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[2892]建築基準法に満たない布基礎

質問者:バズ / 最新の回答・ご意見者:バズ / 回答・ご意見数:4件
カテゴリ:工事ミス・トラブル / 2011年08月30日 20:53

新築註文住宅ですが基礎に無数のクラック(20ヶ所以上)があり、二ヶ所(0.8mm)の構造クラックがあります。
一番致命的なのは基礎のベース(フーチン)が厚さ15cmなく12cm位の個所が複数あります。
ちなみに捨てコンは打ってないのですが、ビルダーは捨てコンは法的になんの根拠もないと言います。
しかし15cmあれば問題はないし、15cm厚さがある場合はいいかもしれませんが、15cmに満たない12cm、13cmやジャンカがあれば建築基準法でかぶりが鉄筋まで6cmなければならないに、違反にならないのでしょうか?
紛争処理センターの方は建築基準法に満たないところはかならずビルダーに修繕させなさい!瑕疵担保責任保険に入っているんだから保険でやらせなさいとの事です。
しかし、多数個所があり、しかも土間コンの下の基礎は修繕しきれません。
ビルダーはあくまでも建築基準法の15cmで基礎を打っているし、強度はあるからあまり心配しなくていいとあまり修繕の方向にいきません。
建築基準法ってなんなんですか?このまま建築基準法違反で終わりですか?
画像 »


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バズ

所在地:秋田県
2011年08月31日 10:50

写真のように15cmにスケールを合わせると下の部分がだいぶ足りないです。
15cmだと水が溜まっているあたりまできますので不安です。
ちなむに、この部分の上の立ち上がりの基礎に構造クラックがあります。

これまでの回答・ご意見数4

アドバイザーからの回答

アドバイザー  相談者
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竹沢 正弘

瀬尾建設工業 株式会社
2011年08月31日 15:26

所在地:北海道羊蹄山の麓・倶知安町
URL:http://www.seo-ken.co.jp/
PR:「ウデより口が立つ」もので…

 あくまで厳正に、厳格に法に当てはめれば、一箇所でも薄かったら、
・・・絶対にNGです。
が、・・・・・・ というところでしょうか。

 まず、捨てコンは、法的に義務化されたものではないです。
ようは、墨出しをしやすかったり、不陸がとりやすかったり、施工上の便宜のため。ということが、主になります。
 
 ただ、今回の場合、捨てコンがあった方が良かったのかもしれません。
法的に云々ではなく、ベースの型枠をつける時、コンクリートを打設するとき、
枠やコンクリ天端の寸法の安定性が増すでしょう。
 150という規格で枠をつけ、コンクリートを打設しても、砂利の不陸で、高い部分のコンクリートが薄くなったものと思います。
 120なり、130なりで施工したものでは無い。から、「問題無い」と、ビルダーが言うのですね。
 この不陸を考えてコンクリートを打設すると、180の厚さを施工する事になります。それが、(法的ではなく)強度的に必要か?というと、そうでもないと思います。それが、ビルダーが「問題無い」という、二つ目の理由でしょう。

 厳密に法を遵守する事は、もちろん必要ですし、なあなあで、良いとは言いません。ただ、「目くじら立てる」部分と、鷹揚にかまえても問題無い部分があると、思います。
 
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バズ

所在地:秋田県
2011年08月31日 16:59

回答ありがとうございます。
建築関係の法律って結構いい加減なんですね…
私も建築関係とは違う技術屋ですが、法律でダメな物はダメです。
住宅も同じ人の命も関わってくる大事な仕事だと思うのですが…



