床伏図だけで耐力壁かどうを判別するのは困難だと思われます。
ましてエアコン取り付け業者は、構造躯体に関する知見が多いと思われません。
本件は、筋交い部分にエアコン孔（冷媒配管用）を貫通させたと思われる強度不足を懸念されているのだと思われます。
そもそもエアコン取り付け業者が、筋交いの部材木材にわざわざ穴を空けるとは考え難いのです。
筋交いの入る耐力壁内でも、筋交いを外して孔を空けた方がはるかに仕事が遣り易くなります。
業者さんが孔を空けていないと云うのは、筋交いの木材に空けていない事を云ってると思われます。
万一、筋交いの木材に孔を空けたとしても、構造躯体に致命的に弱体化させる訳でもありません。耐力壁は、幾本もの筋交いで構成されているからです。
確認するには、壁を剥がす必要があります。
本件に関しては、そこまでする必要はないと推察されます。