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[3804]音の内部反響をはじめとするウソだらけの工法

質問者:トステムテスト / 最新の回答・ご意見者:トステムテスト / 回答・ご意見数:9件
カテゴリ:その他 / 2011年12月09日 00:10

学生時代に音をめぐる隣人トラブルを経験しているため、静寂が確保できる家をつくりたいと工務店に相談したところ、某社の工法を強く勧められて導入しました。
完成して住み始めると、屋内外の音は相互に遮断されているようですが、生活音は屋内で物凄く反響します。大げさではなく、1階と2階の話し声が筒抜けな状態です。何しろ二世帯住宅なので、事態はとにかく深刻です。工務店もさすがに慌てたらしく、2階の床にクッション材付きのフローリングを貼って2重にしたり、1階の天井にも消音性の材料を貼ったりしましたが効果はさっぱり。私が望んでいた静寂はどこにもありません。
また、年間トータルで一般住宅程度と言われた電気代はわずか1ヶ月で4万円を超えました。それを指摘された工務店は、当初全6台のエアコンを24時間運転するよう指示していたのに、突然方針を転換。常時稼動している換気システムがあるから1・2階各1台のエアコンだけ運転していれば十分だと言い出す始末。しかしこれでは夏暑く冬寒いので、換気のために必要とされ設けた開口部をガラスや扉で塞がざるを得なくなりました(自費で)。
しかし、どれも焼け石に水。妻は親に気を遣い過ぎて体調を崩し、同居生活を解消せざるを得なくなって我が家は貸家暮らしを余儀なくされています。
他にも、建築前に受けた説明と異なる部分が山ほどある家ですが、床と天井を補修したことで役目を果たしたと思っているのか、工務店からは何の音沙汰もありません。
この工務店を選んだのはほかならぬ私です。親と妻子に多大な迷惑をかけ、一生消えそうもない後悔の念に苛まれています。
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トステムテスト

所在地:埼玉県
2011年12月14日 23:51

クラビア様のご回答に関連して補足します。
上下振り分けプランは工務店側からの提案です。狭い間口の奥にある縦長の土地なので「二軒の住宅を渡り廊下でつなぐプラン」を希望したところ法律上不可能だとされ、更に建設コストを下げるため総二階にして水回りを集めるよう提案されました。二階のトイレからの排水は、階下で聞くとバケツをひっくり返したような騒音になり、寝室に至っては階下で寝る父のいびきがうるさく感じられたほどです。
電気代4万円は二世帯で住み始める前、両親と私だけで住んでいた時の実績です。オール電化ではなくコンロ・給湯設備はガスです。
壁の断熱材の厚さは実家に帰って資料を見てみないとわかりません。
窓は樹脂ではなく、金属製のペアガラスサッシです。
また、ここで触れた開口部というのは階段とリビングの間の壁に設けた採光窓および階段からリビングへの入口です。全館換気システムの効率アップのために屋内の仕切りを極力なくし通気をよくするよう指示されたためで、ガラスや扉は入れてもらえず当初は枠だけでした。しかし夏は冷気、冬は暖気が階段から一階に流れ出てしまうことがわかり、結局ガラスをはめたり扉を設置(自費)して塞ぎました。
集中換気システムは上下1台ずつ24時間運転され、各部屋の壁に外気取込用のパッコンが設置されています。一部の部屋の床にも吸気用の開口部があります。換気システムは熱交換タイプかどうかわかりません。
私が楽器をたしなむので簡易防音の部屋を設けたのですが、あろうことかここが一番騒音がひどく、隣室の話し声がそのまま聞こえるという有様です。床の開口部が音漏れの主因らしいのですが、換気の関係上そこを塞ぐことはできないそうです。
おっしゃる通りいずれ一世帯で住む時が来るでしょうが、それまでの借家暮らしにかかる費用は家計からの持出しとなり生活を著しく圧迫します。また、もともと二世帯住宅ですから一世帯で住むには広すぎますし(現在も両親だけが生活)維持費もばかになりません。
福地脩悦様のご回答に関連して補足します。
工務店からは「冬暖かく夏涼しい、静かな家」を強調され、メーカーのパンフレットも同様のアピールばかりで「気密性能を上げれば屋内の反響音が大きくなる」ことなど一切触れられませんでした。こちらは素人ですから説明を素直に受け止めることしかできません。また、最初に上下の音漏れを指摘した際に工務店は「まだ家具が少ないため」と回答しましたが、二世帯用の家具を総て搬入してからも音漏れは低減しませんでした。素材までの提案はなかったので吸音性の高いものは入れておりません。グラスウールは使用されていないはずです。
エアコンは当初、工務店やメーカーの指示により全6台を24時間運転させました。その結果が4万円超/月の電気代です。エアコン使用を2台に制限したところ電気代は半減しましたが、部屋ごとに温度のムラができて快適性は失われました。
家の正確な床面積は実家に帰って資料を見ないとわかりませんが60坪程度であったかと思います。断熱材仕様も同様に、手元に資料がありません。
確かに感情的になっておりますが、3000万円を軽く超える「希望と逆行した」建物を掴まされ、しかも騒音が原因で妻が体調を崩したために二世帯を解消したこともあって、感情的になるのも仕方のないこととご理解ください。
竹沢正弘様のご回答に関連して補足します。
確かに外からの音の侵入は少ないですが、そもそも田舎なので内対外の騒音対策はそもそも必要ありません。私が工務店に求めたのは「他の部屋の音を気にすることなく静かに生活できる」ことだけで、その希望に対し工務店が胸を張って提案したのがこの工法であって、決して私自身は二兎を追っておりません。工務店の勉強不足と私の猜疑心不足が招いた悲劇とでも言いましょうか。よって、全く「言いがかり」ではありません。
「FP」や「ウレタンをパネル化した工法」というのは素人ですのでわかりかねますが、最初から特性さえ提示していれば工法自体は後ろ指を差されるものではないでしょうし、しっかり施工されているとも言えるでしょう。しかし、私が絶対に欲しくなかった家であることは確かです。

