まことに、申し訳ないとは思うのですが、
弁護士さんにご相談いただくのが、一番いいのではないでしょうか？

　同じ、「家が傾いてる」でも、
どうやって直す。どうすれば住めるようになる。・・・・・などは、私たちが「プロ」です。
　しかし、こと訴訟・法律・・・・・などになると、手が出せないし、出すこともしません。
　

一般的な関連項目を羅列します

原則、買主は購入後1年以内であれば、民法上は瑕疵がある場合、売主にその責任を求める事は可能です。

が、売主が「個人」の場合、民法によらず「契約」「特約」などで、別の定めがある場合、そちらが優先される事が多いようです。但し売主が宅建業者の場合は瑕疵免除や期間短縮の特約は認められません。ａｓｄｆｒｅｗｑ さんはどちらだったのでしょうか？売主が個人で瑕疵免除の特約が付されている場合は、かなり厳しい争議になるかと思います。（そもそも瑕疵があったとしても、免責になってしまいます）

事前にチェックされた「第三者」という方がどのような資格でまた、どのような立場で検査されたのか不明ですが、私の知る限り、中古住宅で法的に認められた資格は無いと思いますので、あくまでも「建物に詳しい誰かが調べた、もしかしたら傾いているかもしれないという結果をを知っていたかもしれない・・・・」。という程度の論拠にしかならないように思います。

＞傾きの度合いとしては瑕疵として認められるレベルの数値

どの基準をもって「瑕疵として認められるレベル」とおっしゃっているのか判りませんが、小生の知る限り、瑕疵の基準に関して、「不具合現象」としての目安は確かにあります（Ｈ12建設告示1653号）。但しこれとて、「新築時に建設住宅性能評価が交付された住宅」に対しての「目安」であり、中古住宅の場合もこれを「準用」しているだけです。ちなみに床の傾斜の場合は6/1000以上（1ｍの長さに対して6ｍｍの傾斜）となっています。たとえば6畳間でいえば、短い方の壁の長さに対して15ｍｍ程度、長い方の壁の長さに対して20ｍｍ程度になります。

これは、私の実感としては、検査などしなくとも「あれ？」と一般の方も普通に歩いて気づくレベルですし、ましてや、傾きが6/1000以下であれば、「傾いてはいるけど、不具合ではない」となり、そもそも争議の原因となる瑕疵が存在しない・・・となる可能性もあるかと思います。どんな建物でも、施工誤差としての勾配はついていますから・・・・。


ネガティブなお話を申し上げましたが、多少でもお役にたてばと思います。

法的な問題は様々ありますが、詐欺かどうかはともかく、「知っていて売った」となれば、これは道義的な責任は免れないかとは思います。

本当は「買主」側が、購入前に中古住宅のインスペクションを行えば間違いないのですが・・・・・。

いづれにしても我々の職能・職責を超えていますので、しかるべき方にご相談なさってください。

＞中古住宅で法的に認められた資格は無い

失礼いたしました。「中古住宅の建設評価の評価員」が居ました。。(^ｍ^;;
ただ、当然、本件に関しては該当しないと思います。