>口頭で大丈夫ですと言われてもとても信用できません。

困りましたネェ...(^ｍ^;;;。ひょっとしたら、私の申し上げる事も信じていただけないかもしれませんが、、、まずは一通り・・・

「コンクリートは濡れていた方が強度ＵＰ」・・です。基本的にはコンクリートは「乾いて」強度が出るものでは無く、「水と化学反応」して強度が出るものなのです。ですから、当然、水が必要です。コンクリート打設前や後には、むしろホースで水撒きしなさい！と建築の学校の教科書に書いてあるくらいです。雨と一緒にコンクリートが流れ出しているような状況でなければ、シート養生していないのは、「正しい」養生です。ピーカン天気がコンクリート打設には不向きです。水が少々、溜まっている状況というのは、、きっと強いコンクリートが出来ますよ。（＾▽＾

細かな技術的なお話をしだせば、キリがありませんが、仮に「設計で想定した以下」の強度しか無いコンクリートでも、構造設計の立場から言うと、実際上はほとんど問題ありません。経験則からの大雑把なイメージとしては、半分以下の強度しかなくても、大丈夫だと思います。ヒビ割れなどに関しての心配であれば、むしろ「鉄筋」が大事です。

既に、打ち終わったコンクリートの強度試験は、いろいろありますが、コンクリートは、時間をかけて強くなっていきますので、「今」試験をやっても、あまり意味が無いと思いますよ。

私は、コンクリートの強度の問題よりも、実は、ななさんの「心持ち」の方が心配です。

「口頭で大丈夫ですと言われてもとても信用できません」
これは、一生懸命やっている設計者や施工者にとっては、とても切ない状況です。無論、各種証明書を提出したり、わかりやすい説明をする義務が彼らにはありますが、極端に言えば、「最初から悪者扱い」では、何を言っても信じてもらえず、どうしようもなくなります。
私も、そのような立場になった事がありますが、一生懸命やればやるほど、会話がかみ合わず、最後は、こちらのモチベーションが下がってしまい、「もぅ、、ど〜でも、え〜わ〜」状態になってしまいます。そうなると結局損をするのは、ななさんです。

「契約」をされたという事は、「双方の信頼」があってこそ。。のはずです。
これから数ヶ月の工事を経て、その後多分、数十年は住み続ける家です。実際はどんなに頑丈な家でも、ななさんの「信頼する心」が脆弱では、住み心地も悪いです。。

もう少し、業者さんのお話に、素直に耳を傾けてあげてください。それが、結果としてななさんの「得」にもなると思いますよ。