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[2449]完成目前に屋根のデザイン変更を言い渡されました

質問者:希望 / 最新の回答・ご意見者:希望 / 回答・ご意見数:2件
カテゴリ:契約・法規のトラブル / 2011年06月27日 19:13

文章を書くのがヘタなため分かりづらいと思いますが、どうぞよろしくお願いします。

太陽光発電パネルを設置予定の平らなガルバリウム縦葺の屋根について相談です。
当初、屋根の下部に太陽光パネルを設置する予定でしたが、着工後に屋根勾配が緩いため、下部には設置できないことが分かり、工務店の申し出で屋根右側の上部からパネルを設置することになりました。そのときは配置の変更のみという説明を受け了承しました。
完成まで後一ヶ月という段階になり、急に「屋根のデザインが変わる」といわれました。上部にパネルを持ってきたことにより雨じまいが悪くなるので、屋根の右半分はパネル下地と同じ細かい波型(いわゆる昭和のトタンのようなイメージ)に揃えなければならないとのこと。屋根の下部にパネルがあれば、パネルのカバーで雨を防ぐことができるが、上部につけてしまうと、どうにも隙間が埋められないとのこと。
そうすると屋根の半分は幅広の平らな模様で右半分の下側だけ細かい波型の、パッチワークのような屋根になってしまいます。
細かい波型のトタンは好きではないので、なんとかして元のデザインで屋根を葺いてほしいとお願いしたところ、できるかどうかはわからないが、もしできたとしても追加工事費を支払ってもらうと言われました。

今になってのデザイン変更も納得できませんが、契約時のデザイン通りに施工してもらうために、なぜ施主が費用を負担しなければならないのか、憤りを感じます。

しかしまだ内部工事が完了していないので、なんとか穏便にかつ納得のいく形で対応をしてもらいたいと思うのですが、どう話を切り出せば良いでしょうか。

また現場監督が若手で、さらに最近事業拡張のため多忙になり連絡がおぼつかなくなっております。報告が遅くなったのはそのためだと思われます。また、会社全体がこの件を把握しているのか、会社の方針として施主に払わせようと思っているのか、よく分かりません。思い切って上司に直接電話したほうがいいのか、それとも営業に連絡を取るべきか、それとも今の現場監督に任せ続けるべきか、迷っています。

まとまりがつかない文章ですみません。

細い波型のトタン屋根は私にとっては憂鬱そのものです。
今まで細かい設計ミスによる変更を何度も許して妥協してきましたが
もういい加減にして欲しいです。
せっかくの新築なのに契約外のチグハグな模様になるのはどうしても納得ができません。
さらに引渡しが一ヵ月後に予定されており、あまり考える時間もなく焦っていおり
なかなか冷静になれません。

今の状況が客観的に見てどういうことか
費用を支払わずに設計どおりに仕上げてもらうにはどう行動するべきか、

また設計どおりのデザインに仕上がらなかった場合(細かい波型のデザインになってしまった場合)、慰謝料を請求するまでは行かなくても、何かしら謝罪のサービスを受けることはできるのか。


冷静に考えられるようになるためにアドバイスをください。

よろしくお願いいたします。


これまでの回答・ご意見数2

アドバイザーからの回答

アドバイザー  相談者
myph

竹沢 正弘

瀬尾建設工業 株式会社
2011年06月27日 22:32

所在地:北海道羊蹄山の麓・倶知安町
URL:http://www.seo-ken.co.jp/
PR:「ウデより口が立つ」もので…

 今一度、納まりを相談してみることを、おすすめしておきます。
そこで、選択肢は大きく二つだと思います。

 一つは、何とか希望の「デザイン」で施工できる。
ここで、決して無理はいけません。
「デザインを取るか?クレームのない納まりを取るか?」よく相談してください。
 もう一つは、希望を曲げてでも、提案されたデザインにする。
ここで、なぜ?できないのか?よく相談してみましょう。

 たとえば、「二重屋根」に作ることで、防水を確保しなければ、納まらない。
予算がオーバーする。・・・とか。
 たとえば、板金の納まりが悪く、防水施工に責任が持てない。部材の出の関係で、二重屋根のように厚みを取れない。だから、出来ない。・・・・とか。
 
 何度も、言うようですが、
「デザインを取って、クレームを呼ぶ」ことは、決しておすすめできません。
 逆に、お金がかかる。ということは、「お金と、デザインへのこだわり」の「二者択一」にすぎません。天秤にかければいい話です。

 施工業者、下請けの担当者双方から聞いておいて、損はありません。
うまいこと両方から聞いたら、いいでしょう。

 決して、無理はいけません。あとで泣くのは、他ならぬ「建築主」の方です。
myph

希望

所在地:栃木県
2011年07月04日 19:55

今更になってなんの詫びもなく
「デザインをとるか納まりをとるか」の選択を迫られたので
頭にきていました
(しかもはじめは追加工事費を施主に払わせようとしたし)

結局、屋根デザインの変更ではなく
太陽光パネルの設置方法を一体型から置き型に変えることで
解決しました。

私としてもクレームを取ってまでデザインに固執したくなかったので
円満に解決してよかったです。

どうもありがとうございました。
myph

栃木 渡

一級建築士事務所 株式会社 北工房 代表取締役
2011年06月28日 06:31

所在地:北海道札幌市中央区北1条西15丁目1-3 大通ハイム409
URL:http://www.kitakobo.com/
PR:住宅設計に関わって30年が経…

ある意味、典型的な例と受け止めました。おっしゃりたい事はよく判りますし、筋は通っています。(^^)

多分、平面図など簡単な図面しか無い状態で契約→場当たり的な施工→連絡ミス&施工担当者の能力不足。。。。そんな連鎖だと思います。

デザインの善し悪しなどは、判りませんが、まずは、追加費用を払う道理は無いように思います。少なくとも、施工者(設計者)の見込み違いで起きた事柄は、建主に影響を与えない前提で対応すべきと思います。

一度、上層部(できれば社長)に、思いっきり、怒りをぶつけてみては如何ですか?全く、遠慮する事はありません。中小規模の工務店は「社長=会社の姿勢」です。施工担当者は、得てして、保身に動きがちです。社長の人柄で会社としての考え方もよく判るでしょう。

あまり、、遠慮せず、素直に疑問や不満は、施工者にぶつけてください。
myph

希望

所在地:栃木県
2011年07月04日 19:46

週末、上司の人も呼んで説明を受けました。
結果的に屋根一体型から、屋根置き型に工務店負担で変更することで
解決となりました。
工務店で取り扱いを始めたばかりのメーカーのパネルだったことと、
震災の影響で業者と連絡がつきにくくなったことが
ミスが重なり施主に報告が遅れた原因だということが分かりました。
思い切って、上司の人に声をかけてよかったです。
また、一時の感情に流されず
冷静に相手の対応を待つことができたので
残りの工事もお互い気持ちよく進められそうです。
このコメントが大変参考になりました。
本当にありがとうございました。


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