[2239]擁壁の強度不足とその後の対応ついて
質問者:かっか / 最新の回答・ご意見者:かっか / 回答・ご意見数:2件
カテゴリ:契約・法規のトラブル / 2011年06月03日 19:54
長いので箇条書きで失礼いたします。
<経緯>
2段擁壁のある高台の土地。2007年2月に購入、12月に注文住宅完成。
土地契約時擁壁の強度が気になったので、売主側、買主側不動産屋を通じて役所の建築課に確認。問題なしとの回答を得る。(重要事項説明書には擁壁についての記載はなし。)
着工後間もなくの9月、役所の都市計画課から住宅メーカーに「擁壁違反」の連絡がはいる。メーカー担当者は市役所へ説明に行く。建物は崖条例に沿って後ろに下げていたために工事中止にはならず続行。
メーカーから連絡を受け売り主と不動産屋は内緒で擁壁を調べたりしていた。
家が完成し引っ越しの数日前に売り主側不動産屋とメーカー担当者が我が家へ来る。経緯を初めて知らされた。(売主は亡くなっていた)
「1年以内に擁壁を直すので予定通り引っ越してほしい。」と言われ信用して予定通り引っ越し。
2年間進展なし。その間に「改善命令書」が役所から届く。
工事費の出所がないために、亡くなった売り主が加盟していた不動産協会へ保証金請求。売り主の瑕疵がある程度認められ工事費の一部が先日おりた。
・<役所の責任>事前検査、建築申請、完了検査(済証も手元にある)全てクリアーしている。役所は「ミスがあった」とは認めたものの、金銭的補償などは何もできないと言っている。→見逃したことは大きな責任であると考えている。どういう補償を求めるべきか。
・<メーカーの責任>隠して工事を進めていた。家に問題が出ないように本来擁壁に問題がなければ必要ない崖条例を設計段階から持ち出し、家を後ろに下げた。隠した事実を認め、2年半話し合いを下後、今は非があることは認めているが工事費の不足についはごく僅かの金額しか出さないと言っている。→どのように金銭面での補償を求めるべきか。
・<売り主側不動産屋>責任を持つと約束したものの、やるやると言って2年間放置。約束も守ったことがない。結局協会への申請などは全て我が家で行った。保証金では工事が出来ない事を話し、「不足分を払う。金額は考えさせてほしい。」と帰ってからは連絡もしてこなくなり、態度を一変(この間に弁護士に相談したようだ。)「自分としては精いっぱいやったので・・」と言い続け支払う意思がないような発言をここ最近はしている。→今までのいい加減な対応も我慢してきたが、ここにきて金銭面での補償を渋っているのでこの不動産屋が加盟している協会へ訴えを起こすことを考え始めている。
その際は工事費の差額の請求になるのか。
このような複雑なトラブルですが、客観的に見てどう思われるでしょうか。
裁判をするには資金的は問題があります。
本当でしたら上記3社(役所含む)に精神的苦痛の補償を求めたいところです。
相談すべき窓口、今後の対応に注意すべき点、など何でも結構ですのでご意見を下さい。宜しくお願い致します。
<経緯>
2段擁壁のある高台の土地。2007年2月に購入、12月に注文住宅完成。
土地契約時擁壁の強度が気になったので、売主側、買主側不動産屋を通じて役所の建築課に確認。問題なしとの回答を得る。(重要事項説明書には擁壁についての記載はなし。)
着工後間もなくの9月、役所の都市計画課から住宅メーカーに「擁壁違反」の連絡がはいる。メーカー担当者は市役所へ説明に行く。建物は崖条例に沿って後ろに下げていたために工事中止にはならず続行。
メーカーから連絡を受け売り主と不動産屋は内緒で擁壁を調べたりしていた。
家が完成し引っ越しの数日前に売り主側不動産屋とメーカー担当者が我が家へ来る。経緯を初めて知らされた。(売主は亡くなっていた)
「1年以内に擁壁を直すので予定通り引っ越してほしい。」と言われ信用して予定通り引っ越し。
2年間進展なし。その間に「改善命令書」が役所から届く。
工事費の出所がないために、亡くなった売り主が加盟していた不動産協会へ保証金請求。売り主の瑕疵がある程度認められ工事費の一部が先日おりた。
・<役所の責任>事前検査、建築申請、完了検査(済証も手元にある)全てクリアーしている。役所は「ミスがあった」とは認めたものの、金銭的補償などは何もできないと言っている。→見逃したことは大きな責任であると考えている。どういう補償を求めるべきか。
・<メーカーの責任>隠して工事を進めていた。家に問題が出ないように本来擁壁に問題がなければ必要ない崖条例を設計段階から持ち出し、家を後ろに下げた。隠した事実を認め、2年半話し合いを下後、今は非があることは認めているが工事費の不足についはごく僅かの金額しか出さないと言っている。→どのように金銭面での補償を求めるべきか。
・<売り主側不動産屋>責任を持つと約束したものの、やるやると言って2年間放置。約束も守ったことがない。結局協会への申請などは全て我が家で行った。保証金では工事が出来ない事を話し、「不足分を払う。金額は考えさせてほしい。」と帰ってからは連絡もしてこなくなり、態度を一変(この間に弁護士に相談したようだ。)「自分としては精いっぱいやったので・・」と言い続け支払う意思がないような発言をここ最近はしている。→今までのいい加減な対応も我慢してきたが、ここにきて金銭面での補償を渋っているのでこの不動産屋が加盟している協会へ訴えを起こすことを考え始めている。
その際は工事費の差額の請求になるのか。
このような複雑なトラブルですが、客観的に見てどう思われるでしょうか。
裁判をするには資金的は問題があります。
本当でしたら上記3社(役所含む)に精神的苦痛の補償を求めたいところです。
相談すべき窓口、今後の対応に注意すべき点、など何でも結構ですのでご意見を下さい。宜しくお願い致します。
これまでの回答・ご意見数2件
アドバイザーからの回答
アドバイザー 相談者栃木 渡
一級建築士事務所 株式会社 北工房 代表取締役
2011年06月05日 02:16
所在地:北海道札幌市中央区北1条西15丁目1-3 大通ハイム409
URL:http://www.kitakobo.com/
PR:住宅設計に関わって30年が経…
栃木 渡
一級建築士事務所 株式会社 北工房 代表取締役
2011年06月09日 06:01
所在地:北海道札幌市中央区北1条西15丁目1-3 大通ハイム409
URL:http://www.kitakobo.com/
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