1997年に新築いたしました。
大きさは東西4.5M南北9.5Mの3階建て2X4です
サイディングは直貼りと思います。
1階北側に駐車スペースがあります。
現在施工業者は廃業しています。
新築後5年経過したころで西側面にある階段の2階ある採光窓上部の室内壁紙にシミがあり、施工業者に見てもらい外壁までもはがし確認しましたが漏れた原因や場所の特定まではできず、元に戻す際同じ外壁材がないので外壁を保証で全部取り替えました。それから10年後に大雨の日に西側面の別の窓枠から雨漏れがしたため外壁クリアコーティングとコーキング打ち換えをしました。
今から1年くらい前に最初に説明した階段窓の室内側木製窓枠が反って壁紙から浮いているのを発見しました。壁紙も浮いてしまい雨漏によるものと思いその部分の真下に位置する1階の階段窓の壁紙にもシミのようなものができていました。外壁を確認したところ外壁が外側に膨らみ割れてしまっていました。(漏れの真上に位置します。)
ほかにも南側ベランダの壁などにも外壁のふくらみが確認できコーキングも割れている箇所が複数か所あります。劣化でよくみられるようなコーキングの中央がひび割れではなく左右どちらかのパネルに偏って付いて数ミリ程度隙間があります。
普段から3階部屋では勢いよく階段を下りたりすると揺れを感じるので建物自体の強度が足りず人が歩いた程度でも日常的にゆらゆら動いているのではないかと思ってしまい躯体の強度不足を疑ってしまいます。
長方形の建物なので揺れが仕方ないものなのか設計ミスなのか
このまま補修をしても数年でサイディングがまた割れてしまうようであれば維持費が異常にかかりますし強度不足を考えるとアルミサイディングカバー工法も重量増加で建物への負荷が増してしまうのではと思い何をすべきかわからなくなってしまいました。
建物の強度を増さない限りサイディングを交換してもすぐにまた割れてしまうと思うのですがいかがでしょうか。また強度を増す工法などあるのでしょうか。
現在水漏れ部分内部の腐食状態なども確認できていません。
大きさは東西4.5M南北9.5Mの3階建て2X4です
サイディングは直貼りと思います。
1階北側に駐車スペースがあります。
現在施工業者は廃業しています。
新築後5年経過したころで西側面にある階段の2階ある採光窓上部の室内壁紙にシミがあり、施工業者に見てもらい外壁までもはがし確認しましたが漏れた原因や場所の特定まではできず、元に戻す際同じ外壁材がないので外壁を保証で全部取り替えました。それから10年後に大雨の日に西側面の別の窓枠から雨漏れがしたため外壁クリアコーティングとコーキング打ち換えをしました。
今から1年くらい前に最初に説明した階段窓の室内側木製窓枠が反って壁紙から浮いているのを発見しました。壁紙も浮いてしまい雨漏によるものと思いその部分の真下に位置する1階の階段窓の壁紙にもシミのようなものができていました。外壁を確認したところ外壁が外側に膨らみ割れてしまっていました。(漏れの真上に位置します。)
ほかにも南側ベランダの壁などにも外壁のふくらみが確認できコーキングも割れている箇所が複数か所あります。劣化でよくみられるようなコーキングの中央がひび割れではなく左右どちらかのパネルに偏って付いて数ミリ程度隙間があります。
普段から3階部屋では勢いよく階段を下りたりすると揺れを感じるので建物自体の強度が足りず人が歩いた程度でも日常的にゆらゆら動いているのではないかと思ってしまい躯体の強度不足を疑ってしまいます。
長方形の建物なので揺れが仕方ないものなのか設計ミスなのか
このまま補修をしても数年でサイディングがまた割れてしまうようであれば維持費が異常にかかりますし強度不足を考えるとアルミサイディングカバー工法も重量増加で建物への負荷が増してしまうのではと思い何をすべきかわからなくなってしまいました。
建物の強度を増さない限りサイディングを交換してもすぐにまた割れてしまうと思うのですがいかがでしょうか。また強度を増す工法などあるのでしょうか。
現在水漏れ部分内部の腐食状態なども確認できていません。
おじさん
所在地:埼玉県
2020年11月20日 07:33
おじさん
所在地:埼玉県
2020年11月20日 07:40
