9月20日朝から雨の日にコンクリート打設が行われていたので、電話で中止をお願いしたのですが、1時間30分後に打設を完了したとの連絡があり、雨の日にコンクリートを打設しても問題ないのですかと質問したら、他の現場でも打設しているので問題ありませんと回答されました。その結果、別添写真のようにコンクリートになっていない箇所がありました。ハウスメーカーで確認後の回答がモルタルで補修をしますから、問題ありませんとのことですが、私はこのような基礎では安心できないため、引取できませんと話したところ、コアーを抜いて強度を確認しますとの回答でした。そんなことをしたらその部分の強度が低下するのではと質問したら、シュミットハンマー試験で強度を確認しますとのことで10月10日に測定したようです。その結果問題ないので工事を進めますと回答ありました。また、鉄筋のコンクリートかぶり暑さが35?以下のところが数箇所ありました強度に問題はないでしょうか。
3月11日の震災で自宅の基礎の損壊がひどく全壊したため、基礎工事には細心の注意を払っていただきたかったのですが、残念です。私の考えは、今でも安心できないため、引取できませんと回答していますが、どう対処したらでしょうか。
3月11日の震災で自宅の基礎の損壊がひどく全壊したため、基礎工事には細心の注意を払っていただきたかったのですが、残念です。私の考えは、今でも安心できないため、引取できませんと回答していますが、どう対処したらでしょうか。
これまでの回答・ご意見数4件
アドバイザーからの回答
アドバイザー 相談者栃木 渡
一級建築士事務所 株式会社 北工房 代表取締役
2011年10月28日 14:12
所在地:北海道札幌市中央区北1条西15丁目1-3 大通ハイム409
URL:http://www.kitakobo.com/
PR:住宅設計に関わって30年が経…
※アドバイザー以外の一般ユーザーからのご意見
一般ユーザー 相談者キンカメ
所在地:香川県
2011年10月27日 11:50
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家づくりの想い:
雨の日にコンクリートを打つのは良くはありませんが、やり方によっては可能です。
コンクリートを隅々まで行き渡らせる為に、バイブレーターというのを使いますが、これを雨と混ざらないようにうまく使えば、雨はコンクリートの上に溜まるだけでコンクリートと混ざらず、強度の低下を防ぐ事はできます。
コンクリートを隅々まで行き渡らせる為に、バイブレーターというのを使いますが、これを雨と混ざらないようにうまく使えば、雨はコンクリートの上に溜まるだけでコンクリートと混ざらず、強度の低下を防ぐ事はできます。
キンカメ
所在地:香川県
2011年10月27日 12:42
URL:
家づくりの想い:
上記のは、あくまで雨の量によるということを付け加えておきます。
なお、鉄筋のかぶり厚に関しては、アンカーボルトを打つためにどちらかに、わざとずらしているのだと思います。写真を見る限りそれほど問題があるようには見えません。
なお、鉄筋のかぶり厚に関しては、アンカーボルトを打つためにどちらかに、わざとずらしているのだと思います。写真を見る限りそれほど問題があるようには見えません。
キンカメ
所在地:香川県
2011年10月29日 19:17
URL:
家づくりの想い:
昔コンクリート打ちの仕事をしていたことがありますが、職人は毎朝7時には会社に出社し、8時には現場に到着します。そして、1時間の休憩時間を含み5時まで仕事をします。1日8時間ですが肉体労働なので事務仕事を8時間やるのとは訳が違います。
雨が多い時は、現場に行く前に解散します。しかし、職人は日当なので、解散してしまうとその日の日当がもらえません。ですから、よほどの雨でないと仕事はやります。日当はだいたい1万円ですので、1ヶ月26日働いたとして26万円です。手取りはもっと少なくなります。
一度やると決めたら途中で辞める事はできません。生コン車だって、コンクリートを練って次々現場に向かっているものを、急にキャンセルなどできませんし、そもそもキャンセルなどしたら、その生コンはどう処理したらいいのでしょうか。それに現場に向かわせた以上、職人の日当だって払わなくてはいけません。コンクリート打ちは1人や2人でやっているものではありません。
私もかっぱを着てコンクリート打ちをした記憶があります。最初の内は雨の日にコンクリートを打って大丈夫なのかという疑問はありましたが、ベテランの職人からしてみると、何十年前から当たり前のようにやっており、雨とコンクリートができるだけ混ざらないような知恵も持っています。そして、雨にコンクリートを打った物件がその後何十年と無事に建っていることも知っております。
正直言って、施主が電話で急に「中止してくれ」と言っても、現場では「できるかアホ!」となるでしょうし、不可能といえます。
施工は、ある程度業者に任せて、できあがりに対して保証してもらえばいいのではないでしょうか。
雨が多い時は、現場に行く前に解散します。しかし、職人は日当なので、解散してしまうとその日の日当がもらえません。ですから、よほどの雨でないと仕事はやります。日当はだいたい1万円ですので、1ヶ月26日働いたとして26万円です。手取りはもっと少なくなります。
一度やると決めたら途中で辞める事はできません。生コン車だって、コンクリートを練って次々現場に向かっているものを、急にキャンセルなどできませんし、そもそもキャンセルなどしたら、その生コンはどう処理したらいいのでしょうか。それに現場に向かわせた以上、職人の日当だって払わなくてはいけません。コンクリート打ちは1人や2人でやっているものではありません。
私もかっぱを着てコンクリート打ちをした記憶があります。最初の内は雨の日にコンクリートを打って大丈夫なのかという疑問はありましたが、ベテランの職人からしてみると、何十年前から当たり前のようにやっており、雨とコンクリートができるだけ混ざらないような知恵も持っています。そして、雨にコンクリートを打った物件がその後何十年と無事に建っていることも知っております。
正直言って、施主が電話で急に「中止してくれ」と言っても、現場では「できるかアホ!」となるでしょうし、不可能といえます。
施工は、ある程度業者に任せて、できあがりに対して保証してもらえばいいのではないでしょうか。