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[18714]床下のウレタン吹き付け断熱と防湿シート、調湿剤、床下のカビについて

質問者:こんちゃん / 最新の回答・ご意見者:こんちゃん / 回答・ご意見数:3件
カテゴリ:結露と換気の問題 / 2021年06月26日 16:00

防湿シート、調湿剤について調べていてこちらのサイトに辿り着きました。
約30年の木造一戸建ての家です。
栃木県なので雪は特に降りませんが寒いので1F(33坪)の断熱を考えております。

窓を二重窓にして床下にウレタンを吹き付ける施工をして貰おうかと思い見積もりをお願いしました。

床下を調べて貰ったところカビが生えていて防湿シートと調湿剤(98万)が必要との事でウレタン吹き付け(114万)と両方で総額で212万の見積もりでした。
二重窓は含まれておりません。

こちらを読ませて頂いて防湿シートや調湿剤はさほど効果は期待出来ないのかと思いました。

カビが生えてると言われて気になったので私も床下に潜って見ましたが北側の台所の一部に結晶化した赤土のような物が何箇所か有りました。
他のところには有りませんでした。
持つと軽く匂いを嗅いでもカビの臭いはしませんでした。

2ヶ月ほど前にシロアリ消毒をした時の業者さんは湿気は強くないと言っておられましたが5月の時点では床下は乾燥していました。
この時期は床下は湿気って濡れた感じですが床下の柱等は乾燥しています。

状況は以上の感じなのですが何点かよろしくお願い致します。

質問1業者がカビと言ったものはカビなのでしょうか?(画像添付)

質問2防湿シートと調湿剤はやはり金額(33坪98万)の割に意味がないのでしょうか。防湿シートだけでもやった方が良いのでしょうか。

質問3現在は床に断熱は施されて居りませんがウレタンを吹き付けつると断熱効果は期待出来るのでしょうか。(33坪114万)

以上3点ですが宜しくお願い致します。



画像 »


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こんちゃん

所在地:栃木県
2021年06月26日 17:00

ご回答ありがとうございます。
>また床下をスプレー発泡断熱施工するには、床材を取り外し、再度施工し直す必要があります。
床を剥がすとなると大変な作業かと思いますがそのようには話していませんで工期は3日位との事でした。
他でも見積もりを取っているので指摘された点を含めて別の業者さんにも聞いて見たいと思います。

これまでの回答・ご意見数3

アドバイザーからの回答

アドバイザー  相談者
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福地 脩悦

株式会社 福地建装 / HQ住宅研究所 ファース本部
2021年06月26日 16:26

所在地:北海道北斗市中野通324
URL:http://www.fas-21.com/
PR:「家は創り上げ、育て続ける…

まず画像がアップ過ぎてカビか否かの断定はつきません。
質問者の方が、床下に入って確認し、乾燥しているとの判断の方が正しいのだと思われます。
中には良くない業者の存在もあり、不必要な工事を促す事例もあります。

床下に断熱のため、ウレタンのスプレー発泡施工するには、多くの要件を満たす必要があります。
断熱発泡の下地がコンクリートやコンパネなど、しっかりとしていなければなりません。
床下断熱と云っても断熱効果は、外気に接する基礎回り付近に限ります。
床下の中央付近は、地盤の熱抵抗値で断熱されています。

また調湿材は完璧に防水されている事が前提となります。
その素材もゼオライト、炭、シリカゲルなど、幾つもの種類があります。
もっとも効果的なのがシリカゲルですが、それでもそんなに高額ではありません。

また床下をスプレー発泡断熱施工するには、床材を取り外し、再度施工し直す必要があります。
とてもデリケートな工事になりますが、信頼のできる施工店であるか否かを今一度しっかりと検証し、発注すべきと思われます。
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福地 脩悦

株式会社 福地建装 / HQ住宅研究所 ファース本部
2021年06月27日 11:11

所在地:北海道北斗市中野通324
URL:http://www.fas-21.com/
PR:「家は創り上げ、育て続ける…

他業者に相見積もりを取るべきです。
その際の工事内容も比較してください。
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こんちゃん

所在地:栃木県
2021年06月27日 12:34

再度ありがとうございます。
他の業者にも相談して決めたいと思います。
また、不明な点がございましたら宜しくお願い致します。

※アドバイザー以外の一般ユーザーからのご意見

一般ユーザー  相談者
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jpken

所在地:新潟県
2021年06月26日 23:02

URL:
家づくりの想い:

ご質問を拝見していて,一般的な木造住宅の断熱性や気密性を改善したいというお考えかなと思いました。
従来の住宅を本格的な高断熱高気密住宅にリフォームするのはなかなか容易ではありませんが,もしも取り組まれるとすれば,「高断熱,高気密住宅」とか,「外断熱工法」とかの看板を掲げている工務店で評判の良い所に相談されることをお勧めします。
新築で取り組む場合には別の方法が考えられますが,従来型の住宅をリフォームするためには上記の工法に慣れた工務店に依頼されるのが近道だと思います。
その一貫として,ウレタンの吹き付けや二重窓の施工が必要になってくるでしょう。
恐らく,ウレタンの吹き付けというのは,床板の下側から吹き付けて床の断熱を図る目的だろうと推察されます。
床下は風通し良く作られていると思いますので,そうすることは大切です。
また,防湿シートというのは土間床の湿気を上げないための工夫だと思いますが,それも大切なことです。
もしもそうであれば,調質材は必要ないでしょう。
むしろ,壁や天井にも断熱材が入っていないか,足りていないと思いますので,それらの部分の断熱改修が重要になってきます。
そのための,比較的簡便な方法は,天井にはセルロースファイバーの吹込みができますが,壁は一旦外壁材を剥がして,ポリスチレンなどの外張り断熱で施工するのが簡単だと思います。
壁を剥がした後,外側を構造用合板で固めるなら,耐震性や気密性の向上の面でもとても良いと思います。
これらを行うためにはそれなりの費用が掛かりますが,やるだけの価値はあります。
逆に言いますと,床下の断熱と二重窓だけでは,大した断熱効果は期待できないでしょう。
最後に,カビのことについては写真では良く分かりませんでした。
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こんちゃん

所在地:栃木県
2021年06月27日 12:47

分かりやすく説明をしていただき有難うございました。
子供と同居とでもなればリフォームのしがいも有りますが、そうではないので何百万もかけてリフォームしても、、、
と気持ちが変わって来ました。
金額だけでなく業者さんが入れ替わり立ち替わりはとても疲れます。

>逆に言いますと,床下の断熱と二重窓だけでは,大した断熱効果は期待できないでしょう。
今までは冷暖房も節約していたのですが、リフォームにかかる費用を考えたら冷暖房を気にせず使った方が良いのかと思って来ました。

他業者さんの見積もりも見て様子を見たいと思います。
有難うございました。
また、分からないことが有りましたら宜しくお願い致します。