厳密には、現場を確認しなければ、なんとも言えませんが、
通常では、窓のある面、開口部の面などを「耐力壁」という扱いはしません。

　極論すれば(あくまでも、極論です）その面すべてが「窓」でも「耐力」的には、問題なし。と考えられるわけです。
　目くじら立てて「構造に影響が・・・・・」とは、いわなくても良いと思います。

　また、開口部の大きさや場所が変わるわけではなく、高さが変わるだけであれば、その意味からも、大きな問題は無いと思いますよ。

　ご安心をしてくださって、大丈夫です。

設計稼業をしている者として、微妙に気になる事、ちょっと意地悪ですが。。。

構造的には、竹沢さんのおっしゃる通り、特殊な構造にしていない限り大丈夫だと思います。また、特殊な構造の設計をするレベルの工務店でもなさそうですね。

で、、、、気になるのはですね、、、例えば、普通の大工さんであれば、手の届かない位置に開き窓をつけるとなると、監督さんに「監督さんよぉ、、図面じゃこうなっているけど、ホントにいいのかぁ〜〜？」とか聞く訳ですよ。で、更に、監督さんが構造上の問題を相談すべきは、大工さんではなく「設計者」なのが道理です。

多分、図面上のミスを、そのまんま大工さんが知らんぷりして付けてしまった。一応、図面どおりなんで、監督さん、、、困ってしまって相談した内容は、決して構造上の話では無く、大工さんに「お手間かけるけどいいですか？」なんてトコじゃないでしょうか？

どうも、、社内的な「風通し」の悪い会社とお見受けしました。現場レベル、あるいは監督さんと設計者の意思疎通が上手くできていない感じですね。

ミスはミスとして、ちゃんと対応いただけるようですが、図面内容をもう一度チェックして、今後も、現場は気にしていた方が良さそうです。

　　もしかして、プロなら当たり前でも、お客様の方では誤解するかな？という表現があるかも。と思い、補足します。

　窓のある面、開口部のある面、・・・・とは、
大きな一面ではなく、在来工法なら柱から柱の間です。窓の巾、3尺から6尺(窓によっては、9尺もあるけど）の範囲です。
ツーバイフォーでも、同じような考えです。

　「蛇足」・・・文字通りですけど。