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[2082]工事ミスによる、屋根工事やり直し

質問者:マディ / 最新の回答・ご意見者:飯田 均 / 回答・ご意見数:1件
カテゴリ:構造・建材 / 2011年05月12日 16:13

現在家を新築中(2×6工法)で先週末に施主検査を済ませ、今週末に引き渡し予定です。
しかし施主検査の段階で、施工写真の載った報告書から、屋根の下地材が契約とは違うものが使われている事が判明し、施工会社が責任を持ってやり直すという事になりました。

誤って施工されたのは、改質ゴムアスルーフィングで、こちらが契約していたのは、透湿系遮熱ルーフィングです。

前者は防水性は十分ですが、遮熱効果はありません。
私は温暖化やエコ問題を考慮し、遮熱効果の高い施工を希望しています。
躯体の損傷を最小限にした上で施工し直すにはどのような方法が良いのでしょうか?

私は思いついたのは以下のような方法です。

?改質ゴムアスルーフィングの上に透湿性遮熱ルーフィングを重ねる

?改質ゴムアスルーフィングを剥がし、剥がすことによって多少なりとも損傷してしまった屋根板の上に厚さ1cmの板を補強して、透湿性遮熱ルーフィングを貼る

?改質ゴムアスルーフィングと併用できる遮熱効果を得られる何かを使う

他にもリフォームで使われる方法等あればご教示ください。

これまでの回答・ご意見数1

アドバイザーからの回答

アドバイザー  相談者
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飯田 均

屋根サポートいいだ
2011年05月12日 21:14

所在地:北海道旭川市春光4条8丁目11-13
URL:http://sites.google.com/site/yanespptiida/
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確かに、遮熱効果をうたった商品を使うことはエコに貢献できると思いますが、
小屋裏の換気の流れがしっかり確保されていなければ、遮熱の効果は発揮しにくくなります。
同じく、透湿性についても、屋根面に湿気を通過させるのではなく、小屋裏の換気の流れが確保されている方がよいのです。
また、透湿効果については、屋根材料との整合性を考えてみる必要があります。
1、屋根材料が密閉タイプで空気の流通が無いのであれば(湿気の抜けるところが無く、水滴が溜まります)、透湿性の無い方がよく、
2、解放タイプで、空気の流通が在れば、透湿系の下地材でもよいと思います。
一番に屋根に求められるのは防水性です。
遮熱効果の方を期待しているのであれば、改質ゴムアスルーフィングの上に重ねる方がよいと思いますが、
屋根の材料・施工方法を確認し、再施工の必要性があるのか、施工業者さんと話し合われてはいかがでしょうか。

※アドバイザー以外の一般ユーザーからのご意見

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