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[2809]付帯工事持込について

質問者:marumo / 最新の回答・ご意見者:marumo / 回答・ご意見数:3件
カテゴリ:契約・法規のトラブル / 2011年08月24日 00:15

現在建築中です。工務店との契約の際、重要事項説明書に付帯工事持込について「契約後にカーテン、照明器具の当社請負を破棄される場合は84,000円の事務手数料を申し受ける」と記載があります。
契約直前にカーテンは持込みをする旨を伝え、定価250,000円分の減額だと言われていました。

工事が進むにつれ、追加工事が増えたので照明器具も持込みたいと伝えると「照明の定価240,500円が減額となります」と言われましたが、その後「減額は定価ではなく、照明器具はお客様出しが45%OFFとなるので132,275円が減額です」と訂正されました。
※お客様出しが45%OFFになるのはその時初めて聞きました。

カーテンも照明も定価はほぼ同額でペナルティ額も一緒なのに、減額が大きく違う理由を工務店側に聞いても納得いく説明をくれません。
普通に考えてカーテンはペナルティを支払っても節約にはなりますが、照明に関してはペナルティ84,000円を支払うと実質は48,275円の減額となり、意味がないと思います。

このような事例は建築業界ではよくある事なのでしょうか?


これまでの回答・ご意見数3

アドバイザーからの回答

アドバイザー  相談者
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竹沢 正弘

瀬尾建設工業 株式会社
2011年08月24日 09:16

所在地:北海道羊蹄山の麓・倶知安町
URL:http://www.seo-ken.co.jp/
PR:「ウデより口が立つ」もので…

 まず、84,000- の件で、
私は、あまり聞いたことのない名目です。結局はどのような中身なのか?
(会社としての本音の分)推測の域を出ません。

 カーテン、照明器具の値引きの差・・・・ですが、
「定価」と言われる価格ですが、これほど不確定な物はありません。
*定価販売が当たり前、値引きなんてもってのほか!
という、ものがあると思えば、
*定価の45掛けが、通常の取引価格なんて物もありますね。

 製品価格は、半額で買えても、施工費がかかって9掛けなんてこともあります。
 つまるところ、
その業者の入手する価格、お客様に提示する工事費、最終的な請求価格・・・・等が、カーテンと照明器具で、違うと思われます。

 同じものでも、会社の得意分野で、他社とは差がある場合もあり、一概には言えないことですので、これが、「妥当」か否か?の判断はできません。

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marumo

所在地:石川県
2011年09月14日 02:03

お礼が遅くなり申し訳ありません。
皆様からのお話を聞き、契約内容を最後まで確認せずに契約した自分に責任があると痛感いたしました。
工務店からも納得いく説明はありませんでしたが、ペナルティは免除して頂ける事となり、持込みをする事に致しました。

ありがとうございました。
myph

栃木 渡

一級建築士事務所 株式会社 北工房 代表取締役
2011年08月25日 18:32

所在地:北海道札幌市中央区北1条西15丁目1-3 大通ハイム409
URL:http://www.kitakobo.com/
PR:住宅設計に関わって30年が経…

典型的な「工務店」「ハウスメーカー」型の商売ですね。。(--;;;

契約前に「概算」と称し、ザックリとカーテン、照明などの付帯工事の金額を提示し、そのまんま契約。契約後、打ち合わせをすると、図面に表記無いものを、「これで考えていました」などと、後出しじゃんけん的に言い出すか、あるいは、当然、いろいろと追加のご注文がある前提で、利益などを見込んでおくか・・・。で、その見込みがキャンセルになると、仰せのような、さまざまに「つじつま」の合わないお話が発生します。

本来であれば、ちゃんと仕入れた値段をそのままオープンにし、利益を利益としてちゃんとお客様からいただければ一番いいのですが、ほとんどの場合、「値引き」要求されるのが、普通ですから、工務店も「値引き」することを見込んで、さまざまな「個別の物」に対して、少しづつ、上乗せした金額を提示します。下手をすると見かけの利益(見積書上の利益)は「0」や「マイナス」でも、ちゃんと商売になるのは、そういった理由です。

一概に、建築関係者だけが悪いという事では無く、流通や、無論、無茶な値引き要求をするエンドユーザー、、また、それに応じてしまう業界の慣習、、、さまざまな問題を内包しています

奇しくも竹沢さんが何気なくおっしゃっていますが、

>その業者の入手する価格、お客様に提示する工事費、最終的な請求価格

というお話も、流通や下請けの重層構造によって起きる、、、「我々(建築関係者)の常識は、お客様の非常識」かと思います。住宅系の施工者だけでなく、大型建築でも、似たようなお話は数多あります。

個別の金額の妥当性に関しては、何とも申し上げられませんし、今回の契約の正当性?についても、お話を伺うだけでは、判断つきません。

本来であれば、業界全体で取り組むべき事なのですが、、、、私も含めて、反省すべき事ですね。。。

ご質問の

>このような事例は建築業界ではよくある事なのでしょうか?

には、、残念ですが「よくある事です。。。」とお答えしておきます。

お役にたてず、申し訳ありません。

※アドバイザー以外の一般ユーザーからのご意見

一般ユーザー  相談者
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キンカメ

所在地:香川県
2011年08月27日 13:06

URL:
家づくりの想い:

 契約時の見積もりに、照明器具○○万円といった項目はないのでしょうか。無いのなら、かなりいい加減な見積もりだと思います。

 通常は、この部屋にはこの照明器具で金額はいくら、といったプランニングボードがあり、全部決まってから契約するのが普通で、概算で契約する場合でも、契約後に詳細を決定して差額を清算するというやり方が多いかと思います。

 キャンセルすればペナルティが発生するというのは、上記のプランニングボードを作成する費用(コーディネート料)であれば、やむをえないと思いますが、そうでないなら単なるキャンセル防止だと言えます。

 いずれにせよ、これは、この工務店独特のやり方で建築業界でよくあることではありません。