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トステムテスト

所在地:埼玉県
2012年02月29日 10:45

 これが本当に最後の質問です。
 別記の通り工務店は、1階の天井と2階の床全面を無料で重ね貼りしましたが、そもそも裏付けのない思いつきの対策ですから、期待した遮音効果は全くありませんでした(むしろ見た目の悪化や圧迫感で迷惑)。
 それでも工務店は、これで十分誠意を見せたとでも思っているのか、問題の幕引きを図ろうとしています。
 私側からすれば問題はひとつも解決しておりませんが、「結果はどうあれ」工務店の誠意を評価し、これ以上の要求は差し控えるべきなのでしょうか。
 もちろん私は、希望通りの家になるまで納得できません(持ち運びできる物であれば、金額に関わらずとっくに返品・返金させているところです)。
 感情論ではなく、一般論でご意見頂けますと幸甚に存じます。

myph

トステムテスト

所在地:埼玉県
2012年03月03日 02:06

 前回で最後と言いながら、どうしても専門家の方々のご意見を仰ぎたく、恥を承知で再度質問させていただきます。

 実は、私の考えている解決策のひとつに「増築」があります。
 二階部分にトイレ付きの(あわよくば風呂も付いた)部屋をひとつ建て増すことにより、多くの問題は解決できるものと考えております。

 但し、現在ある建物が総二階ですので、増築部分は宙に張り出す形になってしまいます。
 費用の面では見当もつきません。

 この構想の注意点や問題点など、お気づきのことがございましたらどうかご教授願います。
myph

トステムテスト

所在地:埼玉県
2012年02月15日 16:47

 再度のご回答誠に有難うございます。また、お礼のコメントが遅くなりましたこと心よりお詫び申し上げます。

 クラビア様も音のトラブルに遭遇された経験がおありのようですね。また、この工法についてよくご存知のようで大変心強く感じております。

 また、遮熱と防音を関係づけて分かり易くご説明いただき有難うございます。

 実を申しますと、実家(問題の物件)は同工法PRのための完成内覧会を行う目的があったので、建築にあたってはメーカー担当者の指導によりメーカー標準仕様の機器・材料が使用されております。にも拘らずこれほど住み心地が悪いのですから、工務店もさることながら工法自体の欠陥だと私は思っております。よって、最終的にはメーカーを含めて対処方法を検討していくつもりです。その際には、クラビア様のご意見も存分に活用させていただくつもりです。