これまでの回答・ご意見数5件
アドバイザーからの回答
アドバイザー 相談者※アドバイザー以外の一般ユーザーからのご意見
一般ユーザー 相談者現場監督A
所在地:東京都
2020年11月20日 12:48
URL:
家づくりの想い:現場監督歴20年。アフターも…
建物の強度不足については3階建てなので構造計算が入っていると思います。そもそもその計算がどうなのかと、構造計算通りに施工されているのかの確認が必要と思います。
サイディングの反りは多少はあるとして、割れるほど反るのはあまり見たことがありません。最近はノンアスベスト化の経年時期になってて新しい劣化状況を見ることもありますが、サイディングを直張りしているのが一番の原因なんじゃないかなと思います。直張りだと中の湿気が乾かないのでそこでサイディング本体にも悪い影響が出ますし、下の防水紙を止めているタッカーも錆びます。そこから雨も染みていくと思います。剥がして確認する必要があると思います。上からコーティングっていうのは根本解決ではありません。
コーキングの隙間はプライマー不備だと思います。これもサイディングの切れ目から水を吸ってしまいますから隙間が大きいとコーキングの意味をなしません。応急処置をどう施工したかの記載がありませんが、ただ隙間を埋めるだけでなく、サイディングの切り口を濡れないようにコーキングで塞ぎたいところです。基本的にはコーキングを一度全て撤去してコーキングを打ち直す作業になります。コーキングの打ち替えや外壁の塗装は10〜12年くらいのスパンで行うのが良いと思います。
サイディングの反りは多少はあるとして、割れるほど反るのはあまり見たことがありません。最近はノンアスベスト化の経年時期になってて新しい劣化状況を見ることもありますが、サイディングを直張りしているのが一番の原因なんじゃないかなと思います。直張りだと中の湿気が乾かないのでそこでサイディング本体にも悪い影響が出ますし、下の防水紙を止めているタッカーも錆びます。そこから雨も染みていくと思います。剥がして確認する必要があると思います。上からコーティングっていうのは根本解決ではありません。
コーキングの隙間はプライマー不備だと思います。これもサイディングの切れ目から水を吸ってしまいますから隙間が大きいとコーキングの意味をなしません。応急処置をどう施工したかの記載がありませんが、ただ隙間を埋めるだけでなく、サイディングの切り口を濡れないようにコーキングで塞ぎたいところです。基本的にはコーキングを一度全て撤去してコーキングを打ち直す作業になります。コーキングの打ち替えや外壁の塗装は10〜12年くらいのスパンで行うのが良いと思います。
おじさん
所在地:埼玉県
2020年11月20日 22:27
お忙しいところアドバイスいただきありがとうございます。
通気工法に張替えしたほうが良いですね。
直張りから入れ替えることは可能なのでしょうかね。
新築から20年くらいでサイディング張替え1回コーキング打ち換え1回クリアコーティング1回と近所のお宅よりメンテナンスが多いことが気になり「なんで我が家だけこうなるの」と思っております。
今回も外壁張替えは避けられそうもないですね。
構造計算の件は相談できるところを探してみます。
通気工法に張替えしたほうが良いですね。
直張りから入れ替えることは可能なのでしょうかね。
新築から20年くらいでサイディング張替え1回コーキング打ち換え1回クリアコーティング1回と近所のお宅よりメンテナンスが多いことが気になり「なんで我が家だけこうなるの」と思っております。
今回も外壁張替えは避けられそうもないですね。
構造計算の件は相談できるところを探してみます。
現場監督A
所在地:東京都
2020年11月21日 00:54
URL:
家づくりの想い:現場監督歴20年。アフターも…
通気工法に張替えしたほうが絶対良いと思います。
直張りから通気工法にすることは可能ですが、できれば軒先も新しくして屋根まで通気が通るように、そのまま棟換気も無ければつけたほうが良いかと思います。
築25年くらいの直張りサイディングの家をメンテナンスしたことがありますが、その外壁はノンアスだったこともあり、剥がす際に形を保っていませんでした。1997年だと一部ではノンアス外壁が流通し始めてますがまだそんな多くない時期だと思います。
