myph

[2276]基礎断熱材の露出について

質問者:わかやま / 最新の回答・ご意見者:わかやま / 回答・ご意見数:5件
カテゴリ:工法 / 2011年06月09日 09:20

昨年、高気密・高断熱住宅という謳い文句に惹かれて建売を購入しました。

この春、植栽をしたく土壌改良をするために建物周囲を掘り起こしていたところ、
基礎部分の断熱材が地表すぐ下部分でむき出しになっていることがわかりました。
写真の右手コンクリートは駐車場で150mm厚、表面が地表レベルです。

周囲には落ち葉があり、ワラジムシや蟻(シロアリではありません)が多くいるので
断熱材を侵食されたり、寒冷地ということもあり土壌水分が基礎と断熱材の隙間に
入り込んでの凍上等の心配をしています。

そこでお尋ねしたいのですが、こういった基礎の施工はこのまま放置していても
上記のような心配は無用でしょうか?
また、懸念される事象等とその対応等について、ご教授いただけないでしょうか。

宜しくお願いいたします。
画像 »

myph

わかやま

所在地:北海道
2011年06月17日 15:59

クラビア様  福地様

手法と基準のご教示、ありがとうございます。

そもそもこの家の購入の決め手となったのが
担当者から、高断熱・高気密住宅で、基礎断熱です、と聞かされていたので、
暖房に関するランニングコストが抑えられるであろうと思ったからなのです。

最近になり、フラット35の施工基準を調べましたら、基礎断熱は 「原則と
して基礎底版上端から基礎天端まで〜」とありましたので、現状の基礎部分
の断熱の施工方式が、 口頭で言われた「基礎断熱」とは違うものであるよ
うな気がしております。
凍結深度にも達していない断熱材貼り付け深さでしたので、この違いに
ついて確認しなければならないと思っており、契約時の書類には、基礎断熱
に関する書面での確認事項はありませんでいたので、契約違反というわけで
もないでしょうから、少々困っているところです。

ご提案いただきました床暖房や北方型住宅断熱基準仕様について、
対応が可能かどうか聞いてみます。

どうもありがとうございました。

これまでの回答・ご意見数5

アドバイザーからの回答

アドバイザー  相談者
myph

福地 脩悦

株式会社 福地建装 / HQ住宅研究所 ファース本部
2011年06月10日 11:06

所在地:北海道北斗市中野通324
URL:http://www.fas-21.com/
PR:「家は創り上げ、育て続ける…

写真の位置が不明確で断定はできませんが、凍結浮上の弊害を注意すべきでしょう。
寒冷地では、凍結深度が自治体ごとに定められており、450ミリから1200ミリまでの地域があります。
おおよそ凍結深度100ミリで1センチの凍結浮上があると云われます。

函館近郊でも厳寒期は約5センチも地盤面が押し上げられています。
したがって、規定の凍結深度以下まで基礎コンクリートの底部を届かす必要があります。
本件の場合、基礎断熱仕様になっているとしたらスチレンフォーム断熱材が凍結深度まで届いているか、或いはスカート断熱仕様(地中でスカート状に開いて凍結防止)になっているかです。
写真で見る限り、そのような仕様のように見えませんので要確認です。

シロアリの心配ですが、シロアリはいないと云われた北海道ですが、既にあちこちでシロアリ被害が発生しております。
函館地域ではシロアリの大被害に遭遇した事もあります。
特にクラビアさんがご指摘のようにスチレン基礎外断熱の場合は、スチレンと基礎コンクリートの貼り合わせ部分からシロアリが浸入する被害が考えられます。
シロアリ対策は、基礎周辺の薬剤処理をマメに行う事が大切です。
これらの事を思考しながら対策を講ずべきと思います。
myph

わかやま

所在地:北海道
2011年06月13日 13:43

福地様

ご回答ありがとうございます。
断熱材周辺を掘り起こしてみましたが、凍結深度までは入っておらず、
スカート断熱になっているわけでもありませんでした。
基礎断熱で裸足でも暖かいといわれ購入したのですが、この冬は非常に寒い思いを
していたので、気になっています。

「基礎断熱」 というものの基準が私にはわからないので鵜呑みにしていたのですが
これには何か明確な基準や施工法等が定まっているものなのでしょうか。
後々のトラブル回避のため、ご教授いただけまうしょう、宜しくお願いいたします。
myph

福地 脩悦

株式会社 福地建装 / HQ住宅研究所 ファース本部
2011年06月16日 13:10

所在地:北海道北斗市中野通324
URL:http://www.fas-21.com/
PR:「家は創り上げ、育て続ける…

基礎断熱には、公的な機関が出しているマニュアルに明確に手法や基準が示されております。
本件のような場合は、後付け断熱手法をとりますが、地中を掘ってスチレンフォームを延長させる方法があります。
公的なマニュアルの基準には、後付け方法がありません。
したがって、参考にして汎用する事になるのでしょう。
施工工務店に「北方型住宅断熱基準仕様」と云うマニュアルを参考にするよう要請してください。