 頂戴したご意見の中で、特に音楽室について触れさせていただきます。
 具体的に申しますと、4面ある壁のうち遮音できていないのはパッコン(排気レジスターというのでしょうか?)のある1面だけなので、やはりこの口から音が漏れているようです。クラビア様のおっしゃるような自然給気口らしきものが見当たらないので何とも言えませんが、可能であればここを塞ぎ、熱交換機が付加された同時給排型の換気扇の接地を提案していきたいと思います。

 そもそも私は、全館換気システム(第三種換気というのでしょうか?)自体に疑問を抱いておりましたのでクラビア様のご提案はこれを見直すいいヒントになりました。このシステムは音への影響もさることながら、全館に異常な乾燥をもたらすため冬場は慢性的な喉の痛みと風邪に泣かされておりました。風呂場の湿気を除くためシステムを停止できなかったのですが、音楽室同様に独立した換気扇を設置して対応できないかどうか提案していきたいと思います。
myph

トステムテスト

所在地:埼玉県
2012年02月19日 00:44

竹沢正弘様

承知致しました。
極力感情的にならぬよう、業者とは建設的な話合いを進めて参りたいと思います。

これまでの回答・ご意見数9

アドバイザーからの回答

アドバイザー  相談者
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福地 脩悦

株式会社 福地建装 / HQ住宅研究所 ファース本部
2011年12月09日 16:09

所在地:北海道北斗市中野通324
URL:http://www.fas-21.com/
PR:「家は創り上げ、育て続ける…

質問がかなり感情的になっており、私達回答者が正確な回答を行うための情報が少なすぎるようです。
出来上がった家の仕様を冷静に検証し、想定外の騒音問題、高額な電気代金の要因を特定する事が先決です。

暖かい家は気密性能を、涼しいは断熱性能を、と云うのがセオリーです。
この気密住宅の性能は、上がるほど外部音を遮断した分だけ、家屋内の反響音が大きくなります。
この現象は気密住宅の宿命でもあり、そのための対応策としては、1階天井に2階の音を吸収するグラスウールを敷き込む事や、床や壁、家具、カーテンなども吸音性の高い素材を用いるなどがあります。

エアコンの使用法も工夫する事でかなり省エネ稼働をすることが出来ます。
例えば低格4kwのエアコンにはAPF「通年エネルギー消費効率」が、最低4.0程度、つまり4×4=16kwもの熱を外気から運ぶ性能を有しています。
高気密高断熱の家では、エアコンを止めずに稼働し続ける方がAPFを高く維持できます。16kwと云うとこのエアコンを上手に使用すると一台でも相当の面積の家を暖められます。

本件には家の床面積、断熱材仕様(厚さ、種類など)が書かれていません。
また換気システムと開口部ガラスや窓の相関関係を把握出来ません。
いずれにせよ、出来た家を冷静に分析し、性能を把握すする事で、根本的な対応策を思考すべきです。
ご家族が穏やかで快適過ごすためには、施工工務店を上手に動機づけしながら、解決策を講じて行くべきで、その方法は必ず見つかるはずです。

myph

トステムテスト

所在地:埼玉県
2011年12月14日 23:54

ご丁寧なご回答ありがとうございます。
補足をアップいたしましたので、追加でご意見いただけますと幸甚に存じます。
myph

竹沢 正弘

瀬尾建設工業 株式会社
2011年12月10日 16:17

所在地:北海道羊蹄山の麓・倶知安町
URL:http://www.seo-ken.co.jp/
PR:「ウデより口が立つ」もので…

 福地さんのご意見に賛同しております。

 ご自分でもわかっていると思いますが、外からの騒音は、格段に少ないはずです。同じように、室内の音もまた、外への漏れも格段に少ないはずです。
 そして、それは、裏を返せば「室内の音」を外に出していない。室内に残っているわけです。
 「二兎を追っている」わけでしょうか?
あっちを取れば、当然、こっちは取れない事もあるわけです。
それに対して、施工側としては、「言いがかり」と取られて、その後の対応ができない。(したくても、手をこまねいてしまう。)という構図ではありませんか?

