エポキシじたいは、紫外線などに曝露されていなければ、５、１０年だとかの単位で劣化の心配は無いと思いますが、少々、心配なのは、、、小左エ門さんが、エポキシ＝防水と、思われている節があるところで、、それは違います。エポキシは硬化剤ではありますが、防水補修材ではありません。

今回の漏水、、、症状としては、ヒビ割れから水が出てきた、、のでしょうが、マンションである限り、必ず、屋上であれば防水層、窓回りであれば、ご指摘のシーリングなどが施されているはずで、エポキシ注入したからといって、当面はそこからの漏水は止まりますが、元の原因に対して対処しなければ、いづれは、違う症状として、どこかに現れます。

対処療法に使う薬の効能を心配されるより、まずは、「原因」を突き止める事をおすすめします。ヒビから水が出てくるということは、どこかで必ず防水層の破断や結露、あるいは、そもそも構造的に問題があるか、、、原因が必ずあるはずですよ。

　栃木さんの回答で、問題は無いと思います。
蛇足させていただきます。

　この場合、エポキシ樹脂は、クラック（コンクリートのヒビ）に対する「充填工法」だと思われます。
　つまり、ヒビに接着剤を詰める。と言うことで、防水を主に目的には、していませんよ。と言うことです。
　防水的な視点で言えば、隙間が埋まることで、「漏水はしづらくなるかも？」のことでしかないと思われます。

　もう一つ言えば、入り口を止めないで、出口を止めても、漏水は直りません。
やがて、出口が壊れるか、他の場所に出口が作られます。
　スラブ下面に何をしても、入り口である「屋上防水など」を直さない限り、「いたちごっこ」でしょう。