どちらの業者さんにご依頼になったかは存じませんが、私の見立てとは異なるようです。ただ、私は建物も図面も拝見しておりませんので、その点、お含みおき下さい。

建物の揺れの原因は、「地盤」と「梁の材寸」によって起きるのが一般的で、「金物」は揺れに関して、それほど重要な役割を果たしていないと考えています（金物についてはいろいろな見解があると思います）

「梁の材寸（高さ）」が不足気味ですと、「縦揺れ」が発生します。ストロークが長く、歩いていて「ボワンボワン」した感じです。
「地盤」によっておきる揺れは、縦･横、いろいろありますが、ほとんどの場合、基礎下に「杭」などが入っていないようです。周辺の揺れがそのまま、あるいは「増大」して建物に伝わってしまいます。

波長のフィットというのは「固有周期」の事と思いますが、タエさんのお宅の「年々揺れが酷くなる状況」から推察すると、関係があるかもしれませんね。

あまり地盤が良くない土地に建てた「杭」の無い家が、年数を経て、建物の自重により、地盤が締まってきた場合、今回のような症状を発症するかもしれません。（理由の解説は長くなるので省きます。m(_　_)m　）

残念なケースですが、いわゆる「保険」は使えそうもありませんね。ただ、、、700万というのは、普通規模の住宅ではあまりにも、過大な見積りのような気がしますし、「金物」が揺れの原因とおっしゃるのも疑問です。

「薬剤注入」による地盤改良が最も現実的で効果的な解決方法だと推察しますが、それを行うかどうかも、再度「地盤も含めて」きっちり調査する必要がありそうですね。