 かの工法というのは、「FP]と同じように、「ウレタン」をパネル化した工法ですよね?
 後ろ指指されるような工法では無いはずです。
結局、しっかりと施工されたがゆえに、「室内の音の漏れ」が無くなっての問題だと、思われます。
myph

トステムテスト

所在地:埼玉県
2011年12月14日 23:54

ご丁寧なご回答ありがとうございます。
補足をアップいたしましたので、追加でご意見いただけますと幸甚に存じます。
myph

竹沢 正弘

瀬尾建設工業 株式会社
2011年12月15日 11:19

所在地:北海道羊蹄山の麓・倶知安町
URL:http://www.seo-ken.co.jp/
PR:「ウデより口が立つ」もので…

 失礼な物言いがありましたこと、お詫びいたします。

 こと、「音」に関しては、なかなか難しいことです。
おそらく「業者」としては、お客様のニーズをしっかりと把握する努力に欠けたか、誤解をしていたモノと考えます。
 いまさら!になりますが、今後考えられることです。・・・完璧になる保証は無いですし、外している可能性も否定しません。

 まず、「吸音材」としてのグラスウール等の施工が考えられます。
一階と二階の間だ(ふところ)に、入れるわけですが、今からは、新たに入れる事は無理でしょう。(天井を落としてやり直しになります)
 ブローイングウールなどを吹込することが、ベターだと思います。
「簡易防音」したという楽器のための部屋ですが、その仕様がわかりませんのでなんとも言えませんが、換気口等で繋がっているのではなく、完全に「独立」した部屋として防音区画の中に入れるのが正解と考えます。
 二階からの音の関係ですが、
可能性の一つとして、ツーバイフォーと言われる工法の場合は、二階床の梁材(ツーバイテンとかの大きな材料)の下面に直接石膏ボード等の天井仕上げを張る場合があります。これは、「太鼓」を思い起こしていただくと、わかるように、簡単に音を伝えます。
 そうでなく、別個に天井下地を組んだにしても、天井の「吊り木」が二階床の振動を直接伝えていることもあります。
 これらは、太鼓天井なら、施工し直して、別個に下地を組む必要があります。
その時点で「吊り木」は、硬質ゴム系統の遮音効果のある部材を使用する。か、完全に縁を切って、「吊り木受け」を使うことが必要です。

 ハードの面は、何とでも対症療法を含めて、行うことが出来ると思います。

 問題は、(またまた、失礼な言い回しをお詫びしておいて)
ソフトな面かもしれません。
 「音」すべてが「騒音」ではないですし、「静寂」ということは、他人の音を含めて、自分の音もゼロということになります。
 二階のご両親の出す「音」は、騒音でしょうか?ある程度以上はともかく、スープの冷めない距離で聞こえる、「無事の便り」とか、「お互いの無事な動向を察知できる。」と、少しだけリミットを上げてみませんか?
myph

トステムテスト

所在地:埼玉県
2012年02月15日 15:25

 再度のご回答誠に有難うございます。 また、お礼のコメントが遅くなりましたこと心よりお詫び申し上げます。

 失礼な物言いだなんてとんでもございません。こちらこそ表現不足で申し訳ございませんでした。

 業者の誤解と努力不足を認めて頂けましたこと、大変心強く感じております。

 吸音材の施工ですが、業者としては工法自体の特性(内気循環システム)に影響を与えないことを大前提に考えておりますので、グラスウール施工やブローイングウール吹込など風の通りに影響がある方法は聞き入れられないと考えます。

 簡易防音した部屋も竹沢様の仰る通りだと思いますが、業者は上記理由で換気口(パッコン)は塞げないの一点張りであり、『完全に「独立」した部屋』にしてもらうことは不可能です。業者は「“簡易”防音なんだから効果はあまり期待するなと言ったはず」との開き直った物言いで、他の部屋よりも音漏れがひどいという主張さえ無視されております。

 二階からの音の関係について、何となくですが理解できました。この家の反響は「太鼓」という表現がぴったりと当てはまるような気がします。もし業者が歩み寄りを見せ、補修工事が行われることになった際には竹沢様のご意見をもとに施工方法を提案して参りたいと思います。

