました。
融雪機から水蒸気が上がり,それが壁で結露してというのは確かにその可能性が高いように思います。
それで,水蒸気が壁に触れないように大工さんがくの字型の加工をされたということでしょうか。
原因としては,結露による水滴その物というよりは,外壁に与える温度変化の問題かと思いました。
つまり,暖かい水蒸気で外壁が一時的に暖められて,また結露が生じると大きな潜熱を外壁に与えますので,これも外壁を暖める要因となります。
その後,寒風にさらされて外壁が急激に冷やされる・・・・
ということを繰り返すと,塗装膜に大きなダメージを与えることになるでしょう。
それは,外壁と塗装膜との熱膨張率が異なるからです。
結露の水分自体については,外壁は元々雨風にさらされるものなので,影響は少ないはずです。
そういうことであれば,対策としては,塗料メーカーが温度変化に強い,熱膨張率の小さい塗料を開発していますので,それで塗り替えてもらうと良いように思います。
検索するとその種の塗料がヒットしますし,信頼の於ける塗装屋さんなら,情報をお持ちだと思います。
公共施設や橋梁などで,この種の塗料が活躍しているようです。
融雪機から水蒸気が上がり,それが壁で結露してというのは確かにその可能性が高いように思います。
それで,水蒸気が壁に触れないように大工さんがくの字型の加工をされたということでしょうか。
原因としては,結露による水滴その物というよりは,外壁に与える温度変化の問題かと思いました。
つまり,暖かい水蒸気で外壁が一時的に暖められて,また結露が生じると大きな潜熱を外壁に与えますので,これも外壁を暖める要因となります。
その後,寒風にさらされて外壁が急激に冷やされる・・・・
ということを繰り返すと,塗装膜に大きなダメージを与えることになるでしょう。
それは,外壁と塗装膜との熱膨張率が異なるからです。
結露の水分自体については,外壁は元々雨風にさらされるものなので,影響は少ないはずです。
そういうことであれば,対策としては,塗料メーカーが温度変化に強い,熱膨張率の小さい塗料を開発していますので,それで塗り替えてもらうと良いように思います。
検索するとその種の塗料がヒットしますし,信頼の於ける塗装屋さんなら,情報をお持ちだと思います。
公共施設や橋梁などで,この種の塗料が活躍しているようです。
取締られ役平社員
所在地:北海道
2019年11月21日 16:13
URL:
家づくりの想い:
説明図を信じられるものとして、問題点、確認をお願いする点、等々あるのですが、
まず、第一
グラスウールの室内側、タイガーボード(石膏ボード)との間には、「気密層」ポリフィルム、ビニールシート等が無ければいけません。重要なポイントです。
外壁面にあるコンセントなどのカバーをはずすと、見えるかもしれません。
ご確認を願います。
二つ目に幕板は、図で見ると通気をそこで止めていることになります。
これが本当に止まっている。と、問題があります。
施工した業者などにご確認を願います。
まず、室内側の「気密層」が無い場合は、今回のように湿気が多い空気の場合は
室内結露の元です。
室内の同じような部分の石膏ボードに問題が無いようであれば、おそらく、気密層は問題無くあるものと考えても良いのですが。
幕板の件ですが、
まず、通気を止めていると仮定すると、そもそも、通気層の役目が無いことになりますが、
通気層の中、幕板の下面で結露が発生します。これは、通気層内部に流入したものだけで無く、外部から温められたり、冷やされたりすることにより、通常の状態で内部にある空気も結露するでしょう。
幕板裏に通気が確保されていたとして、
幕板外部の些細な?段差にすぎませんが、そこで結露、結氷になりやすいことになります。
融雪器からの水蒸気は、上に上がっていきます。
そのうちの一部分は外壁に沿って流れて上に行きます。
だんだん温度は下がります。
空気の含める水分量を下回ると、壁に結露してつくものが発生し始めます。
一部分は、「飽和状態」で、水分化するタイミングを狙っています。何かの付くものがあれば、即、結露する寸前の状態と言えます。
それが、幕板まで行くと、飛び出している・・・即、結露となる。結氷する。
と考えられます。
jpken が、言われていることも合わせ、それらの要因が外壁材を痛めつけていると考えられます。
特に幕板の下部に損傷が多いのはその辺のことと推測します。
ちなみに、ここで通気が止まっていると、裏側からの劣化もここに集中します。
