お隣に家が建ち、当方の2階にある窓の正面にキッチンの排気口をつけられてしまいました。セットバックを譲歩して差し上げたので、80センチ程度しか離れておらず、直接排気が入ってきます。丁寧に申し入れをしたのですが、工務店は法的に問題なし、隣人からは知らないと回答されました。このままでは暮らしていけないほどの臭いので、現状窓は閉めています。弁護士さんに仲介をお願いしましたが、工務店、隣人どちらも無視です。当方で工事負担を考えているのですが、話し合いにもなりません。知識のある方に方法と概算予算を教えて頂きたく、投稿いたしました。
こちらで相談した業者様には、ダクトで3階屋根まで伸ばして排気させること、または当方の窓を潰してこちらも換気扇をつけることを提案されています。
できれば当方が塀を建設するなどこちらの工事だけで解決できればと思いますが無理なようです。家が建つことを想定していましたので、隣接面には換気窓しかありません。余りの臭いにノイローゼ寸前です。どうかよろしくお願い申し上げます。
画像は当方の窓(2階)から見た位置関係です。
こちらで相談した業者様には、ダクトで3階屋根まで伸ばして排気させること、または当方の窓を潰してこちらも換気扇をつけることを提案されています。
できれば当方が塀を建設するなどこちらの工事だけで解決できればと思いますが無理なようです。家が建つことを想定していましたので、隣接面には換気窓しかありません。余りの臭いにノイローゼ寸前です。どうかよろしくお願い申し上げます。
画像は当方の窓(2階)から見た位置関係です。
これまでの回答・ご意見数3件
アドバイザーからの回答
アドバイザー 相談者山本 廣資
有限会社 環境設備コンサルタント、山本技術士事務所
2020年10月13日 14:32
所在地:東京都杉並区清水1-30-13
URL:http://masakanohirosan.livedoor.blog/
PR:建築設備は、いろいろな工学…
※アドバイザー以外の一般ユーザーからのご意見
一般ユーザー 相談者jpken
所在地:新潟県
2020年10月13日 11:24
URL:
家づくりの想い:
大変お気の毒に思います。
換気扇の設置に関する法律を調べた範囲では,設置する側の住人の保護を目的とした法律はありますが,隣家を保護する目的の法律は見当たりませんでした。
住宅密集地ではよく起きる問題だと思いますが,法律が現状に追いついていない様に思います。
レストランなどの業務用の建物の排気については裁判の判例があったと思いますが,民家ではまだ無さそうです。
「窓を潰してこちらも換気扇をつけることを提案されています。」ということですが,現状ではそれが現実的かもしれませんね。
大都会では隣と近接する側の壁には窓を一切付けないという設計も増えているようです。
私が以前に住んでいた所は,お互いに窓が付いていたので,窓から窓へ隣の家に移動できる程でした。
当然窓とカーテンは締め切りになっていました。
換気扇の設置に関する法律を調べた範囲では,設置する側の住人の保護を目的とした法律はありますが,隣家を保護する目的の法律は見当たりませんでした。
住宅密集地ではよく起きる問題だと思いますが,法律が現状に追いついていない様に思います。
レストランなどの業務用の建物の排気については裁判の判例があったと思いますが,民家ではまだ無さそうです。
「窓を潰してこちらも換気扇をつけることを提案されています。」ということですが,現状ではそれが現実的かもしれませんね。
大都会では隣と近接する側の壁には窓を一切付けないという設計も増えているようです。
私が以前に住んでいた所は,お互いに窓が付いていたので,窓から窓へ隣の家に移動できる程でした。
当然窓とカーテンは締め切りになっていました。
サンドイッチ
所在地:兵庫県
2020年10月13日 19:24
ご丁寧にお調べ頂き、お手数おかけしました。隣接面には小窓が1.5階、2階、2.5階にあります。全てに臭気が入るため、換気扇も解決にならない可能性を指摘されてしまいました。しかしながら優しいお言葉に涙が出ました。今後を踏まえ、隣人に当方負担でダクトを設置することを提案するか検討します。心よりお礼を申し上げます。お忙しい中、ありがとうございました。
jpken
所在地:新潟県
2020年10月18日 13:46
URL:
家づくりの想い:
サンドイッチ様。
近年,住宅密集地では空調機器の騒音問題や換気扇の問題や様々な問題が発生しているように観察しています。
しかし法律はなかなか時代の変化について行けない様子が見受けられます。
近隣の人が全て常識の通じる人であれば解決も難しく無いのだと思いますが,現実にはそうで無いところに問題が発生します。
サンドイッチ様の場合も文面を拝見しますと,なかなか一筋縄では行かない状況かなと思いました。
今日,友人の弁護士と会う機会がありましたので,これらの問題について尋ねてみました。
やはり,飲食店の排気については法律はあるものの民家については無いということでした。
しかし,同様の問題について裁判で争われた判例はあるということでした。
それによりますと,換気扇の排気についての法律は無いものの,騒音や臭いの問題について明らかに受忍限度を超える場合については裁判で扱うことができるということでした。
ちなみにその裁判の事例では,慰謝料や,自宅の窓の移設に要するリフォームに相当する金額を賠償金として受け取ることができるという判決だったということでした。
しかしこの手の裁判はかなりハードルが高いようで,まずは臭気測定の専門業者に依頼して,その臭気がどの程度酷いのかを数値化する必要があるでしょうということでした。
その数値が一般的に見て受忍限度を超えているということになってから訴訟手続きに入るという流れになるようです。
そして,相手の家に対して換気扇の移設やダクトの設置を求めるのはかなり難しいでしょうということでした。
ということで,大変お気の毒に思いますが,現状では上記の対応程度のことしかできないかもしれません。
弁護士会では低周波騒音の問題についても,議員に働きかけて法制化に努力しているものの,なかなか進んでいないということでした。
都会は色々と暮らしにくい問題が増えていると思います。
近年,住宅密集地では空調機器の騒音問題や換気扇の問題や様々な問題が発生しているように観察しています。
しかし法律はなかなか時代の変化について行けない様子が見受けられます。
近隣の人が全て常識の通じる人であれば解決も難しく無いのだと思いますが,現実にはそうで無いところに問題が発生します。
サンドイッチ様の場合も文面を拝見しますと,なかなか一筋縄では行かない状況かなと思いました。
今日,友人の弁護士と会う機会がありましたので,これらの問題について尋ねてみました。
やはり,飲食店の排気については法律はあるものの民家については無いということでした。
しかし,同様の問題について裁判で争われた判例はあるということでした。
それによりますと,換気扇の排気についての法律は無いものの,騒音や臭いの問題について明らかに受忍限度を超える場合については裁判で扱うことができるということでした。
ちなみにその裁判の事例では,慰謝料や,自宅の窓の移設に要するリフォームに相当する金額を賠償金として受け取ることができるという判決だったということでした。
しかしこの手の裁判はかなりハードルが高いようで,まずは臭気測定の専門業者に依頼して,その臭気がどの程度酷いのかを数値化する必要があるでしょうということでした。
その数値が一般的に見て受忍限度を超えているということになってから訴訟手続きに入るという流れになるようです。
そして,相手の家に対して換気扇の移設やダクトの設置を求めるのはかなり難しいでしょうということでした。
ということで,大変お気の毒に思いますが,現状では上記の対応程度のことしかできないかもしれません。
弁護士会では低周波騒音の問題についても,議員に働きかけて法制化に努力しているものの,なかなか進んでいないということでした。
都会は色々と暮らしにくい問題が増えていると思います。
サンドイッチ
所在地:兵庫県
2020年10月19日 19:52