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[36]巾木の後ろに隙間があります

質問者:K13 / 最新の回答・ご意見者:栃木 渡 / 回答・ご意見数:1件
カテゴリ:設備や内装一般 / 2010年06月21日 16:20

新築1年になる我が家について相談です。先日ふとしたことから、トイレの手洗いのトラップカバー付近の巾木がカットされていたことに気づきました。これ は、トラップカバーが邪魔で巾木を途中でカットしなければいけなかったのでしょう。そこで見つけたのが、巾木の後ろの壁と床の間にできた1〜2cmの隙間 です。

私は虫が大の苦手なのですが、ここから虫が出入りするのではないか?(実際去年、新築にもかかわらずトイレに便所コオロギを発見しました)また、家中の 巾木の後ろは壁が浮いているのではないか?と不安になりました。こんな状態で耐震性は大丈夫なのでしょうか。

2階にもトイレがあるので、同じように手洗い場を見てみたら、1階ほどではありませんが、やはり数ミリの隙間がありました。これは普通のことなのでしょうか。

これまでの回答・ご意見数1

アドバイザーからの回答

アドバイザー  相談者
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栃木 渡

一級建築士事務所 株式会社 北工房 代表取締役
2010年06月21日 16:22

所在地:北海道札幌市中央区北1条西15丁目1-3 大通ハイム409
URL:http://www.kitakobo.com/
PR:住宅設計に関わって30年が経…

まず耐震性に関してのご質問ですが、ご心配の通り、壁の石膏ボードや壁下地の合板を耐震要素(耐震壁)として設計した場合は、釘の種類や釘の間隔など、 細かな規定があり、おっしゃっているような状況であれば、その壁は耐震的にまったく役立っていません。しかしながら、設計の時点で、その壁を耐震要素とし ているかどうかが、いただいた情報だけではわかりません。もし他の耐震要素(筋交い)などで、設計しているようであれば、耐震的にはまったく問題ありませ ん。建築された業者さんに、「筋交い計算書」「耐力壁検討書」などを提出してもらってください。これは確認申請上「添付」省略可能な図面ですが、設計者と して計算を省略していいということではありません。時として、その計算自体をまったく行っていない場合もあり(それでも、制度上は確認申請OKが出てしま います)そうなると、まったく別の次元のお話になります。もし提出自体を渋るようであれば、「問題あり」の確率高しと容易に推測できますので、信頼のおけ る第三者に、設計図一式をチェックしてもらってください。

巾木と床の隙間については、木造の場合、どうしても竣工後わずかながら床が下がる傾向があり、それを見越して、最初から隙間の空いている巾木を使用する 場合があります。それについては、当初から見越していることであり、「想定内」の事柄ですので、見た目が嫌だ!ということでなければ、安全上の支障はありません。

※アドバイザー以外の一般ユーザーからのご意見

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