築5年ほどの一軒家です。
実加工で軒天を仕上げたようですが、剥がれてしまいました。
工務店に連絡し現地に見に来てもらいましたが、木が縮んでずれて落ちたのではないか。
風が入り込むこともあって落ちたので経年劣化だと言われました。
直すのに足場も組まないとならないため、金額もそれなりだと思います。
この軒天はこのようにしてほしい!と、こちらから頼んで施してもらった訳でもなく、木が縮むのも分かっていた事のように思います。
ましてや風が吹いただけで落ちてしまうような軒天ってどういう事?と憤慨しております。
修理費は家主が支払うべきなのでしょうか?
また、実加工の軒天ではよくあることなのでしょうか?
実加工で軒天を仕上げたようですが、剥がれてしまいました。
工務店に連絡し現地に見に来てもらいましたが、木が縮んでずれて落ちたのではないか。
風が入り込むこともあって落ちたので経年劣化だと言われました。
直すのに足場も組まないとならないため、金額もそれなりだと思います。
この軒天はこのようにしてほしい!と、こちらから頼んで施してもらった訳でもなく、木が縮むのも分かっていた事のように思います。
ましてや風が吹いただけで落ちてしまうような軒天ってどういう事?と憤慨しております。
修理費は家主が支払うべきなのでしょうか?
また、実加工の軒天ではよくあることなのでしょうか?
これまでの回答・ご意見数3件
アドバイザーからの回答
アドバイザー 相談者飯田 均
屋根サポートいいだ
2024年07月14日 14:52
所在地:北海道旭川市春光4条8丁目11-13
URL:http://sites.google.com/site/yanespptiida/
PR:- 雨漏り・すが漏り・雨だれ…
※アドバイザー以外の一般ユーザーからのご意見
一般ユーザー 相談者取締られ役平社員
所在地:北海道
2024年07月12日 16:36
URL:
家づくりの想い:
地域差はあると思いますが、あまり、この年数で軒天が落ちることは考えられないと考えます。(理由はともあれ、経年劣化には早い?)
ものによることではあるのですが、当社の場合であれば、足場ではなく高所作業車で、ピンネイラー、フィニッシュネイラーなどで、止付ける工事をし、お客様の負担にはしないかな?と思います。
原因に関しては、軒天に木材で・・・が、この辺ではないので、ノーコメントとします。
ものによることではあるのですが、当社の場合であれば、足場ではなく高所作業車で、ピンネイラー、フィニッシュネイラーなどで、止付ける工事をし、お客様の負担にはしないかな?と思います。
原因に関しては、軒天に木材で・・・が、この辺ではないので、ノーコメントとします。
現場監督A
所在地:東京都
2024年07月12日 23:38
URL:
家づくりの想い:現場監督歴20年。アフターも…
色々な施工の仕方があると思うのですが、ちょっと私の常識と大きく違う点が1点あります。それは、屋根の形が東西南北それぞれに傾斜のついた「寄棟」という形状になっていると思います。(裏の方は分かりませんが)その場合、私だったらこういった実のある羽目板材を施工する場合、軒の出方向に板材を貼っていきます。このお写真だと周囲ぐるっと同じ方向で貼られております。例えば、東西側は縦方向だけど、南北側は横方向に貼られている状態になります。この貼り方がちょっとあまり見ないかなと。剥がれている部分を「横方向に貼られている」と表現するとします。
実アリの板材を貼っていく際には基本としてサネに釘やタッカを打ち、そこを次の材で隠す、を繰り返して貼っていきます。
その際に「縦方向」に貼っていけば一枚一枚きちんと釘やタッカで下地に留められますが、「横方法」ですと外壁側と軒先側の実を落とさないといけないので、釘やタッカを隠せません。外壁側は外壁が塗物のようですのでモルタルを施工する前に留めてモルタルで隠すことができるかもしれません。ただ、軒先側は破風板にしゃくりを入れていない限りは隠せないので、隠し釘が必要です。隠し釘というのは一般的に保持力が弱いので、それが剥がれてしまった原因と思います。もしくはしゃくりを入れていて何も止めていなかった部分が気が痩せて外れたのかもしれません。
あと気になったのは剥がれたところに軒先換気金物がちょうどついていますよね。これをつけたために板の残りが少なくなっていたを下地に留めつける箇所がなくなってしまったという可能性もあります。
今、この状態でわかる方が見ればどのように留めていたのかがわかると思います。何も留めていなかった、留めていたが留め方が甘かった、のであれば施工不備ということになります。問題はその施工不備を施行者が不備と認めるかどうかですが・・・。
ちなみにフィニッシュネイルやピンネイル、ピンタッカなどは隠し釘の仲間ですが、ピン〜というのは非常に保磁力が弱く、一般に接着する際の仮止めが主な用途です。接着剤なしでピンタッカなどで留めていたとしたら、それも施工不備になるのかなと私は思います。フィニッシュネイルだったギリセーフかなって感じです。普通実打ちにフィニッシュも使いませんが。
実アリの板材を貼っていく際には基本としてサネに釘やタッカを打ち、そこを次の材で隠す、を繰り返して貼っていきます。
その際に「縦方向」に貼っていけば一枚一枚きちんと釘やタッカで下地に留められますが、「横方法」ですと外壁側と軒先側の実を落とさないといけないので、釘やタッカを隠せません。外壁側は外壁が塗物のようですのでモルタルを施工する前に留めてモルタルで隠すことができるかもしれません。ただ、軒先側は破風板にしゃくりを入れていない限りは隠せないので、隠し釘が必要です。隠し釘というのは一般的に保持力が弱いので、それが剥がれてしまった原因と思います。もしくはしゃくりを入れていて何も止めていなかった部分が気が痩せて外れたのかもしれません。
あと気になったのは剥がれたところに軒先換気金物がちょうどついていますよね。これをつけたために板の残りが少なくなっていたを下地に留めつける箇所がなくなってしまったという可能性もあります。
今、この状態でわかる方が見ればどのように留めていたのかがわかると思います。何も留めていなかった、留めていたが留め方が甘かった、のであれば施工不備ということになります。問題はその施工不備を施行者が不備と認めるかどうかですが・・・。
ちなみにフィニッシュネイルやピンネイル、ピンタッカなどは隠し釘の仲間ですが、ピン〜というのは非常に保磁力が弱く、一般に接着する際の仮止めが主な用途です。接着剤なしでピンタッカなどで留めていたとしたら、それも施工不備になるのかなと私は思います。フィニッシュネイルだったギリセーフかなって感じです。普通実打ちにフィニッシュも使いませんが。