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[2558]放射能物質による汚染

質問者:はせ / 最新の回答・ご意見者:はせ / 回答・ご意見数:5件
カテゴリ:その他 / 2011年07月07日 23:04

現在、私の家は引き渡し間近になっているのですが、HMが家の中で放射能物質を測定したところ0.11〜0.18マイクロシーベルトが計測されたと伺いました。
年間あたりの許容される被曝量は1ミリシーベルトと国際的にもなっているようです。
放射能物質による汚染などで引き渡しをどうしようか迷っている人もいると、ブログなどでみたことがあります。

上記のような計測値が出てきた場合に、どのように対処してもらったらよいでしょうか?
何か良い方法等がありましたら、ご教授願えないでしょうか。

宜しくお願い致します。

これまでの回答・ご意見数5

アドバイザーからの回答

アドバイザー  相談者
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福地 脩悦

株式会社 福地建装 / HQ住宅研究所 ファース本部
2011年07月08日 15:04

所在地:北海道北斗市中野通324
URL:http://www.fas-21.com/
PR:「家は創り上げ、育て続ける…

放射線量が人体に及ぼす影響については、様々な諸説が存在します。
放射線医学の権威と言われる先生方もそれぞれの見解が異なります。
つまりは何を信用して良いかの判断すらつかないのが現状だと言えます。

本件においては、この地域でこの放射線量で人体影響が出るのであれば、日本国中で住む場所がなくなってしまいます。
楽観的な気持ちで日々を過ごす事が最も賢明な事のように思慮されます。


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はせ

所在地:東京都
2011年07月09日 00:36

さっそくのご回答ありがとうございました。
現場は東京都大田区になるのですが、0.18マイクロシーベルト/hは最大値ですが、計測されたということでした。

私の知っている限りでは、放射線管理区域外に於ける放射線値の測定(放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律(環境の規制)では、一般公衆が生活する事業所境界の外は、3ヶ月で0.25mSv(年間1mSv相当)を超えてはならないと定められおり、また、国際放射線防護委員会(ICRP)1年間の限度は1ミリシーベルトになっています。

人体に影響というのは子供を抱える親にとっては非常に深刻で重要な問題であると私は考えます。

年間1ミリシーベルトというのは1万人に1人癌が発症するということです。
要は1万分の1で死ぬということとほぼ同意語だと考えます。
ちなみにチェルノブイリの立ち入り禁止区域の線量は0.23マイクロシーベルト/h程度です。

日々の居住スペースがそのような空間であれば、外部被曝だけで1ミリを超えてしまい、内部被曝も考慮した合計被曝量は年間4ミリ程度になってもおかしくない状況下にあると思います。

このような状況下で正しい判断と適切な処置をとっていきたいと考えています。

※アドバイザー以外の一般ユーザーからのご意見

一般ユーザー  相談者
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クラビア

所在地:新潟県
2011年07月08日 00:30

URL:
家づくりの想い:人に優しい家・ふところに優

1時間あたり,0.18マイクロシーベルトが検出されたということでしょうか。
そうであれば,年間被爆量は約1.6ミリシーベルトということになり,少し気になりますね。
屋内でなぜ放射性物質が検出されたのか,その原因が分かるでしょうか。
もしかして,その地域一帯が汚染されている可能性がありますか。
福島原発からかなり離れた地域で,高濃度の汚染が問題になることがあります。
いわゆるホットスポットの問題です。
ともかく,まず汚染原因を特定することが大切であるように思います。
また,汚染物質の種類を特定することも大切です。
例えばヨウ素131なら半減期(放射線の量が半分に減る時間)は8日程度ですので,日がたてばほとんど問題無くなります。
しかし,セシウム137は半減期が30年もありますので,これを取り除かない限り,被爆を避けることはできません。
ついでに言えば,プルトニウム239の半減期は2万4000年で,確か福島の3号機ではプルサーマルでプルトニウムも燃やしていましたので,これはどうなったのか気になりますね。
これからは家を建てる場所も良く調査する必要があるのかもしれません。
myph

