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[4318]基礎外断熱のシロアリ対策

質問者:weipa / 最新の回答・ご意見者:前林 十三男 / 回答・ご意見数:1件
カテゴリ:構造・建材 / 2012年02月12日 22:11

現時点において基礎外断熱でのシロアリ対策としてもっとも有効な方法は何でしょうか。私が調べて限りでは?防蟻材入り断熱材を使う?発泡ポリカーボネートボードを断熱材として使う?特殊なステンレスメッシュの施行(ただし特定の業者しか使えないよう)?基礎断熱をあきらめ床下断熱にする、などが考えられますが。

これまでの回答・ご意見数1

アドバイザーからの回答

アドバイザー  相談者
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前林 十三男

株式会社 青山プリザーブ
2012年02月13日 09:32

所在地:北海道札幌市清田区平岡3条3丁目1-5
URL:http://www.aopuri.co.jp/
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日本の住宅に害を及ぼすシロアリ科(または目)では、イエシロアリ、ヤマトシロアリ、アメリカカンザイシロアリの3種が代表的です。愛知県で県内に建築予定であれば3種とも被害が想定されます。潜る、掘る、齧る、飛ぶ、隠れるなどの戦略で、食量や棲み家を求めて私たちのごく近くまでやってきます。あるいは材に入り込んだ状態で持ち込まれる場合も想定されます。これらは彼らが生きのびるための行動で、他の生物に気付かれないように用心深く接近してします。その戦略に関するヒトの英知は十分なものではありません。それが現時点における対策を考える上での条件です。
防蟻剤入り断熱材と防蟻特性のある樹脂の断熱材の場合は断熱材そのものへの被害はほとんど受けないと思われます。金属製のメッシュ素材の場合もその箇所での被害は回避できるでしょう。
さて、もっとも有効な方法の「もっとも」にどのくらいの期待を込められているのでしょうか。そこが問題です。その家がある限りシロアリ被害は被りたくないというのは誰でも同じ思いですが、ヒトの思惑に全く関係なく生きているシロアリにとって木造住宅は食べものであり棲み家です。
しかし、人間は金銭で物質を手に入れる知恵を発展させた保険という仕組みを持っています。シロアリ予防工事にはこの手があるので検討する価値はあると思います。施工範囲と対象となる種を特定した保険なのでしっかり確認しておく必要があります。

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