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[20092]漏水によるべた基礎セパレーターのサビ

質問者:アロハ / 最新の回答・ご意見者:アロハ / 回答・ご意見数:2件
カテゴリ:工事ミス・トラブル / 2023年03月01日 22:12

戸建10年点検で床下に一面12cmの水が溜まっていることが発覚しました。
2階風呂への追い焚き循環パイプの継ぎ手から徐々に水が漏れて6年以上かけて水が溜まりました。継手がメーカー曰く発泡断熱材原液に触れてはいけないとしている所、断熱に埋め込まれていたことが原因で機能低下による漏水が起きました。腐った土台や柱は工務店に修理してもらいましたが、一体立ち上げで施工したベタ基礎のスラブと立ち上げ部分に貫通しているセパレーターが端を切断していなかったのもあり、基礎底面に等間隔で完全にサビたセパレーターが露出しております。工務店からは基礎一体の一回施工だし、ジャンカは問題ないと言われるものの、スラブと立ち上げにセパレーターの錆を中心に割れが見える部分もあります。(セパレーターの端を切断した部分もありますが、塞ぐ作業はしていないので水が侵入して中が錆びていると思われる)
貫通している錆びたセパレーターが今後基礎劣化の原因になるのではと危惧していますが、工務店はコンクリートは水に濡れても劣化しないとの主張です。セパレーターのサビは基礎劣化に繋がらないのでしょうか。もし基礎劣化要因になるならどのような対策が考えられますでしょうか。
基礎外側のモルタル部分にコブのようなものも何箇所もできています。
保険加入住宅なのに漏水原因なので補償対象外と言われてますが、構造に影響もあってなぜ対象にならないのか不思議でなりません。その保証もまもなく10年で切れてしまいます。
保証されないのかもあわせてアドバイスいただきたく何卒宜しくお願いします。

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アロハ

所在地:福岡県
2023年03月01日 22:13

写真を追加します
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これまでの回答・ご意見数2

アドバイザーからの回答

アドバイザー  相談者

※アドバイザー以外の一般ユーザーからのご意見

一般ユーザー  相談者
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現場監督A

所在地:東京都
2023年03月01日 22:52

URL:
家づくりの想い:現場監督歴20年。アフターも…

心中お察しいたします。漏水を100%発生阻止できれば良いのですが、どうしても人間が作ると100%からかけてしまいます。なんで自分が、というお気持ちになるかもしれませんが冷静に心配のないように全てを対処していけたら良いと思います。

セパレーターのサビが心配ということなんですが、個人的にはあまり深刻なことではないかなと思っています。1番心配なのは基礎コンクリートの鉄筋が錆びることです。セパレーターと鉄筋が接していることはまず通常ありません。セパレーターの錆が鉄筋に移ることは考えにくいと思います。それから錆がコンクリートの悪影響を及ぼすかどうかなんですが、考えられることとしたら錆びて鉄が膨張することによるコンクリートの爆裂です。ただセパはとても薄いものですので膨張をしてもそこまで体積は変わらないのかなと思います。「水に濡れて劣化する」ということもないと思います。コンクリートは乾いて(水分がなくなって)固まるのではなく、水と熱によって(水分を消費して)硬化していきます。「水」に関してだけ言えば逆に空気中にあるより強度が出やすいと思います。

瑕疵担保責任保険で10年というのはあくまで、「雨漏り」に関してと「構造躯体」に関しての瑕疵に対する保険なので、設備の瑕疵については10年ではなく2年とかだったと思います。
myph

アロハ

所在地:福岡県
2023年03月02日 11:28

早速にお答えありがとうございました。大変ありがたいです。セパレーターは薄いため爆裂の可能性は低いとのこと。この通りであってほしいと思います。ただ1、2枚目の写真にあるように一部の錆びたセパレーターを中心に立ち上げとスラブに亀裂が生じているように見えます。基礎一体打ちで継ぎ足ししていないためサビを原因に部分的に破壊されたように見えていたのですが、この辺りいかがでしょう。
瑕疵保険は工務店にも同じことを言われました。雨漏りでは無いですが、瑕疵による施工不良で構造劣化が起きているのに保険は効かないのが不思議でなりません。
myph

現場監督A

所在地:東京都
2023年03月02日 20:09

URL:
家づくりの想い:現場監督歴20年。アフターも…

>>この辺りいかがでしょう。

セパの錆の両側の隙間をおっしゃっているのでしょうか。私の感覚的にセパ自体が錆びて膨張する際にその膨張しようとする力が発生します。セパは貫通しているので室内側室外側にそれぞれ力の逃げ道がある中であえて基礎立ち上がり部分を持ち上げて隙間ができる方向に力が働くとは思えません。当初からあったじゃんかなのかなと思います。あくまで想像の域を出ないですが。一体打ちはコンクリートが一体となるので強度的にもとても良いと思いますが、打設時にバイブをかければかけるほど、内側にコンクリが流れてしまいキリがないので、施工技術がものをいう工法ですが、そのためじゃんかもできやすいです。

保険が効かないから直さなくて良い、ではないです。当然各社のメンツで施工不良であれば無償対応するという判断をする会社もあると思います。私は「継手がメーカー曰く発泡断熱材原液に触れてはいけないとしている所〜」という事例に今まで出会ったことはないですが、施工当時そういった事例を施工業者が知らず、のちにそういった事例を知った、発見された場合、そのメーカーがそのによってリコールや補償を出さない限り、工務店での無償対応は内容によっては渋る会社は多いと思います。一度対応事例が出ると、同じような事例が頻発した際に困る。そんな判断もあり得ます。
myph

アロハ

所在地:福岡県
2023年03月03日 00:29

早速にご回答ありがとうございました。セパレーターが貫通する分力の逃げ道が出来るというのは、イメージでき、安心いたしました。最初からあったかは確認していなかったので比較できないのですが、ジャンカができやすいというのは理解できました。ご説明で少し安心することが出来ました。何度もありがとうございます。