myph

[21672]基礎 貫通クラック

質問者:けんま / 最新の回答・ご意見者:現場監督A / 回答・ご意見数:1件
カテゴリ:工事ミス・トラブル / 2025年10月25日 10:15

お世話になります。
新築住宅建築中のものです。
今回基礎のクラックを発見しました。基礎の外側と内側で同じような場所にクラックが発生していたため外側から水をかけて確認してみたところ、内側まで漏水していることが確認されました。貫通クラックでした。クラックの幅は0.25から0.35ミリ程度です
ハウスメーカーからはエポキシを表面に塗れば問題ないとのことで、エポキシで補修を進める形になっています。しかし、補修方法が加圧注入するのではなく、ただ表面に塗るというだけの様で少し不安です。中まで浸透させた方がいいのではと思ってしまいます。

そこで質問なのですが
1.補修として、エポキシを表面に塗るだけで問題ないのか
2.こう言った事象はよく起こることなのか。

写真は水をかける前と、かけた後のものになります。
回答よろしくお願いします
画像 »


これまでの回答・ご意見数1

アドバイザーからの回答

アドバイザー  相談者

※アドバイザー以外の一般ユーザーからのご意見

一般ユーザー  相談者
myph

現場監督A

所在地:神奈川県
2025年11月10日 23:08

URL:
家づくりの想い:現場監督歴20年。アフターも…

まず極めて微小なクラックですね。

建築中という事は完全に出来上がっていない。家の荷重もそこまで重くない段階。そこでのクラックという事ですね。

もしこれが力学的に発生したクラックであるならば、極端に両側に引っ張りがかかるか、極端な曲げがかかるしかありません。たとえば地盤沈下などの下に下がるような力が働いた場合には斜めにクラックが入りやすいので、

これらをトータルで考えると、構造的なものではない、収縮クラックと「思われます」



ヒビの大きさでよく「0.3ミリ以上は構造的な欠陥が疑われる」というのは新旧様々な建物をインスペクトした場合の「目安」のようなものなのであまり根拠はありません。以上でも問題ない場合もありますし、以下でも問題なこともあります。



それから両面にひびが重なっていて水が浸透したから貫通クラックというのも安易は発想だと思います。就職によって両面に浅いクラックが生じ、立ち上がりの打ち継ぎ部分に水が入れば毛細管現象で両面のクラックとも水が入るでしょう。だとすると鉄筋は濡れることになりますからここは水が入らないようにしたいです。ただしエポキシ樹脂である必要はないと思います。その目的ならコーキングでもモルタル補修でも良いと思います。そう言った意味での「表面に塗る」だと思います。

加圧中ん風するにはクラックを大きくしないと入っていかないと思います。構造を心配する中でさらに日々を大きくする工事は本末転倒と思います。