クラビア

所在地:新潟県
2011年07月08日 08:35

URL:
家づくりの想い:人に優しい家・ふところに優

建材そのものが,放射線の発生源になっていることは考えにくいので,仮に,室内汚染が空気中の塵芥によるものであれば,使い捨て雑巾で室内を徹底的に拭き清めて,雑巾は袋に入れて素早く処分することでしょうか。
家の外側の汚染に付いては,強力な放水で洗浄するしかないと思います。
その水は雨水と一緒になって,側溝に流れていって低いところで溜まるでしょうかね。
家の周囲の土壌の汚染は,庭の一カ所に深い穴を掘って,庭の表面の土壌をすくい取って,その穴に埋め,表面には深い穴から堀り取った土をかぶせて,入れ換えるといった方法が考えられます。
周辺地域の汚染に付いては,行政の対応を待つしかないでしょうかね。
大変な時代になったものだと思います。
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はせ

所在地:東京都
2011年07月09日 00:19

さっそくのご回答ありがとうございました。
現場は東京都大田区になるのですが、0.18マイクロシーベルト/hは最大値ですが、計測されたということでした。
聞こえてくるのはやはり、周りでも放射能の件で、引き渡しをどうしようかと悩んでいる人が多いというのは、私にも聞こえてくる話です。
自分でもガイガーカウンターを購入して計測してみようと思っていますが、除染するしかないということでしょうか。
フローリングが無垢材になっているので、水をつけて雑巾でゴシゴシ拭くのは、いいのかとも考えてしまいます。
健康には変えられないので、他に方法がなければもちろんやるしかないのですが、また何か良い方法があれば、ご教授ください。
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クラビア

所在地:新潟県
2011年07月09日 07:40

URL:
家づくりの想い:人に優しい家・ふところに優

室内の放射線量が高めというとで,室内の塵芥が原因かなと想定して,雑巾による除染を提案させて頂きました。
他の方法としては,排気を外に吹き出すタイプの掃除機がありますので,これで掃除することもできるように思います。
掃除機のお尻にパイプをつないで,排気をそのまま外に出すタイプのもので,アレルギーの患者さんの為に開発されたものです。
普通の掃除機で掃除するのであれば,窓を開けて,風のある日に掃除することでしょうか。
これで室内の放射線量が下がってくれれば有り難いですね。
ただ,福島原発の爆発事故後,数日から数週間の時期に,はせさんのお宅がどのような建築過程にあったのかが気になりました。
仮に木軸工法であったとして,まだ骨組みの段階であったなら,柱や梁に汚染物質が付着している可能性も考えられます。
そして,その後,外装や内装工事がおこなわれたのであれば,これをどのようにして除染するかは,正直,良い方法が思い付きません。
もっとも,1時間あたり,0.18マイクロシーベルトをどう見るかは,福地さんも述べておられますように,微妙なところではありますね。
はせさんは,既に良く勉強しておられるようですが,結局は確率の問題,また考え方の問題になるように思います。
もしかすると,強い不安を抱えながら暮らす際の,その精神的な影響の方が,放射線による影響よりも大きいこともあり得るようにも思います。
いずれにせよ,本当に悩ましい問題ですね。
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はせ

所在地:東京都
2011年07月09日 21:19

0.18マイクロシーベルト位高いとおそらくそれは検出された実際の数値になると思います。
これから実際に自分で精度の高いもので測っては見ますが。
ガイガーカウンターは通常測定範囲が0.1マイクロシーベルト以上になっているのがほとんどみたいですし、測定誤差が15%程度であれば結局0.153マイクロシーベルトですし、さして違いはないと思います。

原発直後ですが私の家は基礎を建築していて、3月27日現在でもまだ基礎を建築しているという状況でした。
大田区の汚泥施設による汚泥灰がコンクリートに混入していることはないと一応、HMには確認しています。
やはり雑巾などで除染するか、提案頂いた排気を外に出すタイプの掃除機で掃除するぐらいでしょうか?

他にも多数このような問題に悩んでいて、引き渡しをやめようとしている人がいるというのも聞いています。
何か解決策が見つかればいいんですが。

宜しくお願い致します。
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クラビア

所在地:新潟県
2011年07月09日 22:55

URL:
家づくりの想い:人に優しい家・ふところに優

原発事故の直後はベタ基礎を作っているところだったでしょうか。
その上に放射性物質を含んだ塵芥が積もっている可能性がありますね。
その場合は,床下に潜ることができれば,床下を先に述べたような掃除機で掃除することが考えられます。
この種の仕事は,しろあり駆除業者などに依頼すれば,やってくれると思いますが,相談してみてはいかがでしょうか。
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はせ

所在地:東京都
2011年07月09日 23:11

はい、ベタ基礎を作っているところでした。
一度お願いはしていたのですが、足りなかったのかもしれませんね。
床下には入れますので、そのことも考えておきます。
色々、ありがとうございました。