myph

[2586]サイディング 割れ(剥がれ)

質問者:taro / 最新の回答・ご意見者:taro / 回答・ご意見数:7件
カテゴリ:家の外回り / 2011年07月13日 00:09

すみません。教えてください!
築7年 外壁(サイディング)が釘の周りからひび割れが発生してきました。
酷い場所は、写真のように完璧に浮き上がっている状態です。
しかも、最悪なことに建設業者も廃業してしまい、やっと元社長を探し
事情を話すことが出来ました。
一応、観に来てもらうことになりましたが、社長曰く「外壁の保証は2年」
とか、大きな地震の後は釘がずれたりするので割れることがあるみたいなことを言い出すありさまです。
確かにこの割れを発見したのは、1週間前ですが...
明らかに釘の周りから割れが発生しているのだから施工時の問題ではないのでしょうか?
素人なので詳しくわかりませんが、釘の位置が悪いとか、下穴を開けずに釘打ちしている等...
ここは、釘を忘れている?って場所も数箇所ありました。(サイディングの浮きが発生)

例え施工時に問題があっても7年経ってからは保証されないのでしょうか?

廃業したからと言って逃げるような感じですが、責任の追求は出来ないでしょうか?

詳しい方、宜しくお願いします。
画像 »


これまでの回答・ご意見数7

アドバイザーからの回答

アドバイザー  相談者
myph

竹沢 正弘

瀬尾建設工業 株式会社
2011年07月13日 15:10

所在地:北海道羊蹄山の麓・倶知安町
URL:http://www.seo-ken.co.jp/
PR:「ウデより口が立つ」もので…

>築7年 外壁(サイディング)が釘の周りからひび割れが発生してきました。
>酷い場所は、写真のように完璧に浮き上がっている状態です。


 まず、築7年ということで、クラビアさんの言われるように、
すでにメンテナンスの時期が来ております。また、起こるべくして起きる症状(初期不良)は、出切ってしまう時期でもあります。だからこそ、メンテナンスの時期なんですけど。ね!?

>社長曰く「外壁の保証は2年」 とか、大きな地震の後は釘がずれたりするので割れることがあるみたいなことを言い出すありさまです。


 外壁の(メーカー)保証は普通は10年だと思います。その間に、施工不良以外の(板材に起因する?)ことは、保証されます。
 大きな地震のために、起こった不具合は、きっと、「対象外」という前提でしょう。ましてや、今回の震災は「想定外」ですから、なにしろ。

>明らかに釘の周りから割れが発生しているのだから施工時の問題ではないのでしょうか?
>素人なので詳しくわかりませんが、釘の位置が悪いとか、下穴を開けずに釘打ちしている等...
>ここは、釘を忘れている?って場所も数箇所ありました。(サイディングの浮きが発生)


 写真で見る限りは、釘の打ち忘れ?で、めくれた以外は、
窓の周辺の下地と、窓の上の方の下地との関連を考えて、ちょっとおかしな納まりをしているかもしれない。だから、はじの釘のところで割れたかな?というくらいです。
 私の思ったとおりの納まりをしているのなら、施工時の問題。といわれて、反論は出来ません。
 ちなみに、下穴は、必ずしも開けません。
 
>例え施工時に問題があっても7年経ってからは保証されないのでしょうか?

 
 施工会社が廃業。ということであれば、
「泣き寝入り」という気がします。もし、下請けの「外壁張り」の業者を使っていて、その業者がわかったとして、その会社と交渉して、どこまで見てくれるかでしょう。直営の大工とかが張った。ということであれば、「お手上げ」です。
 メーカーの保証は、先に書いたとおり、「10年」ですが・・・・・・・・
あとは 社長の交渉で、メーカーにどの程度「面倒を見させる」ことができるかです。
 私の経験から話をすれば、
「張り手間はなんとかするから、板材を支給してよ!」というところですか?
 
 今回、すでにメンテナンスの時期は来ております。
そのついでに「直し」と「メンテ」をやってしまう。計画で考えたらいかがでしょうか

myph

竹沢 正弘

瀬尾建設工業 株式会社
2011年07月13日 16:20

所在地:北海道羊蹄山の麓・倶知安町
URL:http://www.seo-ken.co.jp/
PR:「ウデより口が立つ」もので…

 ちなみに、施工の問題点の件ですが、

 サッシの横に下地が入っていると思います。
この下地が、そのまま上に延びていると考えると、
 サッシ上の板材の「はじの方」には、下地には「少ししか」かかっていない。ことになります。
 もちろんここで、下地の横にもう一枚下地を背負わせてあれば、話は別ですが、見たところ、「無いからこうなっている。」ということでしょう。
 つまり、下地に利かせるためには、「板材のはじを、斜め気味に打っている。」のでしょう。
myph

taro

所在地:神奈川県
2011年07月13日 22:33

ありがとうございます。
他にも数箇所割れがありますが、確かにサッシの上下です。
板材を交換してもらうのがベストですが、そこまでは望めないと思うので、剥がれているところの補修及び割れ部分の補修を希望しています。
「板材のはじを、斜め気味に打っている。」ことだと、補修で更に釘を打つことは、難しいでしょうね。

myph

竹沢 正弘

瀬尾建設工業 株式会社
2011年07月13日 23:06

所在地:北海道羊蹄山の麓・倶知安町
URL:http://www.seo-ken.co.jp/
PR:「ウデより口が立つ」もので…

 補修ですが、
 下地の内部分には、下地を入れる。ことが最優先です。
もちろん、今のままでは、打てません。

 考えられるやり方ですが、
 問題の部分をすべてはがして、下地を入れる。
これは、きっと、入れたい下地の下に「柱」、「間柱」は、無いでしょうね。
大変な手間ってことになると思います。
 現状、打たれている下地は「ぬき」のはずなので、それを少し(柱に利くようになるまで)挽き割って、さらに抜きを背負わせてください。
 
