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[17582]新築戸建ての床下カビ

質問者:かがみ / 最新の回答・ご意見者:取締られ役平社員 / 回答・ご意見数:4件
カテゴリ:設備や内装一般 / 2020年07月19日 00:18

相談失礼いたします。
仮契約中の新築戸建てにつきまして、本日、売買契約直前の内見にて床下確認をしたところ、床下天井にカビが発生しており、カビ臭が充満していました。
素人目から見ると部分的に腐敗しているようにも見えるのですが、詳しい方いらっしゃいましたら、現状のカビや腐食の具合(対処可能か、改善は難しいか)等をご教示頂けますでしょうか。
何卒よろしくお願い致します。
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かがみ

所在地:千葉県
2020年07月19日 00:21

この程度のカビは、新築でもよくある事でしょうか?
それとも、いわゆる欠陥住宅でしょうか?
合わせてご回答いただけたら幸いです。

これまでの回答・ご意見数4

アドバイザーからの回答

アドバイザー  相談者
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福地 脩悦

株式会社 福地建装 / HQ住宅研究所 ファース本部
2020年07月19日 11:28

所在地:北海道北斗市中野通324
URL:http://www.fas-21.com/
PR:「家は創り上げ、育て続ける…

この写真だけでは断言できませんが、見た限りかなり深刻な状況にあると感じます。
床下は、土台、床下地はもちろん、土間もカラカラに乾燥してしていなければなりません。

またカラカラ乾燥に保持するには、先ず外部地べた面(グランドライン・GL)より、床下面が少しでも高くなっていることが有利です。
床下面がGLより低い場合は地下水面位が、極めて低くて雨が降っても床下浸透しない特殊地盤面に限ります。

本件の地盤面がどのような地下水位になっているかどうかは解りませんが、とにかく床下は完全乾燥になるような仕掛けをしなければなりません。

大量の換気量で空気が大きく動かすことで、梅雨時期、乾燥時期も関わりなく空気を動かす続けるとカビや腐朽菌は発生しません。

床下面がGLより低い場合は、家の周辺に側溝をつくり側溝枡から機械排水するような手段があります。
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かがみ

所在地:千葉県
2020年07月19日 21:19

福地様

ご意見、助言をいただき、ありがとうございます。
"深刻な状況である可能性が高い"とのことで、慎重に契約および対策を考えていこうと思います。
工務店の対応、カビ除去の施工を待ち、最終的に第三者検査機関に検査を依頼してみます。

※アドバイザー以外の一般ユーザーからのご意見

一般ユーザー  相談者
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emu

所在地:東京都
2020年07月19日 08:27

URL:
家づくりの想い:

施工前から少し黴びている材を使ってしまったとかもあるかもしれませんが、新築後にカビてきた可能性が高そうですね。

内側基礎断熱にされているように見えます。その場合、基礎面に自然換気口をつけると断熱の意味が乏しくなってくるので、外気は遮断して基礎内で機械換気したり、除湿機を置いたりして湿気を除いたり、空気が流れるようにしてカビが生えにくいようにします。
新築の基礎コンクリートからはかなり水分が出てきますし、床の木材が腐ってきたりしたら居住に影響も出てきます。カビ自体体に悪いです。

私の家は、床ガラリから居室内の空気を引き込んで床下にまわし、最終的に排気ダクトから湿気とともに排気するようにしており、床下にカビは生えていません。
対策方法は色々あるかと思いますが、何も対策されておらずカビが増え続ける設計であれば、私は欠陥だと思います。
「梅雨時だけですよ、コンクリートからの水分も二年くらいで落ち着きますから、様子を見てください。カビもそのうち消えるでしょう」という説明だとしたら、不誠実だと私は思います。


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かがみ

所在地:千葉県
2020年07月19日 21:10

emu様
早々にご意見いただき、ありがとうございます。
一旦、カビの除去、予防をしてもらったとしても何かしら継続的に対策をしなければならない旨、参考となりました。
取り急ぎ、工務店側の対応方針を聞いて、契約するか否かを決めていきたいと思います。
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貴女の作品ではない

所在地:東京都
2021年11月27日 17:47

URL:
家づくりの想い:

上棟後に雨の中濡らして作業したか、養生せずに濡らしたのにそのまま上から貼ったか、でしょうね。

こんな欠陥住宅買ったら人生終わります。
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取締られ役平社員

所在地:北海道
2021年11月30日 11:24

URL:
家づくりの想い:

十数年前、ある宗教施設の「護摩壇」が床ごと陥没する事案が有りました。
床下の大引き梁が腐食し重量に耐えられず折れていました。

この原因は、
1、裏山からの湧き水が地表面の近くを流れていた。
2.床下の防湿施工(ポリフィルム敷き、など)がされていなかった。
事などと考えられ、
 外周の基礎にある程度の大きさの開口をし、「送風機」をかけて換気をしました。これにより、床下が目に見えて乾燥し、床下のジメジメ感が減りました。
 裏山から布基礎までの間の土を基礎深さ程度、砕石に入れ替えました。
これにより地下水位が基礎より深くになりました。
 床組みを交換修繕する過程で、地盤にポリフィルムを敷き込み、火山灰を敷きこみました。これにより、地盤からの新たな湿気の影響は防げたと考えます。

 今回の事例が、どこまで共通するか不明ですが、
住宅が建っている場所、全体的に地下水位が高いか、低いか?
敷地表面に常に水があるような(ジメジメしているとか)状況では無いか?
床下の地盤にポリフィルム等の防湿処置があるか?
確認すべきと考えます。
その後、状況に応じてですが、「強制的換気」「地下水位を下げる」「床下の防湿施工」を行うことが必要と考えます。