また、通気されていたにしても、施工の関係で狭くなったりしていて、ここで、高速道路の料金所のごとく、空気の渋滞があったとすると、ここに被害の集中もうなずけます。
jpkenのおすすめする塗料も検討してみてください。
私の方としては、通気層内に入る・・・と言う考えよりも、
外壁表面に直接水蒸気が当たらない。工夫が必要かもしれません。
蓋の角度を工夫するとか、一時的にブルーシートで囲いを作っておくとか、・・・・
外壁に沿って垂らすのは、逆効果と考えますので、外壁から離す考えが必要かもしれませんね。
融雪機のメーカーに言っても、責任問題になるのは避けるでしょう。
責任を云々する訳じゃ無いから、知恵を貸して・・・と言うスタンスで食い下がってみても良いかもしれません。
まず、第一
グラスウールの室内側、タイガーボード(石膏ボード)との間には、「気密層」ポリフィルム、ビニールシート等が無ければいけません。重要なポイントです。
外壁面にあるコンセントなどのカバーをはずすと、見えるかもしれません。
ご確認を願います。
二つ目に幕板は、図で見ると通気をそこで止めていることになります。
これが本当に止まっている。と、問題があります。
施工した業者などにご確認を願います。
まず、室内側の「気密層」が無い場合は、今回のように湿気が多い空気の場合は
室内結露の元です。
室内の同じような部分の石膏ボードに問題が無いようであれば、おそらく、気密層は問題無くあるものと考えても良いのですが。
幕板の件ですが、
まず、通気を止めていると仮定すると、そもそも、通気層の役目が無いことになりますが、
通気層の中、幕板の下面で結露が発生します。これは、通気層内部に流入したものだけで無く、外部から温められたり、冷やされたりすることにより、通常の状態で内部にある空気も結露するでしょう。
幕板裏に通気が確保されていたとして、
幕板外部の些細な?段差にすぎませんが、そこで結露、結氷になりやすいことになります。
融雪器からの水蒸気は、上に上がっていきます。
そのうちの一部分は外壁に沿って流れて上に行きます。
だんだん温度は下がります。
空気の含める水分量を下回ると、壁に結露してつくものが発生し始めます。
一部分は、「飽和状態」で、水分化するタイミングを狙っています。何かの付くものがあれば、即、結露する寸前の状態と言えます。
それが、幕板まで行くと、飛び出している・・・即、結露となる。結氷する。
と考えられます。
jpken が、言われていることも合わせ、それらの要因が外壁材を痛めつけていると考えられます。
特に幕板の下部に損傷が多いのはその辺のことと推測します。
ちなみに、ここで通気が止まっていると、裏側からの劣化もここに集中します。
また、通気されていたにしても、施工の関係で狭くなったりしていて、ここで、高速道路の料金所のごとく、空気の渋滞があったとすると、ここに被害の集中もうなずけます。
jpkenのおすすめする塗料も検討してみてください。
私の方としては、通気層内に入る・・・と言う考えよりも、
外壁表面に直接水蒸気が当たらない。工夫が必要かもしれません。
蓋の角度を工夫するとか、一時的にブルーシートで囲いを作っておくとか、・・・・
外壁に沿って垂らすのは、逆効果と考えますので、外壁から離す考えが必要かもしれませんね。
融雪機のメーカーに言っても、責任問題になるのは避けるでしょう。
責任を云々する訳じゃ無いから、知恵を貸して・・・と言うスタンスで食い下がってみても良いかもしれません。
取締られ役平社員
所在地:北海道
2019年11月25日 08:26
URL:
家づくりの想い:
とにかく、お役たてた。ということで光栄に思います。
一つだけ、
幕板は、今回に関しては「悪者」になってしまいましたが、
それ自体は決して悪いモノではありません。
デザインに惚れ込まれた。と言われることも、理解できます。
また、お宅様は「横張り」ですが、「縦張り」にした場合は、幕板がつかざるを得ないはずです。
この件については、良い結果を見ることができるようにお祈りいたします。
一つだけ、
幕板は、今回に関しては「悪者」になってしまいましたが、
それ自体は決して悪いモノではありません。
デザインに惚れ込まれた。と言われることも、理解できます。
また、お宅様は「横張り」ですが、「縦張り」にした場合は、幕板がつかざるを得ないはずです。
この件については、良い結果を見ることができるようにお祈りいたします。