 窓の上部分をすべてはがして、はがしてない方の板材を、柱の芯で、切りそろえてしまいます。
 そのあとに、板材を(少し長めになりますよね?)を張り替えます。
このとき、板材自体の規格寸法よりは長くはなるはずはないので、注意が必要です。
 板材の長さに余裕がない場合は、中央付近、あるいは切れ目のいいところで、もう一本の目地を作って、張ることになります。
 板材的には、無駄が多くなりますね。

 
myph

taro

所在地:神奈川県
2011年07月13日 23:25

竹沢様 ありがとうございます。
アドバイス頂いた補修内容(下地がない場合)で、明らかな工事ミスと判断してよいものでしょうか?
築7年なのですが、業者の責任を問えるものでしょうか?
(業者も簡単に認めないと思いますが...)


myph

竹沢 正弘

瀬尾建設工業 株式会社
2011年07月13日 23:07

所在地:北海道羊蹄山の麓・倶知安町
URL:http://www.seo-ken.co.jp/
PR:「ウデより口が立つ」もので…

下地のない部分です。変換間違いでした。
myph

竹沢 正弘

瀬尾建設工業 株式会社
2011年07月13日 23:55

所在地:北海道羊蹄山の麓・倶知安町
URL:http://www.seo-ken.co.jp/
PR:「ウデより口が立つ」もので…

 業者の責任が、無いわけではないと思いますが、
廃業したという「業者」では、実質的には難しいかもしれません。
ただ、張り方としては、問題が多いのは事実です。

 7年という年月で左右されることでは無いと思いますが、
7年前の段階で、このやり方は「前時代的」というか、勉強不足は否めません。
 北海道の家 であれば、20年前の水準でしょうか?

 何度も言うように、メンテナンスの時期が来てます。
少し多めのメンテナンス費用のつもりで、行うのが、いいのではないでしょうか?

※アドバイザー以外の一般ユーザーからのご意見

一般ユーザー  相談者
myph

クラビア

所在地:新潟県
2011年07月13日 00:31

URL:
家づくりの想い:人に優しい家・ふところに優

年数から考えますと,そろそろメンテナンスの時期で,自前でやるというのが普通でしょうね。
割れや浮きは別としまして,写真では年数の割には,サイディング自体はあまり痛んでいないような感想を持ちました。
良質なサイディングを使っておられたんでしょうね。
寒冷地ではサイディング自体がボロボロになっているケースも結構あります。
割れは,地震があればやむを得ない場合があります。
また,業者が倒産していれば,これもいかんともし難いですね。
しかし,仮に業者が健全であったとしても,先に述べましたように,そろそろ自前でメンテナンスする時期だとお考えください。
そもそも,サイディングというのはそう言うものだとご理解頂くしかないでしょうね。

myph

taro

所在地:神奈川県
2011年07月13日 22:32

ありがとうございます。
他にも数箇所割れがありますが、確かにサッシの上下です。
板材を交換してもらうのがベストですが、そこまでは望めないと思うので、剥がれているところの補修及び割れ部分の補修を希望しています。
「板材のはじを、斜め気味に打っている。」ことだと、補修で更に釘を打つことは、難しいでしょうね。
myph

キンカメ

所在地:香川県
2011年07月14日 14:40

URL:
家づくりの想い:

これは縦張りサイディングの釘打ち工法だと思います。この材料は厚みが12mm位しかないので、金具止めができず、釘で止めるしかありません。釘打ちサイディングの場合クラックが入ったり、釘が抜けたり、サイディングが反って浮いてくる事はたまにあります。

原因は施工が悪いこともありますが(釘を叩きすぎて最初からクラックが入っている)、やはり地震などの振動があれば、こういう不具合は出てきます。

補修は割りと簡単で、わざわざ張り替えることもないでしょう。(そもそも釘打ち用のサイディングは現在は製造してないはずで、同じサイディングが無いと思います)

クラックはパテで埋めて色を塗る。浮きはステンレスビスで外壁が割れないように少しづつ締めていき、最後にコーキングをします。
myph

taro

所在地:神奈川県
2011年07月14日 18:32

キンカメ様
ありがとうございます。
本日、施工業者(廃業しています)の元社長に見てもらいましたが
やはり、2年以上たっていることを強調し責任が無いことを言っています。
築7年なのでメンテナンスの時期というのは、わかりますが、何度も釘の位置を確認しても
端から5〜10mmの場所に釘を打った所は割れが発生、
端から20mm位の場所に釘を打った所は全く問題が無いことに納得が出来ません。
下地の場所が合わないために端の方に打っているとしか考えられません。

大きな地震(神奈川県)による影響を元社長は強調しています。
施工業者や材料は違いますが同時期に建築された近所の家は、全く問題が無いことにも
ショックを感じています。

愚痴になって申し訳ありません。