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[18756]天井から雨漏り 柱の点検なく工事終了。

質問者:minto / 最新の回答・ご意見者:minto / 回答・ご意見数:2件
カテゴリ:工事ミス・トラブル / 2021年07月18日 11:20

 築9年目の注文住宅に住んでいます。3ヶ月前に寝室の天井部分から雨漏りがありました。
 10年未満だったので住宅補償で工事をしてもらえることになりした。
 ですが最初の散水点検で業者が帰って数日たってから散水と溜まっていた雨水が大量に天井から落ちてきて 家財の被害が拡大しました。
 水も透明ではなく茶色の水でした。 ベニヤ板の塗料がついたのではと言われています。
 家財の補償はできないので火災保険を申請するよう言われたのですが 審査が通らなかった事を伝えたら なんとか家財も補償してもらえる事になりました。
 雨漏りの原因は屋上部分のFRPに亀裂があった事 住宅メーカーの推測では新築時に発見できないくらいの小さな亀裂がありそこから雨漏りをし 中にたまる事で亀裂が大きくなっていたのではとの話でした。

 工事は天井の取り替え(ですが業者判断で濡れて茶色に変色してる木材部分でも乾いていたといってそのままのところもありました。)壁の中は通気工法で乾くから大丈夫という説明で 点検なく壁紙の張り替えのみでした。

 工事は2週間ほどで終わってしまいましたが 途中経過の写真が一部なかったり不信な点があった為 壁の中と柱が大丈夫という証拠を出してほしいと頼んで返事待ちをしています。
 どこが気になりますか。気になる場所の壁を点検します。と素人の私に聞いてきたので 雨がつたった可能性がある場所すべてですと答えました。

 弁護士や建築家に相談した方がいいのではと知人に言われますが 費用も高額な為すぐ出せる金額でないので悩んでいます。

 今業者からどんな検査を今後するかの返事待ちとなっている状態です。
なにか気を付けておく事 今後とるべき行動について教えて頂けたら嬉しいです。
 長文になり申し訳ございません。よろしくお願い致します。
 
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minto

所在地:滋賀県
2021年07月19日 18:20

 今後の補償について 屋根部分の工事に対する補償は10年つけてもらえましたが 点検していない柱や壁については 壁と柱は問題ないので大丈夫です!!と言われ断られています。
 一階部分まで雨漏りの跡があるのでシロアリ被害も心配していると伝えたところ 雨漏りとシロアリは関係ないと言われました。

 住宅メーカー側にとても堂々と言われるので 困惑しています。
本当に大丈夫なのか それとも建築に関する知識がないのか 隠そうとしているのか(そんな風にはみえないですが)推測でもよいので 建築関係者さん達からみたら どうだと思うのか聞いてみたいです。

これまでの回答・ご意見数2

アドバイザーからの回答

アドバイザー  相談者
myph

栃木 渡

一級建築士事務所 株式会社 北工房 代表取締役
2021年07月19日 09:47

所在地:北海道札幌市中央区北1条西15丁目1-3 大通ハイム409
URL:http://www.kitakobo.com/
PR:住宅設計に関わって30年が経…

相当に昔から漏水していたようですね。

10年以内という事で、瑕疵保険の対象として対応して頂けるようで良かったです。ただ、被害がどこまで及んでいるかは、かなりの部分を解体してみないと正確には判らないような気がします。これを怠ると、後々、蟻害などが発生するかもしれません。

まずは原因の推定と被害範囲の確定、補修方法の検討。ここまでは、あくまでも「技術的」知見に基づいて、冷静に。時には建築家(というより、このような事例の経験値ある方)の見解も踏まえながら判断していきましょう。

その後の、実際に費用の部分に関しては、保険で全て対応して頂けるなら、それが一番ですし、もめるのは、保険対象外が高額になった場合で、その時には弁護士さんの出番かもしれません。

肝心なのは「技術的観点」と「法的・金銭的観点」をちゃんと区別して考える(判断する)ことです。時にはこれがゴッチャになって、更にそれに妙な「感情」も加わったりすると、収拾がつかなくなります。

文面から推測するに、おそらくその辺り、論理的に判断できそうな方と思います。
myph

minto

所在地:滋賀県
2021年07月19日 18:02

 回答ありがとうございます。
ひとつも回答がつかないかもと思っていたので 回答がついて嬉しかったです。
 経験のある建築士さんと間に入って話をしてくれる弁護士さんが必要そうですね。雨漏り対応で生活もぐちゃぐちゃになり疲れ果ててますが がんばって探してみようと思います。
 家にいても壁の中 柱は大丈夫なのかと不安に思い とても辛いですが  冷静になって行動していこうと思います。
 ありがとうございました。

※アドバイザー以外の一般ユーザーからのご意見

一般ユーザー  相談者
myph

現場監督A

所在地:東京都
2021年07月19日 21:06

URL:
家づくりの想い:現場監督歴20年。アフターも…

屋根や天井から雨漏りをすると、天井の電気の配線穴から、部屋に雨漏りしやすいと思います。その次に雨漏りの量が少量だと、天井裏でポタポタしていた箇所が痛んできて穴が空き、雨漏りに気付くこともあります。天井の下地ははしご状になってるので、大量の雨漏りがたまるまで気づかないと、はしご状の下地に溜まった分が溢れて壁の部分から下階に落ちることがあります。雨漏りが少量だと天井の範囲でおさまる場合もあります。天井を剥がした際に裏を見れば分かります。

写真を見るからには前者かと思いますが、写真に写っているのが正確に何か分かりませんので、その下にまた天井材がありそうな気もします。その部分の状態がどんなだったかによると思います。あとは屋根や天井の作り方です。

>>壁の中は通気工法で乾く

防水層の外はそうです。雨漏りはその中で起きてます。特殊な工法で室内も通気を取っている住宅もありますが、そうじゃなければ言い逃れの見解と思います。

>>雨漏りとシロアリは関係ない

シロアリは湿った木を好みますから、雨漏りをした部分につくこともあります。無関係ではないと思います。地面と離れていても羽蟻がつくこともあります。

ご参考までに。
どこまで開くのか?というのはとても難しい判断になってくると思います。本当に心配なければ開ける必要はないのですが、本当に大丈夫なのかが曖昧ならば、試しに壁の一部を開けてみるなどの対応は必要になってくるかもしれませんね。
myph

minto

所在地:滋賀県
2021年07月21日 08:03

 返信が遅くなり申し訳ございません。

やはり雨水とシロアリは関連あるのですね。

関係者の方から聞くと間違ってなかったと思い心強いです。

壁紙や天井を閉じる前に 点検や証拠写真をとってもらえたらよかったのですが 都合のよい部分の写真しかなく あとは「大丈夫です!」と言い切られるので 反論するのも疲れます。

ほかの方のケースで業者の大丈夫という言葉を信じてたが 壁をめくると柱が腐敗していたという事も聞いた事があるので…。

安心できるまで話をしていこうと思います。

ありがとうございました。