総2階建て、1階中央に階段、トップライトがあり、家全体ほとんど間仕切りがなく一つの空間のような家です。
窓は全てペアガラスを入れ、セントラルヒーティングで第3種24時間換気です。
うまく換気されていないためか全方角部屋の窓はカビ・結露(水たまりになる)が発生して、トップライトもカビだらけです。
1階と2階の温度差も激しく、1階で快適な温度にすると2階では暑すぎて(乾燥しすぎて)寝られません。(2階の暖房は切っています)
真冬でも2階で耐えられる温度にするため、1階を18度に設定してあります。
今回換気を見直したいのですが、希望は2階の熱を1階におろし空気を循環させ、排気をして湿気を逃したいのです。
ダクト配管をする換気システムをという提案があったのですが、ランニングコストや2階の熱を排気するだけだと冬の寒さの心配、熱交換型だとダクトの汚れの心配など納得のいく提案ではありませんでした。
既存のパイプファンを違う強力排気できるものに取りかえるなど、ダクトレスで解決できる方法はないでしょうか。複雑なメンテナンスなども避けられればと思います。
部屋だけでなく、ユニット浴室も使用後ドアを閉めていると、8時間経過後も換気扇だけでは湿気がこもったままです。これは単純に換気扇の性能の問題でしょうか。換気扇を取りかえれば解決するでしょうか、掃除をしても変化はありませんでした。
よろしく願いいたします。
これまでの回答・ご意見数9件
アドバイザーからの回答
アドバイザー 相談者竹沢 正弘
瀬尾建設工業 株式会社
2011年06月18日 13:43
所在地:北海道羊蹄山の麓・倶知安町
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竹沢 正弘
瀬尾建設工業 株式会社
2011年07月01日 16:04
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PR:「ウデより口が立つ」もので…
竹沢 正弘
瀬尾建設工業 株式会社
2011年07月01日 19:22
所在地:北海道羊蹄山の麓・倶知安町
URL:http://www.seo-ken.co.jp/
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※アドバイザー以外の一般ユーザーからのご意見
一般ユーザー 相談者クラビア
所在地:新潟県
2011年06月11日 22:28
URL:
家づくりの想い:人に優しい家・ふところに優
ともかく,お尋ねの文面では要領が得ません。
それで,以下の点に付いて教えて頂けると,もしかしたら何かお役に立てる回答ができるかもしれません。
まず,お住まいのQ値,C値がわかるでしょうか。
外気温は何度くらいまで下がりますか。
断熱材の種類や厚みは分かりますか。
まさか,窓がアルミサッシということは無いでしょうね。
暖房は何でやっておられますか。
換気システムはどこから排気してどこから給気していますか。
それぞれ,1時間当たり何立米で設計されていますか。
できれば,平面図と立面図を添付することができるでしょうか。
なお,第三種換気ということですが,これを成功させる為には,気密測定は必須事項となりまして,また,本当はC値にして,0.5以下で無いと本来の機能はしません。
結露が酷いということなので,まずはこのあたりが,どうなのかなと思いました。
みみっぴー
所在地:北海道
2011年06月14日 12:15
わかる範囲での回答になりますが・・・
?Q値,C値がわかるでしょうか。
わかりません
?外気温は何度くらいまで下がりますか。
冬期間 −10度くらいまで下がります。
?断熱材の種類や厚みは分かりますか。
設計図面からひろったものですが・・・これでよろしいでしょうか・・・
フォームポリスチレン 厚40mm B−?類 (基礎立ち上がり)
グラスウール 厚100? 16? 細繊維24?級(外壁内)
ブローイング 厚200? 18? (屋根)
?まさか,窓がアルミサッシということは無いでしょうね。
樹脂サッシです。
?暖房は何でやっておられますか。
灯油ボイラー で各部屋にパネルがあります。
?換気システムはどこから排気してどこから給気していますか。
1Fの排気口は北側3か所(台所・トイレ・脱衣所)、吸気口は西側2か所(リビング)、東側1か所(客間)。トイレ以外ドアを閉めている場所はありません。
2Fの排気口は北側1か所。吸気口は東側1か所、西側1か所。
そのほかに、閉めきっているいる押入れ、クローゼットに排気のパイプファンが付いています。
それぞれ,1時間当たり何立米で設計されていますか。
設計図面に換気計算とあるものでよいのかわからなかったのですが、他に見あたらなかったので書いておきます。
ダイニング/キッチン・リビング 換気面積 必要1.47?<有効1.69?
