先日こちらに相談をさせて頂き、とても分かりやすい例えを用いてご説明頂きました。その話に関連してもう少し相談をさせて頂きたく投稿させて頂きました。
以下は先日の投稿内容の一部で施工会社とのやり取りになります。
床下に亀裂を発見した為、施工会社に連絡をし確認をしてもらい、後日調査会社に詳しく調査して頂きました。
調査結果としては
・目視等により基礎外周部に幅0.3ミリ以上のひび割れ2箇所、幅0.5ミリ以上のひび割れ1箇所、基礎床下側(中通り、耐圧盤)に幅0.3ミリ以上のひび割れ20箇所、幅0.5ミリ以上のひび割れ16箇所(最大幅は1.3ミリ)が確認されました。(目視出来る範囲のみ)
・シュッミットハンマー調査を行い設計基準強度は充足している。
・建物レベル測定調査を行い認められた傾きは、住宅品質確保促進法に定められた基準内の為、構造耐力上主要な部分に瑕疵が存在する可能性は低い。
と言う事でした。
施工会社はこの結果を瑕疵保険検査会社に検証を依頼し、その結果、上記調査会社の調査結果同様に、構造耐力上主要な部分に瑕疵が存在する可能性は低いとの報告を受け取りました。
それらを元に施工会社は基礎の是正は必要無く、基礎外周部の亀裂については施工時に実施した塗膜仕上げを行うと通知して来ました。
ここまでが前回投稿した内容です。実際にはこの他にもやり取りがありました。調査報告書は素人が見ても内容の全てを理解出来るとも限らない為、調査当日に調査会社から直接説明をして貰いたいとお願いしましたが、無視されました。施工会社からの通知後再度調査会社からの説明をお願いしましたが、納得しないなら紛争処理機関へ相談したらどうかと言うびっくりする返答が来ました。これでは原因も分からない状態で瑕疵の存在する可能性が低いとされても安心して住み続ける事は出来ません。
その後、色々な形で情報を集めていった中で、亀裂の原因に辿り着けるかもしれないと思う話を頂きました。基礎工事に長年携わっている方からの話になるのですが、これ程の亀裂が築浅の家での発生は聞いた事がないと言う事でした。その後のやり取りで地盤改良工事をしていないかと質問されました。私の家は地盤改良した上でベタ基礎を施しています。この方の見立てではあるのですが、地盤改良によって埋められた基礎抗は点でベタ基礎を支える事になります。家は均等な重量バランスではありません。階段やキッチンで言えばシンク、食器棚、冷蔵庫等重量物があります。逆にリビングは空間があります。それぞれの基礎抗は異なる荷重が加わっています。平時であれば全く問題ありませんが、地震が起きると家が右に傾きより大きな重量が右側にかかります。左に傾いた場合も然りです。普段から大きな荷重がかかっている基礎抗に更に重量が加わる場合があります。基礎抗は強固なので問題ありませんが、基礎の場合は更に重量が加わった事で強固な基礎抗と家に挟まれ耐えきれず亀裂が発生したのでは無いかと言う事です。その可能性として、亀裂の発生箇所が一部に固まっていないか、亀裂の発生箇所の上には重量物が無いか等確認されました。正に指摘されている通りでした。
そこで相談になります。
・この方の見立てに関して知識のある方からのご意見を頂きたいと考えています。
何かちょっとした事でも構いません。よろしくお願い致します。
以下は先日の投稿内容の一部で施工会社とのやり取りになります。
床下に亀裂を発見した為、施工会社に連絡をし確認をしてもらい、後日調査会社に詳しく調査して頂きました。
調査結果としては
・目視等により基礎外周部に幅0.3ミリ以上のひび割れ2箇所、幅0.5ミリ以上のひび割れ1箇所、基礎床下側(中通り、耐圧盤)に幅0.3ミリ以上のひび割れ20箇所、幅0.5ミリ以上のひび割れ16箇所(最大幅は1.3ミリ)が確認されました。(目視出来る範囲のみ)
・シュッミットハンマー調査を行い設計基準強度は充足している。
・建物レベル測定調査を行い認められた傾きは、住宅品質確保促進法に定められた基準内の為、構造耐力上主要な部分に瑕疵が存在する可能性は低い。
と言う事でした。
施工会社はこの結果を瑕疵保険検査会社に検証を依頼し、その結果、上記調査会社の調査結果同様に、構造耐力上主要な部分に瑕疵が存在する可能性は低いとの報告を受け取りました。
それらを元に施工会社は基礎の是正は必要無く、基礎外周部の亀裂については施工時に実施した塗膜仕上げを行うと通知して来ました。
ここまでが前回投稿した内容です。実際にはこの他にもやり取りがありました。調査報告書は素人が見ても内容の全てを理解出来るとも限らない為、調査当日に調査会社から直接説明をして貰いたいとお願いしましたが、無視されました。施工会社からの通知後再度調査会社からの説明をお願いしましたが、納得しないなら紛争処理機関へ相談したらどうかと言うびっくりする返答が来ました。これでは原因も分からない状態で瑕疵の存在する可能性が低いとされても安心して住み続ける事は出来ません。
その後、色々な形で情報を集めていった中で、亀裂の原因に辿り着けるかもしれないと思う話を頂きました。基礎工事に長年携わっている方からの話になるのですが、これ程の亀裂が築浅の家での発生は聞いた事がないと言う事でした。その後のやり取りで地盤改良工事をしていないかと質問されました。私の家は地盤改良した上でベタ基礎を施しています。この方の見立てではあるのですが、地盤改良によって埋められた基礎抗は点でベタ基礎を支える事になります。家は均等な重量バランスではありません。階段やキッチンで言えばシンク、食器棚、冷蔵庫等重量物があります。逆にリビングは空間があります。それぞれの基礎抗は異なる荷重が加わっています。平時であれば全く問題ありませんが、地震が起きると家が右に傾きより大きな重量が右側にかかります。左に傾いた場合も然りです。普段から大きな荷重がかかっている基礎抗に更に重量が加わる場合があります。基礎抗は強固なので問題ありませんが、基礎の場合は更に重量が加わった事で強固な基礎抗と家に挟まれ耐えきれず亀裂が発生したのでは無いかと言う事です。その可能性として、亀裂の発生箇所が一部に固まっていないか、亀裂の発生箇所の上には重量物が無いか等確認されました。正に指摘されている通りでした。
そこで相談になります。
・この方の見立てに関して知識のある方からのご意見を頂きたいと考えています。
何かちょっとした事でも構いません。よろしくお願い致します。
これまでの回答・ご意見数1件
アドバイザーからの回答
アドバイザー 相談者栃木 渡
一級建築士事務所 株式会社 北工房 代表取締役
2023年06月10日 08:10
所在地:北海道札幌市中央区北1条西15丁目1-3 大通ハイム409
URL:http://www.kitakobo.com/
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