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[2022]小屋裏と床下の状況について

質問者:ノルトホフ / 最新の回答・ご意見者:福地 脩悦 / 回答・ご意見数:3件
カテゴリ:構造・建材 / 2011年04月29日 22:11

中古住宅の購入を考えております。
築4年の片流れ屋根の家で外壁、屋根ともにガリバリウム鋼板の物件です。
先日、仲介業者であり施工業者の営業の方にお願いして小屋裏と床下をみてきました。
当方、素人ですので画像を参考にしていただければと思います、

まず、かなり狭い小屋裏ですが、点検口を開けると熱気がすごい状態でした。
当初、軒側?(屋根の低い方)にスリットがあるという話だったのですが、かなばかり図にもなく、天井裏を這いつくばって探したり、外側からみてみましたが結局無いようでした。希望が有れば有料で棟側?とその反対側(軒側?)に給排気用の防雨フードを複数つけて自然換気させるとの説明でした。
建築基準法での規定がない事と予算の問題、雨漏りの問題で換気口はつけなかったようです。そして熱気がすごいのは鉄製屋根なのでしょうがないということでした。(購入する場合は付けようと思います)

そして突き抜けた釘が多数。
短いものは屋根材を野地板に打ち付けたもので、長いものは垂木の土台にささっているそうです。
屋根が飛ばされる事のないように長い釘を使っているそうです。

垂木と土台?との間には溝が掘ってありますが、角度とあっていないせいか収まりが浅く、その他の部分では接合部分が浮いている部分、釘を斜めに打って固定している部分もありました。

集成材の一部からは樹脂が滴っていました。

何故か上棟式の飾り?の近くににペットボトルがあり、お神酒なのでしょうか?そうだったとしましてもこういうものは一般的なのでしょうか?

断熱材はダンレーマット425が天井裏に隙間なく敷きつけられていました。
かすがいがたくさん有りましたが、歪んでいるものも数個あったり、薄い鉄板を90度ねじったような金具がたくさん付いていたりしました。


床下は、断熱材は見当たらず、基礎立ち上がり上部に黒いパッキンが全面あり、ヒビは確認できませんでした。
コンクリート強度をテストハンマーで簡易計測をした所、ベース部分で約24N/mm2、立ち上がり部分で約27N/mm2という事でした。
(使用した生コンクリートは21N/mm2で、ベタ基礎です)
鉄鋼束?の下にコンクリートブロックのようなものがあり、ボンドのようなもので固定されていました。

その他、気になった点は室内のクロスです。
3ヵ所がよってしまっていました。
原因は、中の石こうボードが地震で揺さぶられて継ぎ目の部分のクロスがでたのが原因だそうです。


判断に困っております。
問題があったとして、その度合いもわかりません。
アドバイスをお願いいたします。
画像 »



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ノルトホフ

所在地:茨城県
2011年04月29日 22:13

補足画像です。
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ノルトホフ

所在地:茨城県
2011年04月29日 22:13

補足画像です。
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ノルトホフ

所在地:茨城県
2011年04月29日 22:14

補足画像です。
画像 »



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ノルトホフ

所在地:茨城県
2011年04月29日 22:18

補足画像です。
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これまでの回答・ご意見数3

アドバイザーからの回答

アドバイザー  相談者
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竹沢 正弘

瀬尾建設工業 株式会社
2011年04月29日 22:57

所在地:北海道羊蹄山の麓・倶知安町
URL:http://www.seo-ken.co.jp/
PR:「ウデより口が立つ」もので…

 まず、小屋裏の環境は、外気と同じが理想です。
ですから、換気口は「必須」です。
以下を参考に、換気口をおつけください。
http://www.ads-network.co.jp/taikyusei/taikyusei-06.htm

 突き出た釘、金物等、写真でいう限りは、問題はありません。
 ひねり金物等耐震金物を使っているようですし、あくまで、写真でいう限り、いい仕事ですよ。

 垂木と、母屋(もや と読み、垂木の土台と言っている部分のはずです)の部分ですが、
 口脇(くちわき と読み、垂木の接合部分です)は、極端に浮いて見えれば別ですが、少し浮いて見えても、問題ないですよ?垂木の高さ(母屋と垂木が接している部分の母屋の欠き込みの深さ)が問題なのです。

 床下の断熱材ですが、一枚目の写真に、板状の断熱材らしき物が見えてますが?違いますか?
 ご確認を願います。

 鋼製束なんですね。別におかしくないではないでしょうか?

 クロスの継ぎ目ですが、これも、極端な隙間、ずれでなければ、問題ないと思いますよ。

 全体的に、きれいだし、価格的に折り合えば、お買いになるには、
小屋裏の換気口以外は、
問題は無いと思いますが? 

myph

ノルトホフ

所在地:茨城県
2011年05月02日 21:51

ありがとうございます。
正直、ホッとしました。
ただし、購入するにあたり小屋裏換気はどうにかしようと思います。

myph

竹沢 正弘

瀬尾建設工業 株式会社
2011年05月06日 14:52

所在地:北海道羊蹄山の麓・倶知安町
URL:http://www.seo-ken.co.jp/
PR:「ウデより口が立つ」もので…

 参考にしたHPには、「片流れ」がありません。ね!
ごめんなさい。

 片流れの場合は、
軒天から「入った」空気が、棟の高さ周辺の壁、あるいは妻壁から「抜ける。」
というルートで、行ってください。
 1/900 という 数字になってますが、(経験的に言えば)
気持ち多めかな?というくらいの換気量を計画した方が良いと思います。
なぜなら、小屋裏の気積(小屋裏の空気の体積)が少ないため、
屋根からの熱気が、即!小屋裏に跳ね返ります。それを、何とかするには、換気量が多い方が有利。という考えです。
 茨城県周辺であれば、換気量過多による、寒気の流入過多も無視できるかと思います。

 具体的なアドバイスは、お宅を実際に確認出来ないため、無理ですが、
たとえば、
 軒天は、軒天ボードの「穴あき」に、張り替え。
 妻換気は、既製品で「矢切」という名などで、販売されていると思います。
あるいは、アルミ、ステンなどで、丸いフード(セルフード)が販売されていますので、それを、かっこよく並べたら、良いのではないでしょうか?
myph

福地 脩悦

株式会社 福地建装 / HQ住宅研究所 ファース本部
2011年05月07日 13:06

所在地:北海道北斗市中野通324
URL:http://www.fas-21.com/
PR:「家は創り上げ、育て続ける…

竹沢さんの回答で意を尽くしており、中古住宅としては、優良な物件と評価する事が出来ます。

小屋裏換気についてですが、「小屋裏は限りなく外気と同じ」と云うのが家屋の保持と温熱環境に最も必要な要件となります。
それには徹底した天井裏の断熱材の充填が前提となります。

夏場の茨城県は太陽熱の直接当たる屋根材が鉄板素材や瓦に限らず100℃近くまで上昇します。
この熱が輻射で小屋裏を熱し、外気温によって小屋裏は60度を超える場合が度々あります。

天井に乗せた断熱材でしかっかりとこの熱を遮断する事が必須となります。
加えて小屋裏換気は、風雨や吹雪などを考慮しての限界はありますが、気概としては、屋根を浮かしてツウツウになるくらいの通気が理想的です。

中古住宅に限らず、建売住宅の多くは、法的な基準をクリアーできる状態で販売するのが普通です。
しかし、それで住んで充分に満足な温熱環境を得ると事はありません。
中古や建売は買ってから自分なりに、省エネで快適で長寿命になるよう、手を加える事を前提に購入しべきでしょう。

※アドバイザー以外の一般ユーザーからのご意見

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