 最後にソフト面についてのご意見ですが、「無事の便り」や「互いの無事の察知」というメリットは私も認めております。ただ「血の繋がらない家族」である妻からすると、現時点ではデメリットでしかありません。また、費用を一部負担した父の側にも感情的なしこりが残っており、酔ったときなど「二階だけ切り取って持って行け」といったきつい嫌味を言われます。とても時が解決できるような問題ではないので、建物を早く希望通りの状態に直してもらい、家族の再スタートを切りたいと願っております。
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竹沢 正弘

瀬尾建設工業 株式会社
2012年02月15日 16:10

所在地:北海道羊蹄山の麓・倶知安町
URL:http://www.seo-ken.co.jp/
PR:「ウデより口が立つ」もので…

> 吸音材の施工ですが、業者としては工法自体の特性(内気循環システム)に影響を与えないことを大前提に考えておりますので、グラスウール施工やブローイングウール吹込など風の通りに影響がある方法は聞き入れられないと考えます。


 グラスウール、ブローイングウールの「風の通り」を、問題視する必要は無いと思います。
 工法の詳細を理解しているわけではありませんので、「必ずしも」ですが、
天井裏(ふところ)を内気の循環?ってのが、理解しきれません。
 無視して問題無いと考えます。あえて、「循環させている。」と主張するのであれば、「音」が、各部屋に広がって当たり前、至極当然!と考えます。

> 簡易防音した部屋も竹沢様の仰る通りだと思いますが、業者は上記理由で換気口(パッコン)は塞げないの一点張りであり、『完全に「独立」した部屋』にしてもらうことは不可能です。業者は「“簡易”防音なんだから効果はあまり期待するなと言ったはず」との開き直った物言いで、他の部屋よりも音漏れがひどいという主張さえ無視されております。


 そういう言い逃れ?のゆえに「完全に独立」というのであって、そういうすべての”しがらみ”を、”絶とう(たとう)”という意味合いです。ですから、パッコンは塞ぐのは当然。その替わり、その部屋のみの「換気設備」が必要ですし、「断熱(ウレタンパネル仕様)・気密(音密?もね。)」ももちろん独立させます。極端な話、家の中に,もう一軒家を建てましょう。になります。外壁まで晴とは言いませんが、そういうことです。
 
 当社採用の「FP工法」と、同様にウレタンパネルを使用する工法ですから、可能なこととして「提案」しました。独立して存在する限り、その効果は、期待に値すると考えています。 
 

myph

トステムテスト

所在地:埼玉県
2012年02月15日 16:54

 家づくりにあたって、竹沢様のような方に巡り会えなかったことを心から残念に思います。
 工務店やメーカーに立ち向かう「武器」をいただいたようで勇気が湧いてきました。
 度重なるご回答、本当に有難うございます。
myph

竹沢 正弘

瀬尾建設工業 株式会社
2012年02月17日 17:22

所在地:北海道羊蹄山の麓・倶知安町
URL:http://www.seo-ken.co.jp/
PR:「ウデより口が立つ」もので…

 またまた、気に障るかもしれない?ことですが、

 坊主憎けりゃ、袈裟まで憎い。・・・・・という感じで、
いろいろと、波及しているかもしれませんが、

 かの工法、換気システム、それらの一つ一つは、決して後ろ指さされるものではありません。
 工法、システム等よりも、業者の不勉強・顧客ニーズの誤解・軽視。などが、問題であったと思います。

 できますれば、その辺を客観的にごらんいただき、一から十まで、工法や換気システムを責めないでいただきたい。
 という、本音なのですが?よろしくお配慮を。
myph

竹沢 正弘

瀬尾建設工業 株式会社
2012年02月29日 10:57

所在地:北海道羊蹄山の麓・倶知安町
URL:http://www.seo-ken.co.jp/
PR:「ウデより口が立つ」もので…

 工務店の「スキル」の問題ですよね?ここまで来ると。

 この先、「お金」にこだわる?解決を目指す場合は、今の工務店にやらせることになるでしょう。「時間」と「気持ち」は、大きく必要です。

 「解決」を重視し、「費用」を多少覚悟されるなら、もっと、スキルのある(営業的にも、技術的にも)ところを探して、時間と気持ちを小さく抑える。ことになりませんか?