寝室 必要0.50?<有効1.33
ファミリールーム 必要0.98?<有効1.62?
2階寝室 必要0.75?<有効1.07?
子供室 必要0.50?<有効1.04?
図面は添付できませんでした。
わかる範囲で書いてみましたが、よろしくお願いいたします。
クラビア
所在地:新潟県
2011年06月14日 17:46
URL:
家づくりの想い:人に優しい家・ふところに優
それで,詳しくは北海道の諸先生方に良い回答をお願いしたいと思いますが,一応,原則的なことをお伝えできればと思います。
外気がマイナス10℃の時に,樹脂サッシの室内側表面温度が何度くらいになるかが分かりませんが,結露するということは,室内の湿度に対して露点以下になっているということになります。
それで,結露を根本的に防ぐ為には,樹脂サッシの室内側温度を上げるか,あるいは露点を下げるために,屋内の湿度を下げるかのいずれかの方法になります。
前者の方法としては,一つはサッシの性能を上げる等考えられますが,現実にはコスト的にも難しいと思います。
あるいは,何らかのヒーターでサッシ周辺を暖めることも考えられますが,これも恐らく難しいでしょう。
それで,現実に可能な方法としては,屋内湿度を下げるのが確実です。
もしかして,加湿器などは使っておられないでしょうね。
あるいは大勢の人が,家で暮らしているということがあるでしょうか。
他に,湿気が大量に出るようなライフスタイルが無いのであれば,やはり換気を改善する必要があるのかもしれません。
文字化けしていたので,詳しくは分かりませんでしたが,設計者は数値的には必要な換気を計画されているのだろうと思います。
問題はそれが,数値通りにいっていないということかもしれません。
結露は冬季に発生するのだと思いますが,この時期は暖房熱の上昇気流のため,下から上に対して強力な気圧が発生します。
それで,ダクトを全く使用しない換気システムの場合,計画通りに行っていないことが多いのです。
そこで,一つの改善策ですが,まず,一階は風呂場とトイレとキッチンは難しいですが,基本的に給気を計って,排気はしないで下さい。
排気しても,気圧に負けて,十分に機能しないからです。
そして,反対に二階は給気はしないで,全て排気を計画して下さい。
本来の換気の原則からすると,少し面白くない方法ですが,上昇気流を配慮すると,換気の面ではこの方が合理的になります。
二階からの排気で必要換気量が賄えるような,計画を立ててみて下さい。
具体的には,二階の各部屋などに,パイプファンなどを設置して実現できると思います。
大風量のパイプファンもありますので,うまく組み合わせればいいでしょう。
つまり,二階の給気口には全て排気ファンを付けることになります。
熱はそのまま捨てることになりますが,これは第三種換気の宿命なので,あきらめて下さい。
また,一階のキッチン,トイレ,風呂場は常時排気にしないで,使用するときだけの,あるいはタイマー付きの物にして,間欠運転で賄うようにします。
家全体を煙突と考えて,一階あるいはできるだけ下の方から給気して,二階あるいはできるだけ上の方から排気すると換気はうまく行きます。
あと,定常的に一方向から風が吹く地域の場合は,風向きにも留意する必要があります。
強い風が常に吹く地域の場合は当然,風上から風下に空気が流れる換気計画とする方がうまく行きます。
さらに言えば,一階の風上側から給気して二階の風下側に排気するような計画が必要な地域もあると思います。
ダクトを全く使わない換気システムは,シンプルで良い面もあるのですが,このような細かい配慮も求められます。
実は,拙宅はこの種の換気システムなのですが,きちんと機能するようになる為には,かなりの試行錯誤を繰り返しました。
もし,熱損失などに付いて配慮するのであれば,集中ダクト方式の第一種換気でそっくりやりかえることになるでしょう。
Korokoro
所在地:北海道
2011年06月14日 20:19
URL:
