注文住宅で建てた自宅ですが、土台気密パッキンが使われていない、透湿防水シートが水切り内側に収められている、水切り取付位置が高く、土台下部が剥き出しになっているなど、基礎と土台の間に水が浸入する可能性があることから、民事調停により、修繕・補修することになりました。基礎と土台下部に防水モルタルを塗ることになりましたが、既存のモルタルを削ってみると、写真のようにクラックが大量に見つかりました。
住宅会社は「ヘアクラックが見つかりました。構造クラックとは違い強度に問題はございません。」「幅が広そうな所を検査してみました。幅０．３ミリ未満、深さ４ミリ未満でしたのでヘアクラックで間違いはありません。初期打設不良であれば全体的にクラックが入ります。構造クラックではないので、おそらく地震などの短期変動ではないと思います。どちらかといえば自然の地盤の動きの長期変動や車などの振動の可能性が高いです。コンクリート補修材で補修し、乾燥してから防水モルタルを塗り上げます。」と連絡がありました。
このクラックは、南、東、西側の基礎に見られ、北側にはありません。
私は、「同じ面に集中してヘアクラックが発生している場合には、打設不良や地盤補強に問題があるのではないか。」と指摘しましたが、「弊社の見解はお伝えさせていただきました。」とだけ回答がありました。今は工事をストップしています。
これは構造的に問題はないのでしょうか。また、現場を確認し、問題がないかを確認していただける専門家の方をどう探したら良いのかが分かりません。
よろしくお願いいたします。