昨年4月に新築引き渡しを受け、6月に基礎にクラックが多数入ってしまいました。発見したきっかけはお向かいの家の建て替えのための解体工事でトラック積載時に大きな振動があったので何日か後に基礎を見てみたことによります。
このクラックは基礎の立ち上がりで12か所(11か所は外周で縦クラック、残り1か所は内部で横クラックで、ほとんどが貫通クラック)、内部の連絡口の凹部分(7か所)のすべてで発生し、クラック幅の一番大きいところは0.85mm(外周の立ち上がりで、家の長辺の真ん中あたり)に達しています。
(クラック幅は0.1〜0.85mm)
また、当宅地は南東から北西にむかって下がる傾斜地で、解体工事があった南東側が道路から宅地へ約50〜60cm下がる擁壁、北西側が我が家の宅地からお隣の宅地へ約1.2m下がる擁壁がありますが、南東側の擁壁で2ヵ所、北西側の擁壁で1か所の縦クラック(0.5mm)が、基礎クラック最大幅の発生箇所に対応するあたりで発生しています。
建築ハウスメーカーは、解体工事でのトラック積載の振動くらいでこれほどのクラックは発生しにくい、ということで、一度は不動沈下を疑い、昨年10月から今年の7月までの約9ヶ月、6回にわたってレベルチェック(内、5回はトランシットによる)を行ったのですが、問題ないとの結論となり、また、この調査の当初に実施したシュミットハンマー調査も問題なし、使用した生コンの呼び強度も30Nと規定以上、ということで、ハウスメーカーの施工上、何の落ち度もない、したがって、このクラックは「乾燥収縮によるものと結論付ける」との判断が出されました(口頭)。
そのため、このクラックはハウスメーカーの瑕疵にはならないと主張されています。
ただ、補修工事は早急に実施すべき、との結論で、コニシボンドを使用した低圧注入工法での補修が計画されています。(遅くともこの10月末までにということで。)
そこで、今回のご質問は3点。
1) 0.85mmものクラックであっても「乾燥収縮によるもの」と結論づけられるものなのでしょうか。
2) 本件の補修方法としてハウスメーカーが提案してきたコニシボンドを用いた低圧注入工法は妥当でしょうか。
3) 補修費用は当方が負担しなければならないのでしょうか。
以上、宜しくお願い致します。
このクラックは基礎の立ち上がりで12か所(11か所は外周で縦クラック、残り1か所は内部で横クラックで、ほとんどが貫通クラック)、内部の連絡口の凹部分(7か所)のすべてで発生し、クラック幅の一番大きいところは0.85mm(外周の立ち上がりで、家の長辺の真ん中あたり)に達しています。
(クラック幅は0.1〜0.85mm)
また、当宅地は南東から北西にむかって下がる傾斜地で、解体工事があった南東側が道路から宅地へ約50〜60cm下がる擁壁、北西側が我が家の宅地からお隣の宅地へ約1.2m下がる擁壁がありますが、南東側の擁壁で2ヵ所、北西側の擁壁で1か所の縦クラック(0.5mm)が、基礎クラック最大幅の発生箇所に対応するあたりで発生しています。
建築ハウスメーカーは、解体工事でのトラック積載の振動くらいでこれほどのクラックは発生しにくい、ということで、一度は不動沈下を疑い、昨年10月から今年の7月までの約9ヶ月、6回にわたってレベルチェック(内、5回はトランシットによる)を行ったのですが、問題ないとの結論となり、また、この調査の当初に実施したシュミットハンマー調査も問題なし、使用した生コンの呼び強度も30Nと規定以上、ということで、ハウスメーカーの施工上、何の落ち度もない、したがって、このクラックは「乾燥収縮によるものと結論付ける」との判断が出されました(口頭)。
そのため、このクラックはハウスメーカーの瑕疵にはならないと主張されています。
ただ、補修工事は早急に実施すべき、との結論で、コニシボンドを使用した低圧注入工法での補修が計画されています。(遅くともこの10月末までにということで。)
そこで、今回のご質問は3点。
1) 0.85mmものクラックであっても「乾燥収縮によるもの」と結論づけられるものなのでしょうか。
2) 本件の補修方法としてハウスメーカーが提案してきたコニシボンドを用いた低圧注入工法は妥当でしょうか。
3) 補修費用は当方が負担しなければならないのでしょうか。
以上、宜しくお願い致します。
これまでの回答・ご意見数2件
アドバイザーからの回答
アドバイザー 相談者栃木 渡
一級建築士事務所 株式会社 北工房 代表取締役
2011年09月02日 09:48
所在地:北海道札幌市中央区北1条西15丁目1-3 大通ハイム409
URL:http://www.kitakobo.com/
PR:住宅設計に関わって30年が経…
※アドバイザー以外の一般ユーザーからのご意見
一般ユーザー 相談者キンカメ
所在地:香川県
2011年09月02日 10:10
URL:
家づくりの想い:
1) 0.85mmものクラックであっても「乾燥収縮によるもの」と結論づけられるものなのでしょうか。
基礎のクラックは乾燥収縮によるもの、地震などの振動によるもの、アンカーボルトの締めすぎによるものなどがあります。
2) 本件の補修方法としてハウスメーカーが提案してきたコニシボンドを用いた低圧注入工法は妥当でしょうか。
妥当です。現状それ以外の方法は無いと思います。
3) 補修費用は当方が負担しなければならないのでしょうか。
基礎は10年の保証がついているはずですのでハウスメーカー負担です。
基礎のクラックは乾燥収縮によるもの、地震などの振動によるもの、アンカーボルトの締めすぎによるものなどがあります。
2) 本件の補修方法としてハウスメーカーが提案してきたコニシボンドを用いた低圧注入工法は妥当でしょうか。
妥当です。現状それ以外の方法は無いと思います。
3) 補修費用は当方が負担しなければならないのでしょうか。
基礎は10年の保証がついているはずですのでハウスメーカー負担です。