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[18554]耐火野地合板

質問者:こーーふく / 最新の回答・ご意見者:こーーふく / 回答・ご意見数:1件
カテゴリ:構造・建材 / 2021年04月27日 02:08

2000年竣工 2階建てツーバイフォー住宅です。
準防火地域に住んでおります。
準防火地域は、耐火野地板の使用が義務付けられてる事を最近知り、建築時の部材表を確認した所、特記もなく大丈夫なのかとても心配になりました。
耐火野地板は複数の種類があり、木毛セメント板、木片セメント板などがあるそうですが、当家の小屋裏から見える屋根の合板はその様な特殊な板ではなく、普通の木目の野地板です。これでも耐火野地板なのでしょうか?

部材表には
屋根/構造用合板厚さ9mm サイズ910×1820(2級1類)
と記載しています。
耐火野地板か否か、判断できますか?  
準防火地域では、壁材も耐火野地板の使用が義務でしょうか?

ご教示頂けると幸いです。宜しくお願い致します。
myph

こーーふく

所在地:大阪府
2021年04月27日 08:24

新築時からソーラーパネル搭載しております。
設計段階から太陽光パネルを載せる事は決まっていました。
しかし屋根下地は厚さ9mmの合板なので薄いですよね? 
調べた所、通常12mm以上の野地板が使われている(推奨)事を知りました。

これまでの回答・ご意見数1

アドバイザーからの回答

アドバイザー  相談者
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栃木 渡

一級建築士事務所 株式会社 北工房 代表取締役
2021年04月27日 11:30

所在地:北海道札幌市中央区北1条西15丁目1-3 大通ハイム409
URL:http://www.kitakobo.com/
PR:住宅設計に関わって30年が経…

野地板単体だと仰せの通りですが、メーカーなどで、「個別認定」という手続きで、屋根材(鉄板など)・直下の天井材(石膏ボード)等との組み合わせを前提に準耐火認定を取得している場合もあります。というか、ほとんどの場合、そちらの仕様を選択して設計がなされます。

よって、頂いた情報だけですと「野地板は違うよね、だけど、総体で準耐火造になっているかもね」という事までしか申し上げられません。

また、2000年竣工との事で、その当時は準防火地域ではなかった可能性もありますね。そうであれば準耐火造でなくとも違法ではありません。

壁に関しても、基本的には同様の考え方です。

いづれにしても、新築時にまともに確認申請を行って、施工が図面通りであれば、原則的に違法行為は無いと判断するのが普通と思います。

太陽光パネルに関しては、個人的には野地板の厚みの問題よりも、屋根総体、建物総体で荷重を想定していたのかの方が気になります。とはいうものの、既存の建物(設置予定していなかった建物)にどんどん設置されている通り、パネル自体は建築的な観点から言えば、さほどの荷重ではありません。ですから、9mmで、竣工以来設置されてても、大過なく現在があるのではないでしょうか?


myph

こーーふく

所在地:大阪府
2021年04月27日 12:14

栃木先生  初めまして。
貴重なお時間を頂きありがとうございました。
「野地板は違うよね、だけど、総体で準耐火造になっているかもね」との見解、素人なもので「総体で」と言う捉え方に考えが及びませんでした。
ツーバイフォー工法はそもそも省令準耐火構造なので、大丈夫!と理解します。
2000年当時から準防火地域の為、換気設備等もその仕様になっております。

※アドバイザー以外の一般ユーザーからのご意見

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