これまでの回答・ご意見数6件
アドバイザーからの回答
アドバイザー 相談者栃木 渡
一級建築士事務所 株式会社 北工房 代表取締役
2011年06月09日 05:38
所在地:北海道札幌市中央区北1条西15丁目1-3 大通ハイム409
URL:http://www.kitakobo.com/
PR:住宅設計に関わって30年が経…
※アドバイザー以外の一般ユーザーからのご意見
一般ユーザー 相談者クラビア
所在地:新潟県
2011年06月08日 23:44
URL:
家づくりの想い:人に優しい家・ふところに優
写真で見ますと,構造用合板ではなく,単なる石膏ボードですね。
構造用合板は普通は外壁側に使うものです。
従って,コンセントの穴が開くことはありません。
石膏ボードも厚みや施工の仕方によっては耐力壁として考えることもできますが,いずれにしても,そんなに期待できるものではありません。
ケリやツキを入れると素手でも簡単に穴があきますよ。
というわけで,写真で見る限り,ご心配は全く無用です。
2×4ということで,耐震性も心配ないと思います。
あと,内壁,つまり石膏ボードに穴を開けて,コンセントを追加するということは,リフォームでは頻繁に行われていると思います。
HMの間違いとめくじらを立てる必要は無いと思います。
むしろ,使い勝手を考えながら,ついでに,色々と注文を出せるかもしれません。
LANなどを設置しておくと便利ですよ。
構造用合板は普通は外壁側に使うものです。
従って,コンセントの穴が開くことはありません。
石膏ボードも厚みや施工の仕方によっては耐力壁として考えることもできますが,いずれにしても,そんなに期待できるものではありません。
ケリやツキを入れると素手でも簡単に穴があきますよ。
というわけで,写真で見る限り,ご心配は全く無用です。
2×4ということで,耐震性も心配ないと思います。
あと,内壁,つまり石膏ボードに穴を開けて,コンセントを追加するということは,リフォームでは頻繁に行われていると思います。
HMの間違いとめくじらを立てる必要は無いと思います。
むしろ,使い勝手を考えながら,ついでに,色々と注文を出せるかもしれません。
LANなどを設置しておくと便利ですよ。
はせ
所在地:東京都
2011年06月09日 13:11
早速のご回答ありがとうございました。
一般的には外壁側に構造用合板がつくのですね。
この壁には合板がつくと図面に記載があった(図面では部屋側(内側)に線が引かれ範囲指定されて合板と書かれ
ていました。)のと、構造計算をして耐力が足らないので部分的に合板を入れるという経緯があり伺いました。
外側についているということであれば、問題はないということで分かりました。
助かりました、ありがとうございます。
一般的には外壁側に構造用合板がつくのですね。
この壁には合板がつくと図面に記載があった(図面では部屋側(内側)に線が引かれ範囲指定されて合板と書かれ
ていました。)のと、構造計算をして耐力が足らないので部分的に合板を入れるという経緯があり伺いました。
外側についているということであれば、問題はないということで分かりました。
助かりました、ありがとうございます。
クラビア
所在地:新潟県
2011年06月09日 14:24
URL:
家づくりの想い:人に優しい家・ふところに優
「計算をして耐力が足りないので,部分的に合板を入れる」ということで,ご心配されている理由が理解できました。
2×4は普通は,外側の構造用合板で耐力壁を賄うわけですが,大きな窓を偏って配置すると耐力壁が足りなくなる場合があります。
それで,それを補うために室内側にも合板(内容が良くわかりませんが)を施工するということなんでしょうかね。
少なくとも,写真で見る限りは,その切り口から見て,普通の石膏ボードのように見えますので,耐震性に付いては先に述べた通りです。
仮に耐力壁に穴を開けた場合がどうかと言いますと,これはかなり複雑な問題になります。
少なくもと,コンセント程度の穴はあまり心配要らないとお答えして良いと思います。
気密施工に付いては,栃木さんの回答の通りです。
もっとも,写真で見る範囲では,はせさんのお宅ではそこまでの施工になっていないように感じました。
いわゆる高断熱・高気密住宅として注文されていますか。
普通の2×4として建てられている様に見えたのですが。
高断熱・高気密住宅の場合は,特に繊維系の断熱材を使う場合は,外側の防湿シートに加えて,室内側にもポリエチレンなどの気密シートを施工する必要があります。
そしてこの場合にはコンセントの穴を開けた時は,気密を保つための施工も必要になってきます。
それは,専用の気密コンセントを使ったり,現場発泡のウレタンを充填するなどの方法がありますが,恐らく,そこまでは想定されていないように思われました。
北海道ではびっくりされると思いますが,東京ではこちらが普通でしょうかね。
あと,コンセントとありましたが,多分,照明等のスイッチの取り付けでしょうかね。
後付け工事でということは,比較的良くあることのように思います。
2×4は普通は,外側の構造用合板で耐力壁を賄うわけですが,大きな窓を偏って配置すると耐力壁が足りなくなる場合があります。
それで,それを補うために室内側にも合板(内容が良くわかりませんが)を施工するということなんでしょうかね。
少なくとも,写真で見る限りは,その切り口から見て,普通の石膏ボードのように見えますので,耐震性に付いては先に述べた通りです。
仮に耐力壁に穴を開けた場合がどうかと言いますと,これはかなり複雑な問題になります。
少なくもと,コンセント程度の穴はあまり心配要らないとお答えして良いと思います。
気密施工に付いては,栃木さんの回答の通りです。
もっとも,写真で見る範囲では,はせさんのお宅ではそこまでの施工になっていないように感じました。