※アドバイザー以外の一般ユーザーからのご意見

一般ユーザー  相談者
myph

クラビア

所在地:新潟県
2011年06月09日 13:57

URL:
家づくりの想い:人に優しい家・ふところに優

日本ではこのような施工は割と普通に行われてきました。というか,まだ行われているのをしばしば見ます。
基礎の外張り断熱工法という種類になると思います。
わかやまさんが御懸念の様に,一番心配されるのはシロアリの食害です。
それで,例えば米国ではこの種の工法は防蟻処理を施した特殊な断熱材を使わない限り,法律で禁止されているようです。
また,ドイツでは外張りによる基礎断熱を行う場合は食害の無い泡ガラスを使うようです。
ただ,わかやまさんのお住まいの地域は北海道のようですから,シロアリの心配は無いのではありませんか。
そうであれば,ダンゴ虫の食害などは少し気になりますが,さほど心配されなくても良いように思いました。
また,もしも近隣でシロアリの被害が出ているようでしたら,再度ご質問頂ければと思います。

myph

わかやま

所在地:北海道
2011年06月13日 13:43

クラビア様

ご回答ありがとうございます。
近所の方から白アリの話を聞いたことがありまして、心配していました。
非常に親身になってくれる施工者なので、断熱材が防蟻処理されているかどうか、
確認してみます。

どうもありがとうございました。


myph

クラビア

所在地:新潟県
2011年06月13日 14:31

URL:
家づくりの想い:人に優しい家・ふところに優

シロアリの被害がある地域ですと,今後とれる手段としては,周辺の土壌を定期的に薬品処理することでしょうか。
あるいは,シロアリを一カ所に集めて,一網打尽にするやり方もありますので,シロアリ駆除専門業者にお尋ね下さい。
ただ,これらは環境の面では望ましくないのですが,家を守る為には致し方ありませんね。
あと,凍結震度のことは福地さんにお任せしたいと思いますが,床の冷えは,基礎断熱なら,それを徹底することが前提としてありますね。
外側から断熱すると,シロアリの食害が懸念されますので,基礎の内側から断熱する方法が考えられます。
現場発泡のウレタンやイソシアヌレートの施工ができるかもしれません。
あるいは基礎断熱をあきらめて,床下断熱に変更する手もあるかもしれません。
これは換気や暖房との絡みがありますので,一概には申し上げられません。
工務店と相談してみて下さい。
手っとり早いのは断熱材とセットになった床暖房でリフォームすることです。
これは間違いなく,床が暖かくなりますよ。
というか,当たり前ですが。
断熱に優れた床暖房も各種ありますので,良く工務店と相談されるといいと思います。
myph

わかやま

所在地:北海道
2011年06月15日 11:48

クラビア様
ご回答ありがとうございます。

シロアリ対策は市で業者の紹介を行っているようですので
被害が確認出来た時に問い合わせしてみたいと思います。

私の家は2階建4LDKの断熱基礎(?)で24時間強制換気(第3種)であり、
床下には断熱材は貼られておりません。
暖房は時間帯割引を適用する電気パネル式となっております。
各室間の温度は17〜21度、厳冬期の暖房費は \2.8万以上/月 です。
暖房費が少々高いような気がしておりますが、ご教授いただいた
リフォームでこの暖房費のコストを低減する事は可能でしょうか?

myph

クラビア

所在地:新潟県
2011年06月15日 13:07

URL:
家づくりの想い:人に優しい家・ふところに優

暖房費のコストの逓減になるかは確証できませんが,床の冷え対策としては,各種の床暖房が考えられます。
1:深夜電力でエコキュートを運用し,その温水で暖める床暖房。
ある程度の量の温水が必要になるため,温水器の台数が増え,初期コストが掛かります。
2:上記,温水式床暖房を灯油ボイラーで運用する。
灯油と深夜電力とどちらが安いかは地元の工務店などにご相談下さい。
3:深夜電力で電線を暖め,床に蓄熱するタイプの床暖房。
1よりはランニングコストはかかりますが,初期コストは比較的安上がりで場所を取りません。
潜熱蓄熱体という特殊な物質を利用して蓄熱しますが,温度が一定になるという特徴があります。
4:特殊な考え方の断熱理論を採用した電熱式の床暖房
赤外線反射の断熱材を採用した床暖房で新潟では実績がありますが,北海道ではどうでしょうか。
ランニングコストに付いては電力会社に相談されると良いと思います。
ただ,現在設置されているシステムもコスト的には有利な物を採用されているように思いますので,床下に断熱材を貼るだけでも,床の冷えが多少は改善されて,暖房費は逓減すると思います。