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[21428]断熱材施工について。

質問者:木造新築ホワイト / 最新の回答・ご意見者:木造新築ホワイト / 回答・ご意見数:1件
カテゴリ:構造・建材 / 2025年06月16日 05:12

お世話になります。


断熱材施工について教えていただきたく
よろしくお願い致します。

写真の黒テープ部分の間に有る木材厚さは3cm程です。
この木材の裏側に断熱材を入れてくれてます。

断熱材ロックウール施工時、
大工さんが防湿シート等を剥がして
ロックウールのみ木材裏側に入れ込みました。

?防湿シート等を剥がしても木材が有れば
室内の湿気を木材が吸収して
結露やカビに影響有りますか?

?窓上部に、このような木材が入り、
断熱材が契約仕様の10cmではなく
木材分、手で断熱材をもぎ取られて
断熱材の厚みが薄くなり7cm程になっています。

長期優良住宅や断熱性能に影響有りますか?

?窓周りに木材を入れ込むのは
どのような目的が有るのか
もし一般的にも同施工でしたら教えていただけますか?

不思議に思い再びご相談させていただきました。
お手数お掛けしますが宜しくお願い致します。
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これまでの回答・ご意見数1

アドバイザーからの回答

アドバイザー  相談者

※アドバイザー以外の一般ユーザーからのご意見

一般ユーザー  相談者
myph

取締られ役平社員

所在地:北海道
2025年06月16日 15:26

URL:
家づくりの想い:

最初に、「断熱材」って、普通に考える「断熱材」だけではありません。
もちろん、ケースバイケースの類ですが、木材ってのは馬鹿にできない断熱材なんです。数字で言えば「断熱材」を名乗るものと比ぶべくもありませんがね。
アルミ板とか鉄板とかが、熱しやすく、冷めやすいのは想像できますよね?
木材は、そうでないのも、理解は出来ますよね?

次に、「断熱材」として使用する多くの材料は、内部に空気を多く含みそれを保持する目的上、壁の下地としての強度、釘やビスを保持する強度には、著しくかけることは理解できますでしょうか?
そのような点で考えると、「木材」は、断熱材ではできない「壁下地」を担い、さらに必要最低限の断熱の機能も担える「便利者」と言えるのです。

断熱材の施工の面ですが、断熱材って「空気を取り込み」「空気を保持」し、「空気を流通・対流させない」ことが必要になります。
現実的には、決められた「厚み」も注意点ですが、その「密度」も注意点なんです。7cmのところに、10cmの厚みの「綿」グラスウールは、入る。でしょう。しかし、それでは密度が変わるのです。材料の密度が多すぎるようでは、(大事な)空気の分がありません。断熱材の意味は減ってしまいます。
綿(グラスウール)とかでしたら、十分の七くらいでしたら「誤差」の範疇かもしれませんし、物理的に入ってしまうでしょうけどね。
板(スタイロフォームなど)なら、そもそもが入りません。

断熱材にかぶっている「防湿シート」のお話。
あまりシビアに「穴をあける」「切ってしまう」などなど・・・気にする必要はないと考えます。
断熱材の室内側に、隙間なくシートが施工されることが目的です。
室外側にあるポリフィルムなどは、屋内結露の原因となりえます。し、気密シートにこだわり、断熱の線が途切れるとか、気密の穴を作るほうが問題です。

見る限りは、きれいで確実と見て取れる施工をされているようです。
決して、不信感を抱く必要はないと考えますよ。

myph

木造新築ホワイト

所在地:愛知県
2025年06月27日 11:38

とても判りやすく、ご親切な回答をありがとうございます。

初めての注文住宅で知識もなく心配ばかりが先行していまい
プロの方から詳しくご説明いただけて安心しました。

現場監督さんの親切で真摯なご対応により、
施工し直ししてくださいました。

皆様に深く感謝し、厚く御礼申し上げます。
ありがとうございます。