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[2727]浸透槽について

質問者:asibahu / 最新の回答・ご意見者:竹沢 正弘 / 回答・ご意見数:2件
カテゴリ:家の外回り / 2011年08月07日 07:50

現在私の家は雨水の処理に浸透槽(30cm角深さ50cm)をつかっています
家の周りに側溝などはなく敷地内で処理しければなりません
雨が強いとき浸透槽では処理できなくなり雨水が溢れ庭が水浸しになります
そのため家の基礎にシミが発生しています
施工業者に相談したところ
庭に大きな浸透槽(浸透槽は3〜4mで直径約1.0m)を埋めてそこに雨水を流して処理するといいますが大雨の時などにはその大きな浸透槽からも溢れてくると思います。
その時はあきらめるしかないのでしょうか?
その浸透槽は下のほうは地肌がむき出しで上のほうはコンクリートの筒でできています
地肌むき出し部分が浸食で崩れる事はないのでしょうか?(心配のし過ぎですか)
浸透槽について、また雨水の処理について教えてください

これまでの回答・ご意見数2

アドバイザーからの回答

アドバイザー  相談者
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栃木 渡

一級建築士事務所 株式会社 北工房 代表取締役
2011年08月08日 05:38

所在地:北海道札幌市中央区北1条西15丁目1-3 大通ハイム409
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PR:住宅設計に関わって30年が経…

例えがおかしいかもしれませんが、、、今回の原発問題と同じように、「どこまでの想定」をするか?が肝心です。降雨量を無限大に設定すると、その処理も限界がありません。それは現実的ではありませんし、かと言って、漫然と根拠のない不安感も嫌ですよね。

どうしてもご心配なら、お住まいの街の行政(下水道局?課?)などに、お住まいの地域の年間降雨量から算出した、設定数値があるはずですので、その設定数値を教えて貰い、そこから計算されてはいかがですが?お住まいの敷地の土質形状などから、理論値は計算できます。

その想定数値以上の降雨に対しては、ゴメンナサイ、、多分、あきらめるしか無いと思います。

ただ、舗装屋さんや、設備屋さんなどの専門業種であれば、簡単に計算できますが、一般の大工さんや、メーカーの営業マン、設計担当では、その存在(推奨数値)すら知らないかもしれませんね。

浸透升内の崩落に関しては、実例としてあまり聞いた事がありません。また、それがご心配だったとしても、その部分が無ければ、地中に浸透しませんので、これも、ある意味あきらめていただくしか無いと思います。どうしてもご心配なら、暗渠などで対応できますが、お聞きした範囲では、相当の費用がかかります。浸透升の入替えが現実的だと思います。

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竹沢 正弘

瀬尾建設工業 株式会社
2011年08月08日 11:16

所在地:北海道羊蹄山の麓・倶知安町
URL:http://www.seo-ken.co.jp/
PR:「ウデより口が立つ」もので…

 栃木さんが、的確な回答を寄せておりますが、
ここで、蛇足を一つ。

 浸透桝の底面ですが、現在の物では、小さいのは確実なようですが、
もう一つ、ヘドロのように細かい粒子などが沈殿して、浸透を妨げていることもあります。
 新規に新しい物をつくることは、大賛成です。
この時に、浸透をしやすいように、桝の周辺と、底面を大きめに、砂利にしておくとよいのではないでしょうか?
 それと、時々、底のヘドロの処理をしておくと、よいでしょう。


※アドバイザー以外の一般ユーザーからのご意見

一般ユーザー  相談者