四年前に高気密・高断熱のオール電化で新築しました、最初の冬から朝起きると、窓ガラスがうっすらと凍っていました、室内温度も19度位にしか上がりません、構造は外断熱で、高性能硬質ウレタンフォーム保温板30mになっています、建坪48坪暖房機器は、
蓄暖が、下三台上二台入っています、システム換気も計画どうり入っているとのことですが、結露だけでもなくしたいと思うのですがどうしたらよいでしょうか。
ちなみに、気密測定は、出来上がってから測った結果0,71という数値でした。
蓄暖が、下三台上二台入っています、システム換気も計画どうり入っているとのことですが、結露だけでもなくしたいと思うのですがどうしたらよいでしょうか。
ちなみに、気密測定は、出来上がってから測った結果0,71という数値でした。
バット
所在地:福島県
2012年02月21日 10:31
回答有り難うございます。遅くなりましたが補足いたします。サッシは、樹脂サッシで、空気層は12ミリとなっています、アルミと樹脂の複合サッシでした、やはり断熱材の容量不足なのでしょうか。
これまでの回答・ご意見数3件
アドバイザーからの回答
アドバイザー 相談者竹沢 正弘
瀬尾建設工業 株式会社
2012年01月25日 15:31
所在地:北海道羊蹄山の麓・倶知安町
URL:http://www.seo-ken.co.jp/
PR:「ウデより口が立つ」もので…
※アドバイザー以外の一般ユーザーからのご意見
一般ユーザー 相談者クラビア
所在地:新潟県
2012年01月25日 13:10
URL:
家づくりの想い:人に優しい家・ふところに優
C値は0.71ということで,一応,高気密住宅としては合格と言っていいと思います。
断熱性に付いては,ウレタン30ミリは少々不足気味でしたね。
外断熱か,内断熱かで議論が置きますが,これは例えて言えば,服装のインナーにお金を掛けるべきか,オーバーコートにお金を掛けるべきかの議論の様なものでして,結論として理想を言ってしまいますと,両方にお金を掛けるのが正解です。
内断熱(正式には充填断熱)の場合は木造でも躯体からの熱の逃げが若干生じますので,同じ厚みの断熱材を使う場合は外断熱の方が有利になります。
しかし,外断熱は断熱材の厚みが薄くなりがちですので,結果的には分厚い断熱材を使う充填断熱の方が,断熱性は高くなることが多いです。
具体的には,充填断熱100ミリに対して,外断熱は70ミリ程度が互角の勝負になるでしょうか。
従いまして,30ミリの外断熱は充填断熱に換算すると40ミリ程度ということで,ウレタンパネルを使うにしても,高断熱と言うには少々力不足ですね。
福島の気候ですと,5台の蓄暖で19℃というのはその程度かもしれません。
ウレタンパネルなら充填断熱の場合は壁一杯,100ミリから120ミリはあると,かなり暖かい家になります。
外断熱の場合は大体50ミリが限界ですので,その点がつらいところですね。
いずれにしても,気密測定を行われたのは立派でしたが,設計の段階でQ値(熱損失係数,断熱性の評価値)を確認されると良かったですね。
恐らくお宅の場合は2を越えて3前後になっているように思われます。
私は,できればQ値は1前後,理想は0.7程度をお薦めしています。
ちなみに0.7を実現する為には,充填で140ミリに外断熱50ミリの合計190ミリ程度は必要になります。
さて窓の結露の件ですが,オール電化ということで,湿気の出る暮らしはしておられないと思います。
それで,窓の断熱仕様が気になりました。
30ミリの断熱材で高断熱と言っておられるようなので,窓に付いても少し心配になりました。
樹脂サッシをお使いでしょうか。
またペアガラスは当然だと思いますが,空気層は何ミリ厚をお使いですか。
ガラスとガラスの内側の空気層の厚みのことです。
このあたりの情報があれば,改善策をご提案できるように思います。
断熱性に付いては,ウレタン30ミリは少々不足気味でしたね。
外断熱か,内断熱かで議論が置きますが,これは例えて言えば,服装のインナーにお金を掛けるべきか,オーバーコートにお金を掛けるべきかの議論の様なものでして,結論として理想を言ってしまいますと,両方にお金を掛けるのが正解です。
内断熱(正式には充填断熱)の場合は木造でも躯体からの熱の逃げが若干生じますので,同じ厚みの断熱材を使う場合は外断熱の方が有利になります。