ご健闘をお祈りします。
直張りから通気工法にすることは可能ですが、できれば軒先も新しくして屋根まで通気が通るように、そのまま棟換気も無ければつけたほうが良いかと思います。
築25年くらいの直張りサイディングの家をメンテナンスしたことがありますが、その外壁はノンアスだったこともあり、剥がす際に形を保っていませんでした。1997年だと一部ではノンアス外壁が流通し始めてますがまだそんな多くない時期だと思います。
ご健闘をお祈りします。
おじさん
所在地:埼玉県
2020年11月21日 21:06
現場監督A様
アドバイスありがとうございました。
この先希望を持つことができました。頑張ります。
追伸
先日現場を見ていただいた建設会社の方から連絡があり、サイディング小さく切断しコーキングで繋ぐ方法で外装入れ替えたほうがいいとのことでした。
(揺れをコーキング部分で逃がすということのようでした。)
しかし、そこでは請け負うことができないと断られました。
アドバイスありがとうございました。
この先希望を持つことができました。頑張ります。
追伸
先日現場を見ていただいた建設会社の方から連絡があり、サイディング小さく切断しコーキングで繋ぐ方法で外装入れ替えたほうがいいとのことでした。
(揺れをコーキング部分で逃がすということのようでした。)
しかし、そこでは請け負うことができないと断られました。
jpken
所在地:新潟県
2020年11月24日 10:07
URL:
家づくりの想い:
確認ですが,2×4サイディングとありますが,基本は2×4,つまりスタッドが構造用合板で覆われていますか。
言い換えると,サイディングの下は構造用合板になっていますか。
もしかして,構造用合板の代わりにサイディングが使われているとかではありませんよね。
言い換えると,サイディングの下は構造用合板になっていますか。
もしかして,構造用合板の代わりにサイディングが使われているとかではありませんよね。
おじさん
所在地:埼玉県
2020年11月24日 23:17
jpken様ご連絡ありがとうございます。
サイディングの下は防水シートです。
その下は合板がありました。
部材の順番的にはあっているのではと思いますがいかがでしょうか。
素人の視点ですので気になります。
サイディングの下は防水シートです。
その下は合板がありました。
部材の順番的にはあっているのではと思いますがいかがでしょうか。
素人の視点ですので気になります。
jpken
所在地:新潟県
2020年11月25日 15:10
URL:
家づくりの想い:
構造用合板が正規の方法で貼られていれば問題は無いはずです。
しかし,歩くとユラユラ揺れることや,サイディングのひび割れの様子から少し理解しにくい面があるように感じました。
念のため,耐震診断を依頼されるといいのではないかと思います。
構造計算に問題が無いのか,開口部の面積は適正であるのか,構造用合板は正規の物で,釘打ちも基準通りに行われているのかなど確認できるかもしれません。
しかし,歩くとユラユラ揺れることや,サイディングのひび割れの様子から少し理解しにくい面があるように感じました。
念のため,耐震診断を依頼されるといいのではないかと思います。
構造計算に問題が無いのか,開口部の面積は適正であるのか,構造用合板は正規の物で,釘打ちも基準通りに行われているのかなど確認できるかもしれません。
おじさん
所在地:埼玉県
2020年11月25日 21:06
アドバイスありがとうございます。
構造計算が気になりますね。
もし、構造計算が合っていたとして施工が正しいかという問題も出ますね。
構造計算書というものはありますが、図面通りに施工しましたという記録がありません(竣工引渡書というのがありましたが、私が見てもそれではないと思います。住宅相談機関に相談した時も図面通りに施工されたのかを確認するのが大変だといわれました
構造計算が合っているのか検証し必要な補強補修をし外壁交換まで一括で行える業者様とかありますか。
金属サイディング重ね張りの方法も検討していた時「重ね張りはやりますが、漏れている部分の損傷具合はどこかに頼んでください」と言われました。
