>建築業者に補償を求めることは難しいかとは思うのですが、何か法律的にでも打つ手や相談先はなさそうでしょうか？

「法的な」という意味では絶対的な法律はないと思うので、法律の専門家にそれなりの対価を支払って相談するほかないと思いますが、具体的な被害が出ていない異常何も訴えることは難しいのではと思います。また、7年前に引き渡しを認めてしまっているということが大きいと思います。通常の補償以外に特別な約束をさせるとしたらお引き渡し時です。それ以降になると通常の10年保証となると思います。10年雨漏りをしなければそれ以降は有償対応になると思います。

>築12 年程度で屋根、外壁の塗装をしようと思っていたのですが、屋根だけでも（もしくは外壁もあわせて）、葺き替えた方が良いと思われますか？

予算に余裕があればそれがベターですが、そんな必要はないかと思います。

今、行動エリア内に、施工会社がつぶれてしまったのか、透湿防水紙の状態で工事がストップしてしまったら指揮現場が数件あるんですが、1年以上そのままです。そこまで痛んでなさそうです。紫外線劣化が進んでいたとしても、上に外壁が貼られてしまえばそれ以上紫外線劣化は起きにくい。あと、放置時にきちんと止めておられずに風邪でびらびら動いてしまっていたとするとそこも劣化が進みそうですが、施工再開後はしっかり留められていると思います。その状態で雨漏りしていなければそんなに変わりはないのかなという印象です。

>屋根や壁を張り替える前に透湿防水シートやルーフィングの劣化を確認する手段はありませんか？（業者の方に依頼してという形でも良いのですが）

それは手段がないと思います。業者に頼んだとして調査を買ってでるのは新たな工事受注が目的でないとメリットがありません。「劣化してなさそうなので交換する必要はなさそうです」っていう判断はしないと思います。

色々な意見や実例を聞いて、勉強して我が家の方針を考えるべきですが、昔だと10年に一回の屋根外壁塗装をしたとして、２回に一回は葺き替えた方がいいかな？って感じです。（私の個人的な印象）それでも葺き替えなんてしない方もいっぱいいるし、それが何十年も続いて雨漏りする方もいますししない方もいる。屋根は葺き替えるけど、外壁までは張り替えないという方も多いと思います。また、近年はノンアスベスト材が増えて塗装でなく葺き替えを勧める業者も増えています。果たしてそこまでやる必要が本当にあるのか？状況を見て的確に判断をする必要があります。