しかし,外断熱は断熱材の厚みが薄くなりがちですので,結果的には分厚い断熱材を使う充填断熱の方が,断熱性は高くなることが多いです。
具体的には,充填断熱100ミリに対して,外断熱は70ミリ程度が互角の勝負になるでしょうか。
従いまして,30ミリの外断熱は充填断熱に換算すると40ミリ程度ということで,ウレタンパネルを使うにしても,高断熱と言うには少々力不足ですね。
福島の気候ですと,5台の蓄暖で19℃というのはその程度かもしれません。
ウレタンパネルなら充填断熱の場合は壁一杯,100ミリから120ミリはあると,かなり暖かい家になります。
外断熱の場合は大体50ミリが限界ですので,その点がつらいところですね。
いずれにしても,気密測定を行われたのは立派でしたが,設計の段階でQ値(熱損失係数,断熱性の評価値)を確認されると良かったですね。
恐らくお宅の場合は2を越えて3前後になっているように思われます。
私は,できればQ値は1前後,理想は0.7程度をお薦めしています。
ちなみに0.7を実現する為には,充填で140ミリに外断熱50ミリの合計190ミリ程度は必要になります。
さて窓の結露の件ですが,オール電化ということで,湿気の出る暮らしはしておられないと思います。
それで,窓の断熱仕様が気になりました。
30ミリの断熱材で高断熱と言っておられるようなので,窓に付いても少し心配になりました。
樹脂サッシをお使いでしょうか。
またペアガラスは当然だと思いますが,空気層は何ミリ厚をお使いですか。
ガラスとガラスの内側の空気層の厚みのことです。
このあたりの情報があれば,改善策をご提案できるように思います。
クラビア
所在地:新潟県
2012年02月22日 11:08
URL:
家づくりの想い:人に優しい家・ふところに優
お使いのサッシは樹脂サッシではなく,外側がアルミサッシ,内側が樹脂サッシの複合サッシのようですね。
残念ですが,このサッシはオール樹脂サッシ,また木製サッシと比べると,断熱性能はかなり落ちます。
具体的には,カタログでは熱貫流率K値(U値)にして2ということでした。
これは1前後,できれば1以下であることが望ましいわけです。
断熱材の厚みが30ミリであることと合わせて考えると,蓄暖5台を使っても19℃というのはその程度かもしれません。
それにしても,ペアガラス空気層が12ミリで,ガラス表面に結露するというのは,ちょっと理解できませんでした。
福島でも北海道なみに気温の下がる地域でしょうか。
新潟ですと,外気温は普段は下がってもマイナス4℃,時にはマイナス10℃まで行くこともありますが,それでもペアガラスに結露することはありません。
蓄暖の場合,考えにくいのですが,何か,屋内の湿度を高くするような要因がありませんか。
加湿器を使っておられるとか,お湯をはったまま,風呂の蓋を開けているとか。
また,換気システムの種類も気になりました。
どのような換気システムを採用しておられますか。
換気不良の場合に結露が問題になることもあります。
あるいは,私は使ったことがないので,良く分からないのですが,複合サッシに何か問題があるのかもしれません。
残念ですが,このサッシはオール樹脂サッシ,また木製サッシと比べると,断熱性能はかなり落ちます。
具体的には,カタログでは熱貫流率K値(U値)にして2ということでした。
これは1前後,できれば1以下であることが望ましいわけです。
断熱材の厚みが30ミリであることと合わせて考えると,蓄暖5台を使っても19℃というのはその程度かもしれません。
それにしても,ペアガラス空気層が12ミリで,ガラス表面に結露するというのは,ちょっと理解できませんでした。
福島でも北海道なみに気温の下がる地域でしょうか。
新潟ですと,外気温は普段は下がってもマイナス4℃,時にはマイナス10℃まで行くこともありますが,それでもペアガラスに結露することはありません。
蓄暖の場合,考えにくいのですが,何か,屋内の湿度を高くするような要因がありませんか。
加湿器を使っておられるとか,お湯をはったまま,風呂の蓋を開けているとか。
また,換気システムの種類も気になりました。
どのような換気システムを採用しておられますか。
換気不良の場合に結露が問題になることもあります。
あるいは,私は使ったことがないので,良く分からないのですが,複合サッシに何か問題があるのかもしれません。