いわゆる高断熱・高気密住宅として注文されていますか。
普通の2×4として建てられている様に見えたのですが。
高断熱・高気密住宅の場合は,特に繊維系の断熱材を使う場合は,外側の防湿シートに加えて,室内側にもポリエチレンなどの気密シートを施工する必要があります。
そしてこの場合にはコンセントの穴を開けた時は,気密を保つための施工も必要になってきます。
それは,専用の気密コンセントを使ったり,現場発泡のウレタンを充填するなどの方法がありますが,恐らく,そこまでは想定されていないように思われました。
北海道ではびっくりされると思いますが,東京ではこちらが普通でしょうかね。
あと,コンセントとありましたが,多分,照明等のスイッチの取り付けでしょうかね。
後付け工事でということは,比較的良くあることのように思います。
クラビア
所在地:新潟県
2011年06月09日 14:51
URL:
家づくりの想い:人に優しい家・ふところに優
ご質問では最初からスイッチとありましたね。
私の思い込みで失礼しました。
私の思い込みで失礼しました。
はせ
所在地:東京都
2011年06月09日 23:57
ご回答ありがとうございます。
合板は図面の見方が良く分からないので、室内側についているのかを聞いてみます。
おそらく、高機密・高断熱の家でお願いしているとは思います。また、ロックウールを使うというのは知っています。
注文の時に長期優良住宅の条件を満たすようにお願いしますと伝えているのですが、普通の2×4なのでしょうか?
建築中の家の何処を見れば、高機密・高断熱というのが分かるのでしょうか?
そのような場所があれば教えて頂けないでしょうか。
宜しくお願い致します。
合板は図面の見方が良く分からないので、室内側についているのかを聞いてみます。
おそらく、高機密・高断熱の家でお願いしているとは思います。また、ロックウールを使うというのは知っています。
注文の時に長期優良住宅の条件を満たすようにお願いしますと伝えているのですが、普通の2×4なのでしょうか?
建築中の家の何処を見れば、高機密・高断熱というのが分かるのでしょうか?
そのような場所があれば教えて頂けないでしょうか。
宜しくお願い致します。
クラビア
所在地:新潟県
2011年06月10日 00:18
URL:
家づくりの想い:人に優しい家・ふところに優
長期優良住宅と高断熱高気密住宅とでは見るべき視点が異なっており,一致する場合もありますしそうでない場合もあります。
どちらかと言えば,南の方では一致しないことの方が多いです。
高気密住宅かどうかを判別するには,家が完成した時点で気密測定が行われるかどうかを確認すれば確実です。
実測値にして,C値が0.5以下であれば申し分ありません。
悪くても1以下が望ましいです。
これを実現するためには,ロックウール断熱の場合は,外壁に面した室内側,つまり,今回穴が開けられた,石膏ボードの内側に気密シートが施工されているはずですが,これがきちんと施工されているかどうかを確認されるといいと思います。
そして,石膏ボードに穴を開ける時には,この気密シートも破ることになりますが,この部分の処理が重要になります。
これは栃木さんが心配されている点でした。
高断熱住宅かどうかは,設計が終了した時点で,断熱材の種類や厚み,また開口部の種類や大きさなどを元に,熱損失係数というのを計算で出すことができますので,この数値を元に判定します。
それで,ビルダーさんに,お宅の熱損失係数,これはQ値と言いますが,幾らになっているか尋ねると良いと思います。
Q値は日本の次世代省エネ基準では2.7以下になっていますが,これは国際的には高断熱とは言い難いと思います。
できれば,1.6以下を目指して欲しいと思います。
ちなみに,ドイツでは今,0.7を目標に頑張っています。
それで,完成時に気密測定を行う予定か,またQ値は幾らで設計されているかを確認されれば間違いありません。
どちらかと言えば,南の方では一致しないことの方が多いです。
高気密住宅かどうかを判別するには,家が完成した時点で気密測定が行われるかどうかを確認すれば確実です。
実測値にして,C値が0.5以下であれば申し分ありません。
悪くても1以下が望ましいです。
これを実現するためには,ロックウール断熱の場合は,外壁に面した室内側,つまり,今回穴が開けられた,石膏ボードの内側に気密シートが施工されているはずですが,これがきちんと施工されているかどうかを確認されるといいと思います。
そして,石膏ボードに穴を開ける時には,この気密シートも破ることになりますが,この部分の処理が重要になります。
これは栃木さんが心配されている点でした。
高断熱住宅かどうかは,設計が終了した時点で,断熱材の種類や厚み,また開口部の種類や大きさなどを元に,熱損失係数というのを計算で出すことができますので,この数値を元に判定します。
それで,ビルダーさんに,お宅の熱損失係数,これはQ値と言いますが,幾らになっているか尋ねると良いと思います。
Q値は日本の次世代省エネ基準では2.7以下になっていますが,これは国際的には高断熱とは言い難いと思います。
できれば,1.6以下を目指して欲しいと思います。
ちなみに,ドイツでは今,0.7を目標に頑張っています。
それで,完成時に気密測定を行う予定か,またQ値は幾らで設計されているかを確認されれば間違いありません。
はせ
所在地:東京都
2011年06月10日 08:38
かなり丁寧にご回答を頂きまして、非常に参考になり分かりやすかったです。
ありがとうございます。
明日は休みですので、直接断面を見て確認しようと思います。
HMには聞いた内容の通り対応をきっちりしてもらうことをお願いします。
対応がきっちりしてもらえたかどうかというのは、やはり作業経過を見ないと分からないものなのでしょうか?
