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[19957]基礎の構造クラックの補修方法について

質問者:コジハヤ / 最新の回答・ご意見者:栃木 渡 / 回答・ご意見数:3件
カテゴリ:工事ミス・トラブル / 2022年12月14日 16:53

ご相談お願いいたします。
引き渡し前の立ち合いチェックにおいて、ホームインスペクターの方に床下点検をお願いした結果、構造(貫通?)クラックが見つかりました。
0.5mm以上で約2m のものもあります。
補修して、地盤沈下や配筋のさびなど防げるレベルのクラックでしょうか?
また、売主は補修方法を「ボンドシリンダー工法をすると連絡受けていますが、それで十分なのでしょうか?

アドバイスを頂きたくお願いいたします。
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これまでの回答・ご意見数3

アドバイザーからの回答

アドバイザー  相談者
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栃木 渡

一級建築士事務所 株式会社 北工房 代表取締役
2022年12月15日 04:58

所在地:北海道札幌市中央区北1条西15丁目1-3 大通ハイム409
URL:http://www.kitakobo.com/
PR:住宅設計に関わって30年が経…

とても冷静で論理的なご判断が出来そうな方とお見受けしました。

設計図も現場も拝見していませんので、具体・仔細の所見は出しようがありませんが、まずは「現状の条件整理」をされる事が重要と思いますよ。具体の対応は、全ての条件が出そろってからですね。その点、ご質問の1から5までは、とても大事と思います。

6に関しては、現時点で騒ぎ立てても、紛糾するだけでしょうから、お止めになった方が宜しいでしょうし、現実的には難しい(不安は理解できますが、先方が承諾するのはほぼ無理筋)と思います。

構造的な点での個人的な見解としては、「鉄筋」が、地盤や建物荷重に応じてちゃんと設計施工されていれば、さほど心配する必要はなかろうと思います。地盤改良されているようでしたら、念のため、そちらの状況確認もしてください。
myph

コジハヤ

所在地:東京都
2022年12月16日 00:03

栃木様 

ご返信有難うございました。
本日売り主である施工会社(パワービルダー)に説明を受けました。
一定の誠意は感じましたが、
驚いたのは、7月の基礎完成時にクラックを発見した際に、現場監督(若手)が基礎工事業者に口頭で補修を指示したのに、基礎工事段階の社内検査報告書には記載されていないということです。
これでは引き渡し直前までクラックが放置される訳です。
若手の監督も経験不足は明らかでした。

質問なのですが、
クラックを補修した事実があることを、契約前までに、売り主は買い主に告知する義務はないのでしょうか?

myph

栃木 渡

一級建築士事務所 株式会社 北工房 代表取締役
2022年12月18日 10:26

所在地:北海道札幌市中央区北1条西15丁目1-3 大通ハイム409
URL:http://www.kitakobo.com/
PR:住宅設計に関わって30年が経…

建売でしたか。。。

>クラックを補修した事実があることを、契約前までに、売り主は買い主に告知する義務

少なくとも、売主⇒買主 の関係で、工事中に行った行為を報告する義務は無いかと思います

建て主・設計者・監理者・施工者 の4者の関係の中で監理者は建て主に対して様々な報告義務があります。3権分立程のお話ではありませんが、この4者が健全に相互チェックするような形が理想なのですが、建売ですと(特に今回は)この4者が実態同一ですから、相互チェックが機能せず、何でしょうか。。。独裁政権?みたいなものですね。

※アドバイザー以外の一般ユーザーからのご意見

一般ユーザー  相談者
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T.Kumagai

所在地:静岡県
2022年12月14日 22:59

URL:
家づくりの想い:

ホームインスペクターの方はどのように言われているのでしょうか?
修繕方法についての判断は契約外なのでしょうか?

建築会社に対しては、補修に専用部材を使い、セメントやシリコンで埋めないと回答しているあたり、割とちゃんとした業者だと感じます。
この補修部材はそれなりに良い金額ですし、手間も掛かります。


配筋のサビについては、この補修方法で問題ないと言えます。
地盤沈下についてはまた話が異なります。先に地盤沈下(不等沈下)が起きてヒビが入ります。

今後は建築会社の話を聞きつつ、ホームインスペクターへの相談を行ってはいかがでしょうか?
補修するのであれば、施工管理写真の提出を求めれば良いと思います。
(単純に「写真が欲しい」ではなく、「施工管理写真の提出をお願いします」と言っておけば相手に対してのけん制になります。)

情報が少ないのでこのあたりでいかがでしょうか?
myph

コジハヤ

所在地:東京都
2022年12月14日 23:51

T.kumagai 様 

早々にご回答を頂き有難うございます。非常に不安な中、ご協力頂けたことたいへん感謝いたします。

ホームインスペクターさんに補修方法の質問をしたところ、Vカット、Uカットしそこに樹脂を入れる方法をお聞きしました。その後、施工会社にVカットでの施工を求めたところ、今回の「ボンドシリンダー工法」の回答があった次第です。
きっちりした補修方法とお聞きし少し安心しました。

ですが、、、
先ほどは、基礎の構造クラック写真を3点アップさせていただきましたが、実際は今回添付のように、施工不良箇所が多く、1か所は外壁から内部基礎に貫通クラックもあります。

明日16時から施工会社の現場監督とその上席と面談しますが、補修工事において以下を求めていくよう考えています。

1.施工会社としても現状確認すること
2.クラックの原因を特定し説明すること
3.この補修方法により構造耐力が得られるかどうか、契約に適合しているか?
4.基礎の配筋は規定どおりに施工されているか?
5.補修計画書の提出、施工管理写真の提出、対面による説明
6.保証の延長(10年以上)


言い過ぎや主張がおかしいところはあるでしょうか?
また貫通クラックもボンドシリンダー工法でまず問題ないでしょうか?

長々と質問しお手数ですがご回答のほど、どうぞよろしくお願いいたします。



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