 探すことは、大変だと思います。見つけさえすれば・・・・ですね。

 一例ですが、工法の元締め?「T社」に、
「責任もって、解決できうる会社を、紹介せよ!」と、要求する方法もあります。いかがでしょうか?

 
myph

トステムテスト

所在地:埼玉県
2012年03月01日 17:03

竹沢正弘様

早速のご回答ありがとうございます。

竹沢様の言葉を拝借して申し上げますと、当方は徹底して「お金」にこだわる解決を望んでおりますので、当面は「時間」と「気持ち」を大きく持って工務店に対峙していきたいと思います。

また、折をみてT社(Jグループ?)相談窓口にも現状を訴え、問題を認知してもらうつもりです。
工法自体後ろ指さされるものでないかもしれませんが、実際のところ、当時T社から受けた説明や提示された資料には完成物件と異なる点が数多くありました。この問題を踏まえ、T社にはより良いハウスメーカーとなってもらいたいものです。

何度も何度も懇切丁寧なご回答を賜り、ありがとうございました。

※アドバイザー以外の一般ユーザーからのご意見

一般ユーザー  相談者
myph

クラビア

所在地:新潟県
2011年12月09日 09:28

URL:
家づくりの想い:人に優しい家・ふところに優

一応,高断熱高気密住宅の部類に入るでしょうかね。
屋内外の音は遮断されているということで,この点は良しとしましょうか。
屋内の音が響くのは高々住宅の一般的な傾向ではありますが,これが大きな問題になるケースは稀ですね。
お宅の場合は二世帯住宅ということで,間取りをもう一工夫する必要があったかもしれませんね。
上下振り分けプランは音の面ではなかなか難しいと思います。
左右振り分けプランにして,玄関だけを一つにするとか,二軒の縦に細長い住宅を渡り廊下でつなぐようなプランだと,もう少し良かったように思いました。
電気代が4万円というのは二世帯での話でしょうか。
1世帯2万円なら,多少は多めかなという印象を受けました。
冷暖房,給湯にどの程度電気を使っておられるのか,つまり,オール電化かどうかが分かりませんので,コメントしにくいですが,基本的に,冷暖房のみに限って言えば,電力消費量は家のQ値に比例すると考えて良いと思います。
恐らく,壁の断熱材はウレタン70ミリ厚程度でしょうかね。
これが100ミリ以上あると良かったですね。
窓は樹脂ペアになっているでしょうか。
アルミサッシなら,ちょっと問題でしたね。
この場合は窓の断熱改修で消費電力量を減らすことができるかもしれません。
換気の為の開口部というのは,ちょっと意味が分かりませんでした。
換気システムは付いていないのですか。
第三種換気の為の,自然給気口という意味でしょうか。
このあたりの情報が分かれば,何か改善策を提案できるかもしれません。
熱交換タイプの換気システムにされますと,これも冷暖房費の逓減に貢献します。
あと,一生後悔と大げさに考える必要は無いと思いますよ。
大抵の問題は時が解決します。
将来,ご家族が一世帯になる時代が必ず来ます。
一世帯で暮らすには,そこそこ良い家ではないかと思いました。
工務店さんはなかなか良くやっておられるなというのが外野の感想でした。
音の問題,間取りに付いては,事前にもっと意志の疎通を図るべきではあったかもしれませんね。
もちろん結果論に過ぎませんが。
myph

トステムテスト

所在地:埼玉県
2011年12月14日 23:53

ご丁寧なご回答ありがとうございます。
補足をアップいたしましたので、追加でご意見いただけますと幸甚に存じます。
myph

クラビア

所在地:新潟県
2011年12月09日 15:53

URL:
家づくりの想い:人に優しい家・ふところに優

想い出しましたが,お宅の○○工法の本部に相談室があったと思いますので,一度相談してみられるといいかもしれませんね。
本部は大企業なので,何か紳士的な対応があるかもしれません。
相談者様の希望にかなう程度の解決を期待するのは,かなり難しいような気はしますが。
myph