何か良い方法というのがあれば、お手数ですがまた教えて下さい。
宜しくお願い致します。
ありがとうございます。
明日は休みですので、直接断面を見て確認しようと思います。
HMには聞いた内容の通り対応をきっちりしてもらうことをお願いします。
対応がきっちりしてもらえたかどうかというのは、やはり作業経過を見ないと分からないものなのでしょうか?
何か良い方法というのがあれば、お手数ですがまた教えて下さい。
宜しくお願い致します。
クラビア
所在地:新潟県
2011年06月10日 13:25
URL:
家づくりの想い:人に優しい家・ふところに優
率直に申し上げますと,順番が逆だったと思います。
つまり,本格的な高断熱高気密住宅は北海道では常識ですが,首都圏では,これを手がける業者はまだ稀だと思います。
それで,高々住宅を望む場合は,最初に業者の選定から始めなければなりません。
つまり, まず,Q値幾らの家を建ててくれるのかを確認することです。
そして,完成後,引き渡し前に気密測定をしてくれるか,そしてその際のC値は幾らを保証してくれるかを事前に確認することです。
それぞれの値に付いては,Q値はできれば1.2以下,悪くとも1.6以下,またC値は,できれば0.5以下,悪くとも1以下を胸を張って保証してくれるビルダーさんなら安心できると思います。
現実には,首都圏ではこれが可能なビルダーさんは,現実に幾つもあることはあるのですが,全体から見るとかなりマイナーな存在でして,大手ハウスメーカーを含めて,ほとんどのビルダーさんは該当しません。
それで,単に推測に過ぎませんが,はせさんのお宅は,多分該当しないように思います。
そして,建築途上の家,つまりはせさんの写真から判断しますと,今の時点で高々仕様に変更するのは,不可能に近いと思います。
それで,今となっては,耐震性のみを配慮されればよろしいのでないかと思います。
この場合には,スイッチやコンセントの穴を後で開けるのは大きな問題ではありません。
つまり,本格的な高断熱高気密住宅は北海道では常識ですが,首都圏では,これを手がける業者はまだ稀だと思います。
それで,高々住宅を望む場合は,最初に業者の選定から始めなければなりません。
つまり, まず,Q値幾らの家を建ててくれるのかを確認することです。
そして,完成後,引き渡し前に気密測定をしてくれるか,そしてその際のC値は幾らを保証してくれるかを事前に確認することです。
それぞれの値に付いては,Q値はできれば1.2以下,悪くとも1.6以下,またC値は,できれば0.5以下,悪くとも1以下を胸を張って保証してくれるビルダーさんなら安心できると思います。
現実には,首都圏ではこれが可能なビルダーさんは,現実に幾つもあることはあるのですが,全体から見るとかなりマイナーな存在でして,大手ハウスメーカーを含めて,ほとんどのビルダーさんは該当しません。
それで,単に推測に過ぎませんが,はせさんのお宅は,多分該当しないように思います。
そして,建築途上の家,つまりはせさんの写真から判断しますと,今の時点で高々仕様に変更するのは,不可能に近いと思います。
それで,今となっては,耐震性のみを配慮されればよろしいのでないかと思います。
この場合には,スイッチやコンセントの穴を後で開けるのは大きな問題ではありません。
はせ
所在地:東京都
2011年06月11日 23:28
ご回答ありがとうございました。
C値とQ値は契約前に聞いてたのですが、そこまでは必要ないからなのかもしれませんが、どこのHMもおっしゃるような数値にはなっていませんでした。
洗面の間違った箇所については、伺った内容等を基にきちんと対応してもらうようにお願いしました。
今回はありがとうございました。
C値とQ値は契約前に聞いてたのですが、そこまでは必要ないからなのかもしれませんが、どこのHMもおっしゃるような数値にはなっていませんでした。
洗面の間違った箇所については、伺った内容等を基にきちんと対応してもらうようにお願いしました。
今回はありがとうございました。