構造計算検証と補強補修と外壁入れ替えがみんなバラバラですとマイナス要因しか浮かびません。
構造計算が気になりますね。
もし、構造計算が合っていたとして施工が正しいかという問題も出ますね。
構造計算書というものはありますが、図面通りに施工しましたという記録がありません(竣工引渡書というのがありましたが、私が見てもそれではないと思います。住宅相談機関に相談した時も図面通りに施工されたのかを確認するのが大変だといわれました
構造計算が合っているのか検証し必要な補強補修をし外壁交換まで一括で行える業者様とかありますか。
金属サイディング重ね張りの方法も検討していた時「重ね張りはやりますが、漏れている部分の損傷具合はどこかに頼んでください」と言われました。
構造計算検証と補強補修と外壁入れ替えがみんなバラバラですとマイナス要因しか浮かびません。
jpken
所在地:新潟県
2020年11月26日 11:44
URL:
家づくりの想い:
耐震診断で検索すると,恐らく県内に検査を専門とする業者がいると思います。
足場を組んで,取り敢えずはヒビが入っているところの外壁を剥がして,中の状態を確認されるといいと思います。
もしかして構造用合板に問題が無く,釘打ちの方に問題があるようでしたら,新たに釘を打ち直すだけで問題はかなり改善されると思います。
費用は掛かりますが,外壁を全て剥がして,釘打ちをやり直す必要があるのかもしれません。
2×4材の厚みは正味38mm程度しかありませんので,釘が部材を外れて打たれていることがたまにあります。
こうなると本来の強度が保てなくなりますので,2×4の部材の芯を確認して釘を打ち直す必要があるでしょう。
仮にこのような工事をされるのであれば,折角の機会なので外断熱工法で断熱改修をされるのも良いかもしれません。
外断熱工法をされる場合は専用のブラケットを使う工法が耐震性の面では安心かもしれません。
耐震補強と断熱改修をセットで行えば,行政からの補助金が出るかもしれません。
また,外壁材は再利用が難しい場合は,硬質塩化ビニールのサイディングは軽量で耐久性があるので良いかもしれません。
見かけは賛否がありそうですが。
足場を組んで,取り敢えずはヒビが入っているところの外壁を剥がして,中の状態を確認されるといいと思います。
もしかして構造用合板に問題が無く,釘打ちの方に問題があるようでしたら,新たに釘を打ち直すだけで問題はかなり改善されると思います。
費用は掛かりますが,外壁を全て剥がして,釘打ちをやり直す必要があるのかもしれません。
2×4材の厚みは正味38mm程度しかありませんので,釘が部材を外れて打たれていることがたまにあります。
こうなると本来の強度が保てなくなりますので,2×4の部材の芯を確認して釘を打ち直す必要があるでしょう。
仮にこのような工事をされるのであれば,折角の機会なので外断熱工法で断熱改修をされるのも良いかもしれません。
外断熱工法をされる場合は専用のブラケットを使う工法が耐震性の面では安心かもしれません。
耐震補強と断熱改修をセットで行えば,行政からの補助金が出るかもしれません。
また,外壁材は再利用が難しい場合は,硬質塩化ビニールのサイディングは軽量で耐久性があるので良いかもしれません。
見かけは賛否がありそうですが。
おじさん
所在地:埼玉県
2020年11月26日 23:12
度々のアドバイス本当にありがとうございます。
今回の件で、外装は張り替える覚悟はできていました。
まずは損傷個所をはがして確認するところから始めたいと思います。
躯体構造に不安がありますが釘打ちなどの施工ミスであってほしいです。
早く直貼りサイディングから卒業したいと思います。
また、行政補助金のことも教えていただきありがとうございました。
皆様のおかげで前へ進む気力が出てきました。
今回の件で、外装は張り替える覚悟はできていました。
まずは損傷個所をはがして確認するところから始めたいと思います。
躯体構造に不安がありますが釘打ちなどの施工ミスであってほしいです。
早く直貼りサイディングから卒業したいと思います。
また、行政補助金のことも教えていただきありがとうございました。
皆様のおかげで前へ進む気力が出てきました。