myph

竹沢 正弘

瀬尾建設工業 株式会社
2011年09月01日 09:17

所在地:北海道羊蹄山の麓・倶知安町
URL:http://www.seo-ken.co.jp/
PR:「ウデより口が立つ」もので…

 いい加減 ・・・ と言われると、返す言葉はありません。

ただ、法律は、決していい加減ではないですよ。
実務的に、融通が利かないくらいの時もあるくらいです。

 今回の場合、施工精度の許容範囲の問題ではないですか?
「技術屋さん」たちは、ミリを百倍も千倍も割って、考えます。
昔から大工の世界は「一分二分は、芸者の花」の世界ですからね。
決してそれで、良いとは言ってませんが、
最大40mmの、0−40という砂利を、ミリ単位では、不陸調整(表面、高さの管理)は出来ないと思いますが? 言い訳でしょうか。 
 精度が、どの程度要求され、どの程度が、可能な範囲か。部材、部位によって、差があることは、致し方ないのではないでしょうか?
 決して、今回のこの状況が、「良好」とも、「問題なし」とも言いません。
捨てコンが、無かったという施工で、これが、許容範囲の限界ぎりぎり?ってところかな?と。

 クラックの件は、写真が見れると良いのですが?
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バズ

所在地:秋田県
2011年09月01日 11:15

私の添付した写真が誤解をまねいてるのかもしれませんが、基礎のベースの下の部分が35mmの場所にありベースの上の部分を150mmに合わせてしまいましたので、ぱっと見た感じは150mmありそうなベースですが、この写真のベース厚さは115mmしかありません。
内部では100mmほどのベース厚しかない所もあります。
私も1m、10mmの誤差は気にしませんが30mm〜50mmも足らないければ不安です。
ちなみに、3ヶ所掘削してベースの厚さは、全て150mm以下でした。
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福地 脩悦

株式会社 福地建装 / HQ住宅研究所 ファース本部
2011年09月01日 15:28

所在地:北海道北斗市中野通324
URL:http://www.fas-21.com/
PR:「家は創り上げ、育て続ける…

建築基準法に限らず、法律とは、一ミリでも足りないものは違法となります。
建築施工は工事現場ごとに環境がことなるため、細かい寸法に拘らない風習があるようです。しかしながら消費者保護の法律として瑕疵担保履行法と云うのが制定されております。

質問書にも出てきますが、「建築基準法に満たないところはビルダーに修繕させなさい!瑕疵担保責任保険に入っているんだから保険でやらせなさい」との進言はあまりにも無知すぎます。
工事途中でのミスに対する補修や修繕には瑕疵保険の適用は受けられません。

瑕疵担保履行法とは、住宅が竣工するまでのプロセス(設計・施工など)で瑕疵があり、その瑕疵が要因で構造体に問題が発生した場合に対象となります。
本件のような基礎工事などの強度不足は、まさにその瑕疵に相当します。

この瑕疵担保履行法を適用するには、それが要因の問題発生の後になる事になります。
問題が発生した時の紛争で多いのが、竣工プロセスでの瑕疵で在るか否かです。
したがって、本件においては問題が発生した段階で確実に瑕疵担保履行法の対象である事を立証できるよう、多くの写真を撮ってファイルしておくべきです。

瑕疵担保履行法で保険適用を受けたとしても、施工者側は多くの負担を背負うことになります。写真ファイルは、手抜き施工をさせない抑止力になるでしょう。
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バズ

所在地:秋田県
2011年09月01日 18:12

ありがとうございます。
ちなみに新築で建てましたが、もう2年放置されています…
上物も梁の強度がなく傾いて目視、身体で体感できるほどです。
多分、この家を解決出来る強者はなかなかいないと思います。

※アドバイザー以外の一般ユーザーからのご意見

一般ユーザー  相談者
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キンカメ

所在地:香川県
2011年09月02日 10:20

URL:
家づくりの想い:

 梁の強度が無く傾いているとはどんな状況ですか。そっちのほうもかなり問題があると思われます。
myph

バズ

所在地:秋田県
2011年09月02日 11:02

リビングの間口が広く見た目はいいが柱に負担がかかり、支えてる基礎は耐えたのか?土間コンクリートは5mmほどのクラックが2本1mの長さであります。まあ、土間コンなんであまり気にしてませんがそれだけ力が集中したんでしょうね…おかげで1階から上は20mm弱中心に傾いています。
床なり、隙間いっぱいあります。梁も弱くたわんでいます。
柱を一本増やすらしいが、だったら最初から入れろよ!設計ミスじゃねーのかよ(*`へ´*) と思います。
しかしなが、私の場合基礎のほうがもっと深刻なので…