状況は書かれているのですが、ご質問が無く、何ともお答えのしようがありません。
また、おそらく文面でいくら詳しくご説明頂いても、こちらは推測の域を出ませんので、現地を確認された専門家のお話が一番なのなかな？と思います。

栃木さんが書かれているように、質問の主旨が分かりませんが、二階の入居者からの排水設備不具合に対応したいとの事と考えます。

築後26年も経過していれば、建築設備にもいろいろ不具合が出てきます。
排水通気システムについての説明がありませんが、通気システムとしては、（１）通気管を屋上まで立ち上げて通気口を取りつける方式（２階の入居者知り合いの業者提案）ではなく、
（２）最上階の天井裏でドルゴ通気管を取付ける方式としたものでしょう。

システム自体には問題ありません、あれば竣工時から不具合が発生します。
従って、業者からの対策案（１）（屋上まで通気配管をあげる）は必要ありません。

２階住居の不具合という事ですが、１階に住居はあるのですか？マンション排水系統の最下階はトラブルが発生しやすいので、通常は別ルートの排水配管とすることが普通です。
１階が別系統の場合は、２階が最下階となります。１階が貸店舗などの場合も同様です。

排水口からの吹き出しは、最下階で発生することが多いです。
排水管の清掃は、定期的にされておられると思いますが、新しい入居者が流してはいけないものを流すと、排水管が一部閉塞し上階からの排水や臭気が逆流するという、上記の様になトラブル発生の可能性があります。

臭気の逆流はよくある事例ですが、７階のキッチンからの逆流は小生も初めて聞く事例です。原因としては、８階の排水時に下の方で先が詰まっていて７階から吹き出したものと考えられますので、ドルゴ通気弁との因果関係は不明です。取り替えたとの事ですが、結果はどうだったのですか？その頃排水管の清掃をしていた可能性もあります。

尚、サッシュの改修工事又は内窓の設置などは行っておりませんか？
室内の気密度が上がると、換気扇るおの運転によりトラップの水が吸い上げられ、排水時にトラップの封水が切れやすくなります。

当方の業者は、7階住居トラブルの際に対応した「水道設備業者」ですか？
又は新築時の施工業者ですか？
一級建築士の資格は設備技術にはあまり関係ありません。
2階住民のトラブルに際して、6階に給気弁を付けるとか、屋上まで通気管を立ち上げるなどの対応策では、技術レベルが疑われます。

「対応に納得いかないとの事」と仰っていますがどういう意味でしょうか。
2階住民の方が言っているのならわかりますが。

建築業者は倒産しているとの事ですが、新築時の設備施工業者は健在ですか？
8階建、40戸のマンションを26年前に施工したのですから、広島でもそこそこのレベルの会社であると思います。
こちらに相談するのが最も適切な対応かと思います。
「当方の業者」が新築時の業者ならば、広島に支店のある、大手設備施工会社にご相談ください。