家づくりの想い:
夏はグラビアさんの方法は快適かと思いますが、冬は寒くなるのでは、
扇風機・サーキュレーター空気清浄機などで空気を循環させるなどの方法も。今ある設備を色々工夫してみてはいかがですか。
みみっぴー
所在地:北海道
2011年06月18日 12:57
家全体の空気の循環のためにサーキュレーターも考えていました。
冬でも寒さ覚悟で吸気口は全部開けています。
今ある設備も活用して、新たな方法も取り入れるのがベストなのかとおもいました。
冬になるまで結果が見えませんが、もう少し検討してみます。
クラビア
所在地:新潟県
2011年06月14日 23:38
URL:
家づくりの想い:人に優しい家・ふところに優
それでスウェーデンでは第三種換気の給気口の下には,必ずパネルヒーターが設置されています。
つまり外気を暖めて室内に供給するかたちになります。
質問者のお宅にもパネルヒーターが設置されているようでしたので,先の提案をさせて頂きました。
この方法であれば,一階が寒くなることはありませんし,それで暖房費が極端に増えるというものでもありません。
これが,第三種換気の基本的な考え方になりますが,もちろん換気量はきちんと計測して,計画通りに換気するのが理想となります。
過換気は暖房費の無駄になますし,過少換気は換気不良となって結露の原因ともなります。
徹底的な省エネを指向するのであれば,熱交換タイプ,集中ダクト方式の採用になります。
最近は熱交換率にして90%以上の物も開発されています。
夏は湿度が低い地域で,冬季も室内の乾燥を好まれるのであれば,顕熱交換タイプの換気システムがお薦めです。
この形式は,熱をきちんと回収して,湿気は確実に排出してくれます。
スウェーデン製やドイツ製にこの種の物が幾つもあります。
湿気を出さない暮らしを工夫するのはその通りですが,質問者の文面からは,特に問題となることは読み取れませんでした。
人間が息をするだけでも,かなりの湿気は出ていますので,基本的に換気の改善が必要かなと推察しました。
もしも,二酸化炭素濃度測定器を借りることができれば,人が全員家にいるときの,室内の二酸化炭素濃度を測定してみると,換気の良否が判定できます。
理想は全部屋,1000PPM以下ですが,意外に,高断熱高気密住宅でこれが実現できているものは少ないです。
もしも,2000PPMを越えているようでしたら,換気不良と言えるかもしれません。
一応,世界保健機構が提唱している室内基準は1000PPM以下です。
みみっぴー
所在地:北海道
2011年06月18日 12:58
家には植物なども置いてないですし、加湿器は使っていません。洗濯物を干す脱衣所はほぼ24時間除湿機をつけています。
新築で入った冬は、1階が温かくなるまで暖房をつけていました。
1ヶ月に灯油を490Lホームタンク2つ分使いました。暖房費もすごかったですが、2階の寝室ではひどい乾燥でした。それくらい暖房をつけていれば結露はありませんでした。
2年目からは灯油代が高騰して、室温をかなり下げました。窓に結露防止フィルムを張ったりしましたがなんにも効果はありませんでした。
今年の冬は結露がひどい窓の下に電熱ヒーターを入れていました。
しかし今年は寒かったせいか4月でも気温が5度以下で窓に結露がついたり、水たまりのようになっていました。ヒーターを入れると結露は解消されましたが、電気代がかさんで現実的ではありませんでした。
吹き抜けや階段が煙突のようになっていて、2階に熱がかなり行くので、ある程度の熱損失はやむお得ませんが、1階でどんどん暖房をつけて、2階でただ排気だけをするというのには抵抗があります。
ただ家全体の熱を循環させられれば1階の寒さは思ったより少ないかともおもいました。
現在使っているパイプファンは送風量90m3/hのものをつけていますが、これよりも大風量のパイプファンはどのようなものでしょうか。
調べても90〜100m3/h位のものしかわかりませんでした。
よろしければ教えてください。
