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[20760]ユニットバスの気密確保について

質問者:トンボの眼鏡 / 最新の回答・ご意見者:現場監督A / 回答・ご意見数:4件
カテゴリ:構造・建材 / 2024年05月12日 10:10

建売を購入して1年経過し始めて冬を越したのですがコンセントからの隙間風を感じ床下に潜った際に気づいたのですが浴室のユニットバスと石膏ボードの間に2cmくらいの隙間があり施工店に確認したのですが施工に問題はないとの回答でした。

浴室含め床断熱の施工のためネットで調べると隙間は気密テープで処理すると記載がありましたが浴槽の短い辺の箇所には届きそうになく1液発泡ウレタンで埋めた方がいいと感じましたが内部結露しないか心配です。

発泡ウレタンで埋めても問題ないものでしょうか。
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トンボの眼鏡

所在地:愛知県
2024年05月20日 22:49

取締られ役平社員様、遅くなりましたが写真を添付致しました。

隙間には気密シートがあるのですが元々、床下に垂れ下がっている状況で通気パッキンに掛かっていたためカッターで切って土台に気密テープで止めております。天井面には気密シートが見受けられないため途中でどのようになっているかは不明です。

天平面の隙間は念のため気密テープで止めてみました。



現場監督A様、基礎パッキンは通気パッキンで断熱材は壁面側にしかなく3方は無断熱の状況です。

施工業者へ確認しておりますが浴室は基礎断熱ではなく床断熱のため全方向通気パッキンとなっております。

通気パッキンの隙間を防蟻用のコーキングなどで埋めて基礎断熱に変更することも検討しましたがその際、床下の換気はどのようにしたら宜しいものでしょうか。

画像 »



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トンボの眼鏡

所在地:愛知県
2024年05月13日 22:20

ご回答有難う御座います。

週末に床下に潜り写真を撮りますのでその後ご覧いただけますでしょうか。

これまでの回答・ご意見数4

アドバイザーからの回答

アドバイザー  相談者

※アドバイザー以外の一般ユーザーからのご意見

一般ユーザー  相談者
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取締られ役平社員

所在地:北海道
2024年05月13日 10:47

URL:
家づくりの想い:

>浴室のユニットバスと石膏ボードの間に2cmくらいの隙間があり


ここの具体的な場所ですが、私が推測する場所で違わなければ、なんの問題もありません。
ユニットバスの本体そのもので充分に気密・水密を確保されている。と考えられ、本体そのものにキズ・隙間等が無いのであれば、影響は無いと考えられます。

よろしければ、再度、気になる部分の周辺、及びその部分の写真をアップできませんか?
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現場監督A

所在地:東京都
2024年05月14日 22:00

URL:
家づくりの想い:現場監督歴20年。アフターも…

具体的な状況はわかりませんが、ユニットバスと石膏ボードの隙間というよりは、きちんと断熱材で家が覆われているかという部分に尽きると思います。一般的な木造軸組工法の建物は、壁はグラスウールなどの充填断熱、床は床下地間にグラスウールボードやスタイロフォームなどの板上断熱材を施工することが多いですが、UBの部分には床下地がないため、基礎断熱にするか断熱材を施工しない施工会社などもあると思います。また、床下地に断熱材を施工した部分に関してはそれを境に内外が決まりますので床下部分は「外」となり床下の外の部分は基礎パッキンなどで通気をとります。この時にUB部分がどのようにされているかが大きいです。

UB部分も基礎パッキンにて通気がされている場合、言われている隙間を断熱材などで塞ぐことは効果的です。外気がそのまま上昇して建物内に入ってきていることになりますからそこを遮断する必要があるといえます。合わせて、通気パッキンも塞いだ方が良いです。欲を言えば基礎断熱もしたいところです。

可能性が高いのは基礎パッキンは通気でなく気密パッキンを使用しており、基礎断熱はされていないという状態ですね。この場合一見、外気は上昇していないと思いますが、UB部分の区画と他の区画が人通行などで繋がっていれば、床断熱材の下の「外」の空気がUBしたから上昇して入ってくることになるのでそこを止めなければいけません。

基礎パッキンの通気、気密の施工状況、、基礎立ち上がりの区画の仕方、基礎断熱と床下断熱の施工状況の確認が必要です。コンセントから風が吹くということですので何らかの隙間があるのは事実ですが、通常通り施工しても何かしらの隙間はあってゼロにはできないので、その施工会社がどこまで丁寧に手間をかけて施工しているのか?という部分の問題にもなってきます。


