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[2179]最近のアルミサッシ住宅

質問者:カントリー大好き / 最新の回答・ご意見者:竹沢 正弘 / 回答・ご意見数:3件
カテゴリ:結露と換気の問題 / 2011年05月28日 15:44

住宅メーカーの契約をする前に注文住宅を造るのに、一番のポイントは冬場のサッシの結露、冷気がいやなので絶対にそうならないように樹脂でお願い、ということを社長,次長、担当者に毎回相談ごとに訴えてきました。でも「最近の住宅は普通のサッシで十分温かいし、結露しないですよ、全く必要ない。自分ならそんな無駄金使うならほかに当てます」と何回も言われて、しょうがなく普通のサッシにしました。寒いのが嫌いなので温かい家が理想ですとも最初から何度もお伝えしました。断熱材も一番高いのにしてエコガラスです。でも案の定住んでみたら、毎日の結露はすごいし、暖房(エアコン200v)付けても窓際からスースー冷気がすごいのです。折角の吹き付けの断熱材,エコガラスにした意味がないです。何度も確認したのにこの結果。すごく残念です。温かくてびっくりしますよ、と言われていたのが不思議なほど寒いです。担当者に相談したら「24時間換気付けたら2年目から結露は減るでしょう」と言われましたが、結露も減るか怪しいですですが、冷気は全く減らないと思うのです。風呂場もサーモ何とかにしましたが窓からの冷気でものすごい寒いです。これは建築メーカーに責任とってもらうことはできるのでしょうか?これから長く住む家に不満を持ったまますむのは嫌なので今のうちに何とかしたいなと思います。どう切り出したら円満にやってもらえるでしょうか?宜しくお願いします

これまでの回答・ご意見数3

アドバイザーからの回答

アドバイザー  相談者
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竹沢 正弘

瀬尾建設工業 株式会社
2011年05月29日 23:01

所在地:北海道羊蹄山の麓・倶知安町
URL:http://www.seo-ken.co.jp/
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 住宅メーカー・・・・としては、勉強不足。としか言えません。
それも、どう、かばいだてしても、「十数年以上」遅れてます。

 少なくとも、私の知る限り、勉強なり、知識では、30年以上前ですし、
現実に施工、営業的な目で見ても、20年は、ゆうに遅れてます。

 同じ立場に人間の目で見て、「かばう」何物もないと思います。
そもそも、自分の勉強不足、知識の無さを棚に上げて
お客様に「無駄金」扱いして、言ったという台詞が、許せません。

 と言っても、「建て替え」は、無理でしょう。から、
クラビアさんの言われるように、「樹脂内窓」とか、「複層ガラス」とか、で、動くことになると思います。
 もし、もしですよ?施工者が悔い改めて何とかする。という考えがあるようであれば、
 サッシの交換をすることは、今からでも遅くありません。
ただ、考えるほどは簡単でもないのですが、
サイディング、内壁のクロス等のはりかえ、は、必要になりますが、きちんと監理されて、行われた場合、劇的に変わります。
 
myph

竹沢 正弘

瀬尾建設工業 株式会社
2011年05月30日 10:14

所在地:北海道羊蹄山の麓・倶知安町
URL:http://www.seo-ken.co.jp/
PR:「ウデより口が立つ」もので…

 一応の確認をしておきます。(業者の話を聞くと、信頼性が乏しいかも?と思い。)
 まず、アルミサッシは、複層ガラスを使用していますか?単板では、役に立ちません。(断熱の意味で)
 大きさは、必要以上に大きいことはありませんか?
それと、床からの窓になってませんか?床からの窓がいけない、わけではないのですが、天井から床まで、のまどなどだと、
 天井のあたりの「暖かい」空気が、窓の表面で冷やされ、「冷たい」空気になり、床にくだり床上を走ります。(文字通り走ります)相当な寒さを感じますよ。
 まさか?と思いますが、サッシの周辺(サッシの外周)と、壁に隙間は無いですよね?隙間が見えなくとも、そこからすきま風が来ませんか?
 内壁を張る時点で、石膏ボードの内側にしっかり「防湿層」が施工されてますよね?その継ぎ目は、しっかり重ねてますか?
 床と壁の間から「すきま風」が来ませんか?その部分の断熱施工、気密施工は大丈夫ですか?
 同じように、天井と壁の取り合いもしっかりと気密されているのでしょうか?

 窓だけの話でなく、住宅の基本性能の問題を含んでいるようで、心配です。
30年前の常識の営業の会社が、10年前後の常識にのっとった、施工が出来るとは考えにくいのです。
 お近くの「信頼できる、木造に強い、建築士など」への 相談・診断を、
まず、お勧めしておきます。

※アドバイザー以外の一般ユーザーからのご意見

一般ユーザー  相談者
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クラビア

所在地:新潟県
2011年05月28日 22:14

URL:
家づくりの想い:人に優しい家・ふところに優

家を建てる前に,このサイトでお尋ねになれば良かったですね。
そうすれば,窓に付いては,皆さんが,色々と良いアドバイスをして下さったと思います。
住宅から熱が逃げる場合,一般的には窓から逃げる熱が一番多いのですね。
それで,住宅先進国では窓にはかなり力を入れるわけです。
木製サッシ,樹脂サッシで,三層構造,四層構造の窓が普及しています。
その点,まだ日本では一般的ではありますが,アルミサッシを採用するという時点で断熱の面では失格と言っても良いでしょう。
お宅の断熱材の仕様が分かりませんので,断言はできませんが,一応,これから取れる対策としては,今ある窓はそのまま残して,その窓の内側にリフォームとして,ペアガラス入りの樹脂サッシを追加されると良いかもしれません。
ペアガラスは空気層の場合は12ミリメートル厚以上のものにして下さい。
なお,今なら,リフォームとして断熱内窓を追加すると,エコポイントがもらえるかもしれません。
また,地域によっては追加の補助金を出しているところもありますので,行政に尋ねてみると良いと思います。
リフォームの費用は建築メーカーに出してもらえれば御の字ですが,まず無理かと思います。
せいぜい,勉強してもらって,見積もりを出してもらって,念の為リフォーム専門業者にも見積もりを出してもらって比較して決めても良いかもしれません。
このようにしても,外側のアルミサッシの結露を防ぐのは結構難しいかもしれませんが,断熱効果はかなり期待できます。
法律的に,あれこれもめることを考えると,その手間ひまや費用をかけるよりも,あっさりと諦めて次善の策を取る方が良いように思います。