クラビア
所在地:新潟県
2011年06月19日 10:22
URL:
家づくりの想い:人に優しい家・ふところに優
新潟でも稀に,マイナス10℃位まで下がることがありますが,それでも樹脂サッシペアガラスの窓の結露が大きな問題になることはなかったです。
スペーサー周辺のガラス部分に少し結露することはありますが,日中になれば乾燥しているでしょうか。
間違いないとは思いますが,一応,確認ですが,ペアガラスの空気層は12ミリメートル程度の厚みはあるでしょうかね。
仮に,3ミリメートルとか6ミリメートルでは断熱性は半減以下に落ちますので,これは改修しなければならないと思います。
また,ペアガラスの密閉が悪くて,湿気が混入しているような場合も断熱性能は大幅に落ちてしまいます。
この場合は窓ガラスの内部に結露が発生するので分かると思います。
ガラスの交換が可能であれば,真空ガラスの断熱性能はとても優れています。
真空ガラスにペアガラスをセットにしか物もありますので,これにはめかえることができれば,ガラス面の結露はかなり改善されると思います。
ちなみにこの種のガラスの熱貫流率は0.8W/m2kですので,空気層12mmのペアガラスの2.98W/m2kと比較するとその高性能が分かると思います。
ただ,交換が可能かどうかはサッシ屋さんと相談になると思います。
熱を鈞一にする為に,サーキュレーターは期待できますが,恐らく,今回の場合に限り,結露対策としては関係無いような気がします。
といいますのは,結露は温度が低い所で発生しやすいわけで,二階が暑くなるのに結露するという状況が理解できないからです。
温度が均一になって,仮に二階の温度が下がれば,さらに結露は発生しやすい条件になるはずです。
それで,物理的に考えられるのは,原因は分かりませんが,なぜか屋内の湿度が高くなっていることと,窓の断熱性能に問題があるという二点でした。
そして湿度が高くなる原因としては,今までの文面からは,やはり換気不良が疑わしいように思いました。
二酸化炭素濃度測定器を誰かから借りることができないでしょうか。
家族が全員そろっている状況で,全部屋を測定して,理想は1000PPM以下(WHOの室内基準)ですが,仮に2000PPMを越えるようであれば,以前に述べたような方法で換気の改善を計る方が良いように思いました。
パイプファンは確かに100立米前後のものしかありませんので,数を増やして対処するしかないかもしれません。
ただ,先に述べましたように,一階を原則,給気オンリーにして,二階を排気オンリーにすれば,煙突効果で,機械にさほど頼らなくとも,かなりの換気は期待できると思います。
熱の逃げはもったいないですが,換気というのは,第一種にしても第二種にしても第三種にしても,換気する限り,また熱交換をしない限り,熱を逃がすのは宿命とお考えください。
そして,これが嫌だということであれば,ダクト方式で熱交換タイプの換気システムにそっくり取り替えることになります。
この場合も結露対策が主であれば,顕熱交換タイプをお薦めします。
ドイツやスウェーデン製などの輸入品が多いですが,北海道ならこの種の換気システムを扱う業者は幾つもあると思います。
みみっぴー
所在地:北海道
2011年06月28日 22:32
窓はトステムのマイスター?を入れていますが、完成品を使用するか現場で施工するかで空気層の厚さやガラスの厚さが変えられるそうで我が家の空気層の厚さが何ミリなのかまだわかりません。
設計図の記載では「ガラス トーメイ3+A12+3」と書いてあるので、空気層が12ミリ、ガラス厚3mmということかと見当をつけていますが、すべり出し窓を実測したところ、2枚のガラスと空気層で15mmしかなかったので、疑問なところです。
現在、メーカー、工務店倒産のため現在設計士に確認しているところです。
いろいろな方のアドバイスから、換気をすれば現状が回復できそうな希望が見えてきました。
またよろしくお願いいたします。