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取締られ役平社員

所在地:北海道
2024年05月28日 16:17

URL:
家づくりの想い:

繁忙な為、せっかく画像をいただいても遅くなりました。申し訳ありません。

このような写真を撮るには、大変であろうと思います。お疲れ様でございます。

見た感じで申し訳ありませんが、
まず、UBの底面(床下)の断熱材はあるのでしょうか?見えない気がします。
UB本体と住宅本体との間は、断熱材・気密材で塞がっているのでしょうか?
隙間がそのままに見えるのですが?
基本的な話になると思われますが、
床下の断熱は必要です。それに対して「気密材」であるポリフィルム・ビニールシートを施工します。
それらと、住宅本体の壁断熱・壁気密は、途切れなく連続する必要があります。コンセント等の「穴」の周りはテープなどで塞ぐ必要もありますね。
地域差があることですが、UBの床下の断熱は気密シートの外側、床下を見ると、まず断熱材の「受け」、「固定処置」などが見え、その中に断熱材が見えることになります。さらに中には気密層が見えることになります。
UB本体の壁と住宅本体の壁との間には、施工上必要な空間があります。
その空間が床下から見えるようでは、断熱・気密が連蔵していませんよね?
当然、気密層がつながっていても、断熱材がつながっていなければ、意味はありません。

写真では未確認ですが、基礎内の床(土?コンクリート土間?)はどういう納めになっていますか?
土の場合は、
土(ほぼ外のGLと同レベルの高さかそれ以上の高さ)にはポリフィルム、あるいはビニールシートを敷き詰めている必要がありそれもつなぎは重なりが必要です。周辺には立上げを必要とします。それらの上は、土でも砂でも乾燥したモノで押さえる事とします。もちろんUBの部分も同様です。
UBの床は、他の部分よりも下がっている事も多く、大変ですけど。

気密の確保 と言ったとき、それらを基本としてそれをクリアする、もしくはそれ以上に配慮された施工となると思われます。
ご自分が「熱気」あるいは「湿気」となった気持ちで、「断熱の穴」「気密の隙間」を一つ一つ確認する事が必要かも知れません。


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現場監督A

所在地:東京都
2024年05月30日 00:17

URL:
家づくりの想い:現場監督歴20年。アフターも…

>>現場監督A様、基礎パッキンは通気パッキンで断熱材は壁面側にしかなく3方は無断熱の状況です。

UB周りの基礎パッキンが通気パッキンの理由は下記2通りになります。
1.本来基礎パッキング工法を用いる場合、UBまわりは気密パッキンを使用することが多いですが、誤って通気パッキンを使用している。
2.本来基礎パッキング工法を用いる場合、UBまわりは気密パッキンを使用することが多いですが、UB工事にて床下断熱がとれておりUB下を通気している。

>>施工業者へ確認しておりますが浴室は基礎断熱ではなく床断熱のため全方向通気パッキンとなっております。

これは施工業者としては、上記で言うと「2.だよ」ってことを言っているのだと思います。

>>通気パッキンの隙間を防蟻用のコーキングなどで埋めて基礎断熱に変更することも検討しましたがその際、床下の換気はどのようにしたら宜しいものでしょうか。

基礎断熱は床下の換気は基本しません。換気をしない場合の注意点としては湿気が増加しないようにしないといけません。それがどこまでできるかだと思います。今回の場合だと脱衣所側に人通口があると思いますが、そこも丸々断熱で塞がないといけません。そうすると中を覗くことができなくなります。



上記から、UBによる床下断熱がとれていて設計的には問題がない可能性がありますが、その断熱量が少ないと寒さを感じることはあるかもしれません。
>>コンセントからの隙間風を感じ

これは気密工事の精度によっては多少はあるかなって思います。もちろん地域によってその施工への取り組み加減は全然違うと思います。寒冷地などではそれこそ完璧に近い断熱・気密工事を行われるものと想像しますが、私、関東地方で長く施工に携わっておりますが、断熱工事をどこまで細かく施工するかは施工会社によって結構幅があります。気密に対しても一緒です。施工会社に相談しながら改修はしないと取り返しのつかない被害が出る可能性も出てくるように感じます。