築15年程度 木造2階建てです。1年ほど前から1階掃き出し窓のビス付近から雨漏りしています。状況としては強雨が半日程度続くと雨漏りしています。一度雨漏り業者に見てもらうと2階に腰高窓があるのですが、丁度掃き出し窓の真上です。そこから雨漏りしているのでは?との事です。目視ではシーリング劣化、外壁サイディングに少し反りやうっすら苔等が見られます。補修方法としてシーリング打ち替え、該当箇所に庇をつける等を考えています。雨漏りの原因究明以外の補修としてシーリング打ち替えや庇をつける補修で合っているのか、それ以外の方法があれば教えて頂きたいと思います。また、補修の際に透湿防水シートの貼り方等施工ミスが発見された場合(外壁反りの部分だけ外壁を剥がしてもらおうかと思っています。)施工会社に補修費用を負担させることは可能でしょうか?(築10年以上だと無理ですか?)、そもそも築年数からして施工ミスの判断は難しいでしょうか。もう一つ降雨のあと基礎に雨染みが見られます。これは新築の時から見られますが欠陥なのか、自然現象なのか施工ミスでそのような現象が起こるのか教えて頂きたいです。(出来れば補修方法も)宜しくお願いします。
これまでの回答・ご意見数1件
アドバイザーからの回答
アドバイザー 相談者※アドバイザー以外の一般ユーザーからのご意見
一般ユーザー 相談者現場監督A
所在地:東京都
2023年01月11日 23:53
URL:
家づくりの想い:現場監督歴20年。アフターも…
>>雨漏りの原因究明以外の補修としてシーリング打ち替えや庇をつける補修で合っているのか、それ以外の方法があれば教えて頂きたいと思います。
サッシビスのあたりから雨漏りをしているということはサッシ自体の変形など不備がサッシ周りの防水テープの不備が考えられます。外壁シーリングが劣化し通気層に入った水が防水テープの不備で雨漏りしている可能性がありますが、その場合、直すべきはサッシ周りの防水部分です。シーリングを打ち替えても止まるかもしれませんが根本的な解決ではありません。外壁シーリングは防水というよりは外壁材の保護の意味合いが強いです。
>>また、補修の際に透湿防水シートの貼り方等施工ミスが発見された場合(外壁反りの部分だけ外壁を剥がしてもらおうかと思っています。)施工会社に補修費用を負担させることは可能でしょうか?(築10年以上だと無理ですか?)、
一般的には10年間、雨漏りに対して補償があります。施工不備があったとしても不具合がなければ壊してやり直すことはしないのが通常と思います。10年以内で雨漏りして、原因がその施工不備だった場合、無償で直してくれるかもしれませんが、10年過ぎて雨漏りをして、それが原因かわからない場合は対象外になると思います。が、施工会社次第の対応になるかと思います。
>>もう一つ降雨のあと基礎に雨染みが見られます。これは新築の時から見られますが欠陥なのか、自然現象なのか施工ミスでそのような現象が起こるのか教えて頂きたいです。(出来れば補修方法も)宜しくお願いします。
通気槽にある防水層よりも中に雨水が入ってしまっていたら雨漏りなので、その雨染みが基礎内の床下空間にも入ってしまっていたら欠陥です。ただそれも申告が10年過ぎてからだと微妙だと思います。通気層内での防水層より外で水が流れている分には補償対象外ですが、もしかしたら新築時の納まりが原因で通期層に雨が入る構造になっていて、そのことで防水紙、防水テープが早めに劣化し、雨漏りに至った可能性もゼロじゃないかもしれませんね。いずれにしてもしっかり流水検査などして雨漏りの原因をはっきりさせることが雨漏り解決の基本だと思います。