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[4531]ピアノの補強なし、点検口なし

質問者:MMJ1204 / 最新の回答・ご意見者:栃木 渡 / 回答・ご意見数:2件
カテゴリ:工事ミス・トラブル / 2012年03月08日 15:33

3か月前に新築の家が完成したのですが最近になって玄関内の上部当たりで変な匂いがする為、各点検口から確認すると床下の断熱材やユニットバス上部の断熱材の施工がおかしいのではないか?と思う状態でした
(写真を添付します)これくらいは常識でしょうか?

匂いの件ですが、設備屋さんに来てもらい汚水桝の状態、床下のバス、トイレ、洗面所、洗濯機周りを見ても異常はなく匂いもなく、1F,2Fトイレ、洗面所付近では匂いがしませんあとは2階のトイレの排水管しか考えられず、図面に記載の1階和室から天井に点検口があるからそこから点検しようとしたら点検口がありません。(他に考えられるところがありますでしょうか?)

ハウスメーカーに話したらツーバイフォーのためそこに点検口をつけても見えませんよと言われ、洗面所に穴を開けて確認しましょうと言われてます。
(長期優良住宅なのに点検ができない)これっておかしくないですか?
又、他に確認の方法がありますでしょうか?

また、2階にピアノを置くために補強(根太のピッチを半分)もされてなく今更、1階より補強工事をしますと言われています。
他にもいろいろあり信用できません。
私としたら工事はしたくなく2階床荷重の計算をしてもらい床中央部分で550kg、壁際1.1tという許容荷重でした、地震時(地震等級2)に影響はないのですか?
また、今後太陽光パネルなどの設置をした時の影響はないでしょうか?
(屋根は瓦です)
出来れば工事はせず代金の返却と考えています。

いろんな質問をしてすいませんがよろしくお願いします。

画像 »



これまでの回答・ご意見数2

アドバイザーからの回答

アドバイザー  相談者
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竹沢 正弘

瀬尾建設工業 株式会社
2012年03月08日 16:21

所在地:北海道羊蹄山の麓・倶知安町
URL:http://www.seo-ken.co.jp/
PR:「ウデより口が立つ」もので…

>断熱材やユニットバス上部の断熱材の施工がおかしいのではないか?と思う状態でした
>これくらいは常識でしょうか?


 あまりきれいな施工ではありません。もちろん、ほめられるものでもありません。「修繕してよ!」レベルでしょうか?「常識」的には、10年前レベルでしょう。
 一枚目が、どこの部分かがわかりませんが、ポリフィルムを張り増しさせたら、いかがでしょうか?現在の下地のにそのまま張れると思います。
正直なところは、やり直しレベルに限りなく近い気はします。
 二枚目は、現場発泡ウレタンにて、隙間を充填しましょう。
そもそもは、このような痕を残すことが、問題ですが、バールなどでのあおった痕でしょう。
 三枚目は、持ち上げて?他と同じように落ちないように押さえましょう。
ついでに隙間をウレタンで埋めると、ベターですね。
 釘で押さえる。・・・・出来れば(私なら)ドーブチ(18×45)か、4×30程度の材料を打って押さえますが。

>図面に記載の1階和室から天井に点検口があるからそこから点検しようとしたら点検口がありません。(他に考えられるところがありますでしょうか?)

 
 完全に無いのか?あるいは、和室であれば、押入の天井が固定されてないで、持ち上げることが出来るようになっていませんか?

>2階にピアノを置くために補強(根太のピッチを半分)もされてなく今更、1階より補強工事をしますと言われています。

一階の天井をはがすことで、施工は可能だと思われます。
天井下地、根太の納まりによりますが、(私なら)ピアノを置くのであれば、補強する方が良いと思います。
 あるいはですが、無理して補強しなくとも、ピアノの下に合板(コンパネ)を敷くということでも、さしあたりは良いかもしれません。
 ただし、根太にしっかり乗っているように、気をつけることが必要です。

 太陽光パネルは、情報が少なく、回答は保留します。

>他にもいろいろあり信用できません。


 結局はこれに終始すると思いますが、他の質問でも回答されていますが、業者とは、長いつきあいになるものです。慎重な判断をしてくださいますように、お願いします。
myph

栃木 渡

一級建築士事務所 株式会社 北工房 代表取締役
2012年03月09日 04:02

所在地:北海道札幌市中央区北1条西15丁目1-3 大通ハイム409
URL:http://www.kitakobo.com/
PR:住宅設計に関わって30年が経…

長期優良住宅の点検口に関して

図面記載の物が「無い」のは、長期優良住宅に限らず、少々問題かな?とは思います。但し、長期優良住宅で定義するところの点検口には例えばダウンライト(天井埋込み照明)をはずせば、マイクロスコープなどで容易に点検できますので、それらのいわゆる四角くて天井に顔を突っ込むような物以外m含まれます。

床荷重について

550kgの根拠が不明ですが、おそらく、「建物全体」の計算をする時に、全ての床に550kg/?の荷重をかけたとして計算しました、、という事と思います。これは、6帖間に20人くらいお相撲さんが居る感じ、、家中だとなん人でしょうか?数百人?居る時に偶然に大地震が発生した、、、というような、有り得ないくらい過大な設定です。ピアノの有無で、建物全体に何か影響があるような事はありません。
1.1tの根拠は、、、不明ですが、壁際の方が「強い」のは理屈に合っています。

長期優良住宅の等級2 とは、家中お相撲さんだらけの時に、基準法で想定している地震力の1.25倍の強さの地震が来た、、、という想定です。ピアノ1,2台の有無で影響があるはずがありません。

2×4の場合、在来に比べて床根太のサイズが大きく、普通に考えて、床補強が無くとも、構造上はそれほど心配するような事は無いと思いますよ。アップライトのピアノなら壁際でしょうし・・・・・。

太陽光パネルに関しても、計算する者の感覚としては「軽い物」の範疇です。計算書上の途中経過の数値には影響ありますが、建物の存続に関わるような結果影響は有り得ません。


担当者の方の説明が、微妙にピントがずれていて下手くそ感はありますが、何か意識して「嘘」をついてる印象は全く無いのですが。。。。(^^;;

>出来れば工事はせず代金の返却と考えています。

申し訳ありません、、、これが保障とかの意味であれば本末転倒と思います。お金をいただけば、、、「安全」なのでしょうか?
ご不安な気持ちは良く判りますが、それがお金で解消できるとは思えません。不安であれば補強工事をしてもらうべきです。

気持ちのどこかで、ホントは大丈夫そうなのは判っているけど、約束と違うので、お金が貰えるのならもらっとこうか、、、、、、という事では無いですよね。

良く話し合われてください。

※アドバイザー以外の一般ユーザーからのご意見

一般ユーザー  相談者