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[4160]平屋部分への増築

質問者:mame−toyo / 最新の回答・ご意見者:mame−toyo / 回答・ご意見数:1件
カテゴリ:資金 / 2012年01月26日 11:33

40年前に建て売りで購入した
木造2階建ての家です。玄関とその横の部屋のみ平屋です。

20年ほど前に市の耐震検査を受け、
壁や床・台所・浴室など新しくし、
10年ほど前にシステムキッチンの一部を新しくしました。
まだまだ丈夫で綺麗な家だと思っています。

子供二人が結婚し、
家を出たため二人で暮らしていましたが、
やはり二人では少し広すぎるので、
2世帯にして娘夫婦と同居したいと思っています。
まだ二人には子供がおらず、
これから作るか作らないかは分からないこと、
私達もこれからどんどん高齢になり、
どのような生活スタイルになるか分かりません。

壊して全てを建て替えるとなると、大がかりになり、
これから変わるであろう生活スタイルや、
ローンなど不安なのもあり、
出来たら、玄関とその横の部屋の平屋部分の屋根を取り、
その部分に独立した2階を建て、
将来、娘家族だけの生活になったときに、
増築した部分のみを残して古い部分を取り壊し、
新たに必要な広さの家を建てて住み続けて貰いたいと考えています。

技術的には無理ではないのだろうと想像出来るのですが、
娘は、それならば平屋部分を壊して、2階建てを建てた方が
安くなるのではないかと言っています。

古い人間なので、使える物を壊すことに抵抗がありますが、
やはり費用面が優先すべきなのかとも思います。
アドバイスをお願いします。

これまでの回答・ご意見数1

アドバイザーからの回答

アドバイザー  相談者
myph

栃木 渡

一級建築士事務所 株式会社 北工房 代表取締役
2012年01月26日 12:17

所在地:北海道札幌市中央区北1条西15丁目1-3 大通ハイム409
URL:http://www.kitakobo.com/
PR:住宅設計に関わって30年が経…

悩ましいところですねぇ。。。

40年前となると、建物自体は「旧耐震」と称する、古い耐震基準で作られています。今の基準からすると、たいへん「緩い」物で、耐震補強工事をするにも、処置のしようが無い、、、という実情です。実際に、耐震補強工事の補助金申請などしようとしても、ほとんどの場合、昭和」56年以前の建物には補助金が出ません。言葉を選ばずに言えば、「やろうにも、ど〜しよ〜もねぇ、、、」という事です。

また、20年前の耐震検査がどのような物であったか判りませんが、少なくとも現在行われている耐震診断よりは技術的に「緩い」物だったと想像できます。この点、まずご理解下さい。

で、どのように増築するかは別にして、手続き上のお話だけしますと、増える部分の面積が10?程度(6畳くらい)の増改築であれば、確認申請などが不要ですが、多分、ご相談の状況ですと、確認申請の手続きは必要そうですね。

その場合、S56年以前の建物の増改築には、少々、コツが必要で、お嬢さんのおっしゃっている方法の方がやり易いです。ただ、費用は、お嬢さん式の方が、かかり増しになりそうですね。

神奈川ですので、耐震性についてもご心配でしょうから、その観点からのアドバイスになりますが、重箱を乗っけるような増改築は、どうしても下の部分(1階)に不安が残りますが、古いマッチ箱の横に新しいマッチ箱をくっつけるような増改築ですと、少なくとも新しいマッチ箱は、現在の基準に従って作る訳ですから、その部分に関しての安心感は増します。

増改築の手続きや、構造、さらには、タイフスタイルまで、真剣にアドバイスしてくださる設計事務所さんか、工務店さんを探してみてください。。。

お言葉だけのご相談で、図面も、現状も拝見しておりませんので、こんなところで宜しいでしょうか?

myph

mame−toyo

所在地:神奈川県
2012年01月26日 12:39

早々のご回答を有難うございます。
検査もしていたので「頑丈でしっかりとした家」と勝手に思いこんでいましたが、耐震性について絶対ではないということなのですね。分かりました。
費用をかけても建て替えるべきか、もう一度家族で相談をしてみたいと思います。
有難うございます。

※アドバイザー以外の一般ユーザーからのご意見

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