トステムテスト

所在地:埼玉県
2011年12月14日 23:58

ありがとうございます。
実は私も、最終手段として考えておりました。
ただ、複数の企業が手を組んでグループ化する以前の施工なので、取り合ってくれるかどうかが不安です。
myph

クラビア

所在地:新潟県
2011年12月16日 15:31

URL:
家づくりの想い:人に優しい家・ふところに優

学生時代の音のトラブル云々というのを拝見しまして,私ととても良く似た方だなぁと思いました。
お気持ちは良く推察できます。
さて,お宅の問題は断熱性と室内の防音の二つの問題に分けられるように思いました。
住宅の性能としては,これ以外に気密と換気性能がありますが,特に,換気性能は防音と断熱の両方に影響を及ぼします。
まず,お宅の○○工法に付いてですが,私の古い記憶では,基本的に壁の断熱仕様が定められているだけで,開口部などの他の性能や換気システムの種類に付いては,各工務店に一任されていたように思います。
それで,この工法を手がける工務店によって,出来ばえにはかなりのバラツキがあったのは事実です。
恐らく,今ではクレームを避けるために本部でそれなりの指導はなされていると思うのですが,このあたりの事情は良く分かりません。
また,コストとの絡みもありますので,最終的には施主との話し合いで仕様が決まっていくのかもしれません。
ともかくお宅の場合はアルミサッシを使っておられるということで,この点は残念に思いました。
それで断熱性を改善する為には,今の窓は残して,内窓,具体的には樹脂サッシペアガラスの窓を二重窓として追加する方法が考えられます。
屋根あるいは天井の断熱仕様は分かりませんが,仮に天井断熱であれば,セルロースファイブァーの吹き込みなどで断熱性を改善することは可能です。
床下の断熱は仕様が分かりませんが,これを改善するのは少し難しいかもしれません。
次に室内防音ですが,質問者様が私同様,音に敏感な方であれば,正直な所,対策はかなり困難になるように思いました。
一応,対策としては,他の先生方も提案しておられる通り,一階と二階の間や間仕切り壁に繊維系の断熱材を充填することが考えられます。
そして,一階の天井を防振性の高いもので吊るのもその通りだと思います。
あと,音は構造体の振動以外には空気でも伝わりますので,特に,音楽室は家全体の換気経路からは切り離して,別個に計画する必要があるかもしれません。
具体的には,音楽室のドアは屋外でも使用できるような気密性の高い物が求められます。
スタジオの防音室仕様のドアであれば申し分ありません。
そして,音楽室の換気に付いては,部屋に付いている排気レジスターはふさいでしまい(床下に付いているのでしょうか),恐らく壁には自然給気口があると思いますので,ここに,同時給排型の換気扇を設置するといいと思います。
同時給排型の換気扇は熱交換機などが付加されたものが大手メーカーから各種市販されています。
うまくいけば,今の自然給気口の穴をそのまま利用して施工できると思います。
換気性能があまり優れてはいないので,積極的にはお薦めしたくないのですが,音楽室という特殊な用途では仕方がないと思います。
このようにして,音楽室を独立した高断熱高気密住宅を建てるような手法でリフォームしていくと,それなりに静かな空間を入手できると思います。
繰り返しますと,音楽室を取り囲む,天井,壁,床の全てに繊維系の断熱材を充填し,ドアは気密性の高いものにして,その部屋には独立した同時給排の換気扇を付けるということです。
なお,熱交換機の付いた同時給排換気扇は熱損失は少ないので,今の第三種換気を全てやめて,これに取り替えるなら,断熱性の面でも大幅な改善が望めると思います。
ただ,換気性能が劣るののは事実です。
さて,これと同じ方法で他の部屋も防音が要求される部屋は防音を図ることができると思います。
屋内の部屋間での防音は高断熱高気密住宅であるかどうかには関わりなく,そもそもかなり面倒な工事を必要とするものです。
それで,断熱材の充填や新規の換気扇の設置などコストが掛かりますが,それは,本来最初から必要であったものとご理解頂ければと思います。
なお,防音に付いては一般の工務店は必ずしも得意ではないかもしれませんので,スタジオなどを手がける設計事務所に相談するといいかもしれません。
本格的な防音はそれなりの特別なノウハウが必要になります。